NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

チェケラッチョ!!

2010-06-05 09:30:50 | 映画
今週一週間は本当に長く感じました。
でもあと1週間頑張れば遂に繁忙期からも解放。
W杯が待っているのでテンション上げて行きます

「チェケラッチョ!!」(2006年、日本映画)を観ました。
沖縄が舞台のテンションが上がる映画です!
下記予告編観てるだけで元気を貰えます。
予告編
いけてない3人の学生が、ヒップホップバンドを組んで頑張る話。
ヒップホップはあまり得意ではないけど、沖縄の空気が映画全体を優しく包んでくれて、はじけがちな題材の映画をちょうどいいテンションにしてくれます。
市原隼人や井上真央と言った今を代表する俳優もいい感じだし、その脇を固める松重豊や陣内孝則のそれぞれ一歩引いた演技がこれまた味があっていいです。
沖縄を舞台にした映画に悪い映画はない!と改めて感じさせてくれた映画でした。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Enemy within/ARCH ENEMY

『新釈 走れメロス』

2010-06-02 22:09:45 | 
まったく、日本の首相はポンポン変わりますね。
これだから日本の政治は嫌いです。
日本に限らず政治は嫌いなんだけど…
 
森見登美彦大先生の『新釈 走れメロス』(祥伝社文庫)を読み終えました
『走れメロス』の他、『山月記』や『藪の中』等、日本文学の代表的な作品を、原作をベースにしつつ舞台を京都に移してパロッた小説です。
『走れメロス』なんて、サークルの部室を取り返すために、学園祭でピンク色のブリーフいっちょうで踊る羽目になった男が、姉の結婚式に出るために実家に戻らなければならず(実はこれは嘘)、親友を人質に残して京都の街中を逃げ回ると言う話で、ご丁寧なことに文庫本には彼の逃走経路が書かれた地図まで載っています。
森見自身、あとがきで述べている通り、偉大な作品をリメイクすることに対して、“原作を愛する読者の愛”が大きすぎて恐れ多いと書いているものの、そのどこか挑戦的な姿勢もさすが森見と思わずにはいられません。
とにかく森見節満載で、ひたすらワクワクしながら読みました。
本当にこれだけ腐れ大学生を描いていても、独特の表現で読者の心を惹きつける森見マジックは凄いと思います
森見作品を全作読む気満々です

今日一番聴いた曲:Ghost love score/NIGHTWISH

ミラクルバナナ

2010-06-01 22:32:01 | 映画
今日は同期と後輩と3人で、仕事帰りに『さぼうる』という神保町にある有名喫茶店で夕飯を食べたんですが、ここのミートソーススパゲッティが思いのほか美味しくて感動
素朴な味ながらも、どこか懐かしさのある味で、これは病みつきになりそう
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「ミラクルバナナ」(2005年、日本映画)を観ました。
タヒチと間違えてハイチに赴任してしまった女性が、現地の人とバナナの木から紙を作ることに奮闘する話。
主人公の女性の頑張りに焦点が当てられがちだけど、実際にハイチロケをしてハイチの現状も巧く描いているから、中々の力作に仕上がっていると思います。
こう言ったタイプの映画は偽善的ともとられかねないけど、この映画はそんなことを微塵も感じず、そればかりか人々が皆温かく、観ていて和みます。
中南米に住んだことのある身としては、こうした国の現状を伝えてくれて、貴重な映画となりました。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Welcome to dying/BLIND GUARDIAN