NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

ホワイトナイツ~白夜~

2009-12-31 16:09:00 | 映画
もうちょっとで日が暮れる

50本近く溜まっている映画の感想を消化します

「ホワイトナイツ~白夜~」(1985年、アメリカ映画)を観ました。
かつてソビエトからアメリカに亡命した著名なバレエダンサーが、日本に公演で向かう途中ソビエトで飛行機が不時着したためソビエト当局に拘束されてしまい、そこで出会ったアメリカから亡命した黒人男性と友情で結ばれるという話。
確か主役のバレエダンサーを演じていたミハイル・バリシニコフも著名なバレエダンサーで、ソビエトからアメリカに亡命した経歴を持っていたと思います。
話はやはり終盤がスリルあっていいですし、ラストもちょっと意外でしれがまたいい味を出しています。
バリシニコフとグレゴリー・ハインズが揃って踊るシーンは観ていて気持ちいです。
この映画はアメリカで製作されているけどちょっと異色なのは、当時の冷戦という状況と俳優陣が独特であることかな。
イングリッド・バーグマンの実娘のイザベラ・ロッセリーニや、「コットンクラブ」にも出ていたグレゴリー・ハインズ(何年か前に癌で他界。アカデミー賞の追悼コーナーでも紹介されてました)。
そして何よりもライオネル・リッチーの歌う主題歌“Say you say me”でしょう。
あまりに有名なこの歌は、アカデミー賞主題歌賞も受賞しています。
ラストシーンからこの曲が始まる時はちょっとシンミリ。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:虹/福山雅治

一年を振り返って

2009-12-31 10:39:42 | 雑記
昨晩は毎年恒例の高校時代の友人との忘年会でした。
僕以外皆理系で高校の時もクラスは離れていたんだけど、毎年会ってる仲です。
半分以上が地方で働いているという状況の中、こうやって集まれるのは嬉しいことだと思います。
来年は皆29歳になるということでちょっと凹んだ場面もあったけど、来年以降も引き続き毎年会える仲でありたいです

今日で2009年も終わります。
2009年を振り返ると、やはり一番大きかったのは一人暮らしを始めたことでしょうか
6月に一人暮らしを初めて早半年。
最初は不安の方が大きかったのですが、今では自由を謳歌しています
その他で今年印象に残っていることと言えば、
①甲子園で野球を観たこと
②鹿児島、沖縄旅行に行ったこと
③基礎英語2を始めたこと
④後輩ができたこと
⑤スキーを13年ぶりにしたこと
⑥海外赴任から帰国した父と相撲に行ったこと
⑦JAZZコンサートを初めて観たこと
⑧大河ドラマ『天地人』全話鑑賞
⑨映画200本以上鑑賞
⑩堺雅人にはまったこと
⑪去年まで知らなかった人に出会えたこと
⑫mixiを始めたこと
の12項目ぐらいです。
例年と比べると大きなイベントがあったわけではありませんが、採点を付けるとすれば60点の一年でした。
まだまだ精神的に未熟だし、人様に迷惑をかけることも多々あったと思います。
今年の経験を糧に来年は今年以上に頑張っていきたいと思います

遠くの空に消えた

2009-12-30 09:51:18 | 映画
今年も残すところあと2日。
この年末はちょっと時間あるので、「ゴッドファーザー」シリーズを再見しています。
3作合わせて恐らく9時間近くあるだろうから、ゆっくりできる年末に観ようと考えたわけです
「ゴッドファーザー」シリーズは、1作目と2作目がアカデミー賞作品賞を受賞しているから、その点でも注目ですね。
気が早い話ですが、アカデミー賞授賞式も年明けてすぐです。
今回はジョージ・クルーニーの「マイレージ、マイライフ」、ミュージカル映画「NINE」が有力候補だとか。。
「アバター」も技術面で食い込んでくることでしょう。
楽しみですね

「遠くの空に消えた」(2007年、日本映画)を観ました。
「GO」や「北の零年」で知られる行定勲監督作品で、主役は神木隆之介、大後寿々花。
空港建設反対で盛り上がる町を舞台に、そこに引っ越してきた空港建設主任の息子と、町の子供たちの友情・絆を描いた話。
話はちょっと長めで、星を捕まえるとか、奇跡を起こすとか、変な大人がたくさん出てくるところとか、ファンタジー色が強いため、従来の行定作品を観ている人からは批判の声も出てきそうな映画です。
でも僕はこの映画の雰囲気は好きですね。
ちょっとした悪戯が小さな希望を見せてくれるから、頑張るぞ!という気にさせてくれます。
子役が主演の映画って、子役に演技力がないと観ている側もテンションが下がるものですが、この映画はそれを感じさせません。
あと空港ファンとしては、空港建設反対の様子とか描かれているのが興味深ったです。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:San Sebastian/SONATA ARCTICA

ブタがいた教室

2009-12-29 20:35:33 | 映画
今日は小田原にある母の実家に行ってきました。
祖父のお墓参りをし、祖母に元気な自分の姿を見せるのが目的でした。
とはいえ、母の実家ではするこもなく祖母と父と一緒に『ガリレオ』の再放送を観ていたのですが…。
車も西湘バイパスを始め結構運転して気持ちよかったし、小田原ののんびりした気候は本当に落ち着きます。
帰りに乗用車2台が衝突した関係で渋滞となっていたのですが、当該事故現場を見た直後にラジオでそのことが流れた時には不思議な気分でした。

「ブタがいた教室」(2008年、日本映画)を観ました。
小学校6年生の学級で、妻夫木演じる担任が「豚を育てて皆で食べよう」と提案したことから巻き起こる騒動を描いた映画で、実話を基にしているから驚きです。
先生的には動物を食べることの大切さを教えたかったのかもしれませんが、そもそも豚にピーちゃんと名づけた時点で情は移ってしまうし、食べるか、生かしてそのまま育てるかの選択を小学生に迫るのは酷です。
そんな状況だけにアドリブを効かした子役の演技は迫力あったし、議論映画としてもよく出来ていると思います。
「ピーちゃんだけ助かって他の豚は食べていいなんて理不尽だと思います」みたいな台詞もグサッときます。
普段何気なく食べている肉も動物が犠牲のもとに食べられると言う、当たり前のことを再認識させてくれる映画です。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Snow drop/L'Arc~en~Ciel

『霊能力者小田霧響子の嘘』

2009-12-28 22:09:51 | 趣味
年末休暇でちょっと時間があるので、漫画を読み始めることにしました。
買った漫画は『霊能力者小田霧響子の嘘』(集英社)。
『ライアーゲーム』の作者である甲斐谷忍の作品で、ミステリーとしてそこそこ良く出来ていると同期に教えてもらったので買ってみたのでした。
絵のタッチはちょっと雑な気がするけど、そのうちドラマ化されそうな感じのテンポで進んでいきます。
ギャグとミステリーを程よく混ぜているのがいいですね。
まだ1巻しか買って読んでないけど、漫画は普段『名探偵コナン』しか買わないからこうやって新しい漫画を発掘するのは新鮮です。
まだそんなに巻が出ていなくて(量が多いと読めないからね)、おススメの漫画があったら是非教えて欲しいです

今日一番聴いた曲:The day you died/ARCH ENEMY

クヒオ大佐

2009-12-28 09:53:09 | 映画
せっかくの休日なのに早起きしてしまいました
朝ごはん食べて、英語の勉強してパソコンの前に座している自分がいます。

『坂の上の雲』第1部が終了。
第2部は来年12月に放送と言うことで、随分と間が空きますね
毎週日曜日夜に1時間半もやるのは結構辛かったけど、
第1部は中々楽しく観ることができました
秋山兄弟と正岡子規の周辺には高橋是清、小村寿太郎、夏目漱石、森鴎外、東郷平八郎など有名人がたくさんいたことも初めて知りました。
来週からは早くも大河ドラマ『龍馬伝』がスタートします。
先々週ちょこっと高知に行ってきただけに、結構楽しみです

フィギュアスケートの代表が決まりましたね。
大方予想通りの顔ぶれで、メダルへの期待もかかります。
驚きなのが、シングルで代表が内定した6人の選手のうち3人が自分の生涯ベスト10映画(「道」、「エイリアン2」、「ウエストサイド物語」、「巴里のアメリカ人」、「駅馬車」、「ライアンの娘」、「大脱走」、「モダンタイムス」、「メトロポリス」、「ラストエンペラー」)のテーマ曲で演技していることです。 
高橋大輔は「道」のテーマ曲だし、
鈴木明子は「ウエストサイド物語」のテーマだし、
織田信成はチャップリン演じてるから多分「モダンタイムス」のテーマ曲を使っていると思います。
何たる偶然
好きな映画の音楽で演技するだけに是非頑張って欲しいです

「クヒオ大佐」(2009年、日本映画)を観ました。
過去の日記を観ても分かるようにもう2ヵ月半ぐらい前に観た映画です。
エリザベス女王の親戚で、カメハメハ大王の末裔、怪しい英語&日本語につけ鼻をして女性を騙すジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐の話。
宣伝文句にもあるようになんでこんな胡散臭い男にみんな騙されるのか。
そこがこの話の面白いところで、堺雅人の詐欺師ぷりも中々様になっています。
クヒオ大佐の何気ない行動、表情、そして時に一生懸命になったり失敗する所。
こう言った所が巧く描かれているからこそ、ある種のヒューマンドラマを形成しており、見応えある作品に仕上がっているのでしょう。
評価は《》としておきます。

『ウランバーナの森』

2009-12-27 20:19:05 | 
今日は知り合いと上野の黒船亭にランチを食べに行きました
黒船亭はその前身の店にジョン・レノン&オノ・ヨーコ夫妻が訪れたこともある有名洋食店です。
さすが有名店というだけあって行列もできており、15分待たされました。
有名なハヤシライスを食べたのですが、美味しいけどめっちゃ美味しいというわけでもなく、まあこんなもんなのかなと納得。
僕の美味しい洋食屋巡りの旅はまだまだ続きます

本日、奥田英朗のデビュー作『ウランバーナの森』を読み終えました。
偶然にも先述した某有名ロックバンドのメンバーだったジョンとその日本人妻の軽井沢での静養を描いた話で、フィクションだけどノンフィクションでもある不思議な作品です。
ただ、主人公をジョン・レノンとオノ・ヨーコと直接的に言及する所はないのが興味深いところ。
実際ジョン・レノンは1976年~1979年にかけて毎夏軽井沢で過ごしていたらしいから、そこに焦点を当てた奥田英朗のアイデアと、ジョンが原因不明の便秘に悩まされ、更には過去の悪夢に悩まされるという設定も中々良く出来ています。
キース・ムーンぽい人も出てくるし。。
奥田作品は伊良部先生シリーズ3冊しか読んだことなかったけど、この作品も伊良部先生シリーズと通じる独特の“ありえない感”が行間に滲み出ていてとても楽しく読むことができました。

ちなみに今日昼を一緒に食べた知り合いは今奥田英朗の『最悪』を読んでいるのこと。
黒船亭→ジョン・レノン&オノ・ヨーコ夫妻→『ウランバーナの森』読書終了→奥田英朗→『最悪』を今読んでいる知り合い。
なんとも偶然が続いた一日でありました

今日一番聴いた曲:Goodbye my friend/BLIND GUARDIAN

たみおのしあわせ

2009-12-27 10:17:06 | 映画
先日手帳の中身を来年用に買い換えました。
昨日来年3月までの予定を書き込んでいたら、めちゃくちゃ忙しいわけではないけど、そこそこ忙しくてなんだか鬱になりました
補習所も始まるし、修了試験の教材はバンバン送られてくるし、仕事も増えてるし…
年末年始ゆっくり休んで頑張るしかないですね。。

「たみおのしあわせ」(2008年、日本映画)を観ました。
オダギリジョー、麻生久美子という『時効警察』の組み合わせ主演のゆるい感じの映画です。
全部平仮名のタイトルが作品の性格を物語っています。
オダギリ主演作にしては分かりやすいストレートな映画で、
最後のシーンとか突然過ぎて面白かったです。
怪しい叔父役の小林薫は「東京タワー~」の時も思ったけど、いい俳優ですね。
評価は《》としておきます。

アバター

2009-12-26 12:06:53 | 映画
連続投稿。

一昨日が仕事納めで、昨日は休みだったため、崇拝するジェームズ・キャメロンの12年ぶりの監督作品「アバター」(2009年、アメリカ映画)を観に行きました。
平日真昼間だと言うのにかなりの混雑ぶり。
これもキャメロン効果なのか。
何度もしつこく書いているのですが、私はキャメロンの「エイリアン2」を観て衝撃を受け、映画好きになったといういきさつがあるため、キャメロン作品の大ファンであります
なので今回の「アバター」もキャメロンが監督と言うことで、製作中から公開が本当に楽しみな作品でした

入り口で300円払って3D用のメガネを受け取り、いざ鑑賞。
やはりキャメロンらしいスケールの大きな作品に仕上がっています。
惑星パンドラの映像美、迫力ある3D映像、そして銃撃戦。
スピルバーグも「『スター・ウォーズ』以来の衝撃的なSF作品」と話していたのも納得です。
映像に圧倒されますが、ストーリーも一定のテーマを持ってしっかり描かれているし、途中中だるみするところもあったけど、話に起伏を設けて最後まで魅せるのは「さすがキャメロン!」と思わずにはいられませんでした。
嬉しいのはグレース役でシガニー・ウィーバーが出演していること。
キャメロンとシガニー・ウィーバーは「エイリアン2」の黄金コンビだから「エイリアン2」ファンとしてはまた特別な思いで観ることが出来ました。
さらに音楽も「エイリアン2」、「タイタニック」でキャメロンと組んだジェームズ・ホーナー。
どこまで「エイリアン2」ファンを喜ばせてくれるのかという感じです
上映時間162分。
復活作にしては長すぎだけど、それだけキャメロンが温めてきたテーマの映画だと考えられるし、キャメロンの映画に対する意気込みも伝わるのでキャメロンの復活を喜ばずにはいられません。
本当に嬉しいです
評価は五つ星を付けたいのですが、キャメロンの健在ぶりとこれからの作品に対する期待を込めて《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Neverending story main theme/Klaus Doldinger

今年のベスト映画

2009-12-26 11:49:16 | 映画
気が付けばクリスマスも終わり、今年も残すところわずかとなりました。
そして気が付けば映画鑑賞200本を達成していました
仕事しながらにしてはまずまず観たのではないのでしょうか
そろそろ毎年恒例の“今年のベスト映画”を決めようと思います。
今年私が満点である五つ星を付けた映画は以下の8本です。

①「ガタカ」
②「キリング・フィールド」
③「スラムドッグ$ミリオネア」
④「ぼくは怖くない」
⑤「ボルベール/帰郷」
⑥「人生に乾杯!」
⑦「南極料理人」
⑧「みなさん、さようなら」(まだ感想書いてない…)

上記作品はどれも甲乙つけがたいのですが、ベスト映画を選べと言われたら、やはり「スラムドッグ$ミリオネア」と「ボルベール/帰郷」、「人生に乾杯!」、「南極料理人」の4本でしょうか。
4本は多すぎだけど、この4作品は是非多くの人に観てほしい
そんな思いを込めて選ばせて頂きました。

来年は修了試験があるし、年次も上がって仕事の量も増えてきて映画を観る本数も減るかもしれませんが、マイペースで観たい映画をどんどん観ていけたらと思います