目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

復活はグッド・オーメン

2018-07-16 | 日記

暑い日が続きますね。

汗をかきっぱなしでなんと云う浄化の日々でしょう。

私の家にはクーラーどころか扇風機もありません。

否、扇風機だけは二十数年前のを持ってます。

この家は今も使用中のアンティークハウスです。

なんでも古い。


持ってるだけですが、過去に暑さ対策で使ったことも一、二度はありました。



そう云うわけで

暑い時には汗をかいて体を冷やすのが我が家流。

または川へ行く。





朝からセミが鳴いて暑いには暑いのですが、

その中にも微妙な変化があります。

昨日は午後から留守にしたのでわかりませんが、

おとといまで

二階の部屋が暑すぎて座っているだけで流れた汗が、

今日は汗もかかずに過ごせています。

暑い熱気は感じるものの、暑さの質が

ちょっと変わったのかもしれません。

いい感じです。

暑いけど汗はかかないし時々そよ風が・・・・




読者の皆様には私の記事の中に

パキラの話があったのを覚えていらっしゃる方もあるでしょうか?

ふた冬前にホームセンターで売れ残っていた観葉植物のパキラの話です。

なんども記事にしたものです。

お気に入りで可愛がり過ぎた時もありました。




山里地方ではパキラは最低気温の生育限界を超えています。

最近では密閉率の高い新しい家などでは一日中暖房の中で

冬を越せるみたいです。

園芸店でも普通に売っています。

でも実際我が家のような古屋で隙間風やら薄い壁などの

環境下では

やっぱり厳しかったようです。

一冬目はなんとか越冬でき炊けど、

この冬のマイナス十度が一週間以上続いた後、

順番に葉が落ちてついには根も枯れてしまいました。


すごいショックでしたよ。

泣きました。

やっぱり無理だったのね・・・・

ごめんねパキラ・・・・・


そして涙ながらに立ち枯れたパキラをしばらくは玄関に置いておきました。

なんとなく捨てるに忍びなく、

もしかしたらよみがえるかも・・・・

そんな儚い望みとともに時間は経ちましたが

一向によみがえる気配もなく、

諦めて今度は道具小屋の隅に転がして置きました。

その時はまだ鉢に入ったままです。

それからGWがすs着た後、

ちょっと迷いましたけど、

もう完全にダメでしょう、と

とうとう見切りをつけましたの。



立ち枯れたパキラを触って見ると

ぐらっと傾いて

根っこがなくなっているのが見えました。

引っこ抜いたらもう根はほとんどありませんでした。

それで植木鉢を片付け、哀れパキラは塀の隅っこに打ち捨てられたのです。

その後どれだけの時間が過ぎたのか覚えていませんが、

昨日の午前中、花盛りのタイムを摘んでいた家人が小さな悲鳴をあげて

私を呼びました。

行って見るとなんと

あの死んだと思っていたパキラが

葉を青々と広げているではありませんか。

えー生きてたのー






なんとびっくりな話でしょう。

てっきり死んだと思ってました。



ゴミの中に捨ててなくて本当に良かったです。



根っこはほとんど抜いた時の状態のままなのにね。

どうやって生きていたのでしょう。



パキラは樹形が特徴的で根元が太っているでしょ。

どうやらあそこに命のエネルギーが蓄えてあるような気がします。

それにしてもびっくりしました。

びっくりとともに

この兆は私たちにとってとても良い知らせに感じるからです。

実は明後日、

家人が骨折した足の再手術をすることになっています。

死んだと思っていた植物が復活したニュースは

手術に臨むにあたってとても心強いメッセージと受け取りました。

先日九十一歳のおばあちゃんが大腿骨骨折から復活し

再び歩いているというブログの記事を読みました。

健康であればその年になっても骨は再生できるのに、

がんのための骨折なので

それができません。

そのため今回の手術もこれが最後とは言えない可能性を持っています。

ですが、今の状況下で自分が望む手術を受けられることはむしろ幸運かもしれません。

手術が成功すればの話ですが・・・

わがままなお願いですが、

どうぞ皆様も心に感じるところがあれば

明後日の手術がつつがなくすみますよう家人のために祈ってくださいませ。

見も知らぬ、ネットの一読者様のお気持ちでも

大きな力になると信じています。

もちろんお気持ちがあればで結構ですよ。

早速パキラを鉢に植え戻したいと思います。

夕方になったらね、少し涼しくなるでしょう。


明日から入院です。

しばらくはまた一人暮らし。

寂しくてたまりません。












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彼女

2018-07-15 | 日記
友達が先週白生地を持ってきて

草木染めで染めてほしいと言うのです。

茶色系希望と緑系希望の布が二枚ずつだったので

おととい茶系が出るクルミでそのうちの二枚を染めました。

彼女はその二枚でブラウスが作りたいと言っていたのです。

ブラウスに仕立てるなら、

なるべくムラのできないよう、同じ色に染めあがるよう、

気を使いながら染めました。

明るい茶色で下地の綸子模様の光沢が

陰影を見せて薄いめだけど品のある色です。

で、この前見せたんですよ。

そしたら彼女なんて言ったと思います?


「あら、同じ色に染めたんだ、私は別の色の方が良かったんだけど・・・・」






「別の茶系で色違いがいいなって思っててん」

「やっぱりそれを言わな分からへんわな」って


当然じゃ

このアホ。



普通ブラウスを作ると聞けば

できるだけ同じ色に染めてあげたいと誰だって思うでしょ。


言わなければ分かるわけないですよ。

それ当たり前のこと。

たいていのことはそうなんです。

そのために口も言葉もあるんです。



確かに

以心伝心というケースもありますが・・・


もし私が何も聞かなくても

彼女は茶系の色違いで染めた服が着たいのかもしれない、

とそう思ったとしたら、

私は彼女と結婚していたかもしれません。


人の心やマインドって

何を考えているのか本当にわからないものですよね。


彼女の件にしても、

もし彼女が本気で

言わなくてもわかってもらえるだろうと期待していたのだとしたら、

ちょっと困りものです。

思いもかけないことを突拍子もないことを

やってしまうところがあるのです。


でも、今回はきっと云うのを忘れていただけなのでしょう。

彼女は私の大切な友人なので

全て善意に解釈できます。


身の回りに起こった小さなことを

善意に捉えるか否かで

その後に起こることが変わってくることを

ご存知でしょうか。




猛暑が続きます。

熱中症に気をつけてできるだけ涼しくしてお過ごしください。

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敏感肌の人には絹のスカーフをお勧めします。

2018-07-14 | 日記

昨日の朝、自分の「ああ、がっかり」の記事が

アップされているのを見てびっくりしました。

下書きに置いたはずの記事だったのです。

絞りがどんな失敗になったのか、写真も撮ったのでそれもアップしようという経過うでした。

ところが、またまたphotosの機嫌が悪くうまく繋がらず、夜中ということもあり、

下書きに置いたつもりで寝てしまいました。

その中途半端な記事がアップされていたので

朝からああ、びっくり。


まあいいや、どうせ失敗の作品です。

人に見せるまでもないという神様の計らいだったのでしょう。

失敗をそのままにするに居た堪れず

すぐに二度染して隠してしまいました。

素早い対応でしたわ。

昨日は一日photosがままならず、結局最後寝る前になってようやく機嫌が治ったものの

今度はカメラのバッテリー切れ。

記事がアップされてから二日も経っての写真を見たら

もういいや、って気になってしまいました。

悪しからず。



去年の秋、朝晩の寒さが身に染みるようになった頃のことです。

首の周りの冷たい風を防ぎたい、と云う家人の要望に応えて

草木染めで染めたスカーフを一枚あげました。

初めは喜んで使っていたものの

そのうちすぐにつけ心地が良くないと云うクレームがつきました。

その頃はまだ抗がん剤治療の真っ只中で

全身の神経が過敏に働いて

感覚が鋭敏になっている時でした。

ガンを発症し食べるものを受け付けなくなった体は

様々な感覚を過剰に働かせていたのかもしれません。

匂いにも敏感で

当時は二階へ上がれずに階下にベッドを置いて休んでいたので

料理の匂いが我慢できませんでした。

一番ひどい時期は外で調理をしたほどです。

そんな感覚が鋭敏になった家人に、

今度は日本製の絹のスカーフを試してもらいました。

最初に使ったのはシルク百パーセントですがインド製でした。

それがなんとなくガサつくと云うので日本製に変えると

もうその違いが歴然と現れました。

日本製のシルクは柔らかくて肌に気持ち良いのです。

日本製を使い始めたらもう離せなくなりました。

敏感肌の人には絶対にオススメの日本製シルクのスカーフですよ。




その滑らかさは他に比べるものがないくらいに

精錬されています。

インドのシルクもその見た目や織り方などで素晴らしいものがあります。

でも日本製シルクのあの感触は

アジアのどこの国のものと比べても格別です。


日本のシルクが長く欧米でもてはやされ、わが国を潤してきたかよくわかる気がします。

けれども日本の着物文化の敗退とともに

日本製絹はすっかり人々から見放され、わずかに高級なものとして

棚の上に挙げられてしまったのです。

大正時代には銘仙など普段着にも絹を着る文化があったのにね。

日本の絹が忘れられていくのは寂しい限りです。


そこで私はできるならば日本製の絹を染めたいと思うようになりました。

でも日本製の絹は高いです。

スカーフ一枚でも値段がインド製の二倍近くから始まります。

これではとてもたくさんのスカーフを染めることはできませんよね。

資本金がいっぱいあれば別ですが。

そこで目をつけたのが着物の反物です。

反物だって安くはありませんが、

時々フリーマーケットなどで白生地が出るときがあります。

それとか白の長襦袢をほどいた布とか・・・

そんな風に手頃な値段で手に入った布を使うことにしています。

ただ日本製の布は

アジア製のものに比べて、
装飾がありません。

特に着物を解いた布は切りっぱなしでしょ。

染め用に売っているものも

フリンジとかついていないし、ただ細長い白い生地の切り端を三つ巻きにしてまつってあるだけです。


それを一色に染めてもなんだか芸がないような気がして、

絞りでも入れてみようか、と思ったのが

私の絞りレッスンの始まりとなりましたの。



初めて見ると絞りも奥が深く、

やればやるほど、考えるようになり

考えすぎて失敗することが多くなりました。

絞りって中々難しいものです。


それでも失敗すると気がつくところがあって、

次はこうしてみよう、とか

意欲が湧くのは確かですね。

今も時間を見つけて絞っています。





三時をすぎてそろそろ暑さが一段落したかしら。

台所の東側が日陰になっていることだし、そろそろ腰を上げて

先ほど集めた葛の葉の染め液作りを始めましょう。






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ああがっかり

2018-07-12 | 日記
やっと汗が引いてきました。

午後十時を過ぎてます。

昨日からまた染物を始めたんですよ。

夏野菜の畑仕事が一段落したし、せっかく植物が育っているのに手をこまねいているだけなのも

つまらないので思い切って

草刈りの途中、カラムシを集めて染め液を作りました。

でも葉っぱが少なかったせいか

薄い色しか出ませんでした。



去年染めた時はもっと濃かったと思います。

カラムシは茎が少し赤っぽいのです。

その赤が出ているのでしょう。

媒染は木灰でした。

昨日は夕方にクルミの木を切ったんです。

いちじくが日陰になってしまうのでクルミを切りました。

せっかくクルミの葉っぱが手の届くところにあるのですもの、

チャンスを生かしてクルミ染を強行。

木灰の灰汁も新たに作りました。


友達が茶色に染めたいと言って布を置いて行ったので

彼女の布を染めて見ました。


その後以前から布を絞ってあったのでそれを一枚染めたのです。


ちょっと凝って半分は木灰で媒染、半分はアルミで焙煎して見ました。

最後の水洗いをして絞りを解いて見て、

ああがっかり



なに、このジグザグ・・・・


あまりに適当にやっているので

どこでどうしてこうなったのか?

皆目わかりませんの


どう見たっていい加減にやって失敗したな、ってまるわかり。

家人もどう慰めようかと思案していた様子だったけど

やっぱりどこをどう見ても褒める要素なし。


口をへの字に曲げながら

「染め直した方がいいかもしれない」

そうね私もそう思います。


それにしても

私としては出来上がりを一応イメージしてこうなったらいいなと

楽しみにしていたのです。

なのに、

なのに

出てきた模様は




まさかこうなろうとは想像できませんでした。

さすが初心者です。

こうして絞りの奥深さに目覚める私でした。

一朝一夕で

簡単に素敵な模様が作れるほど単純じゃないんだよ、

絞りの世界。


それにしてもこの失敗にはちょっと落ち込みます。

絞る勇気がいりますね。


写真のピンクのスカーフも

絞りが入れてあります。

どんな模様が出るのでしょう。

見るのが怖いような気もします。

またがっかりしたら

やる気なくすかもしれません。

このスカーフは

カラムシでもう一度染めてみようと思ってます。

よって、まだ絞りは解けません。


さてさて、どんな結果になるのでしょうか。

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雷様

2018-07-12 | 日記
おはようございます。

今朝は朝から雨が降りました。

気温も低く少し肌寒いくらいでしたが、今はまた蒸し暑さが戻ってきています。

昼頃には強い雨も降る予報が出ているみたい・・・

また雨ですか。


昨日の真夜中も蒸し暑かったのです。

暑さのせいでなかなか寝付けずゴロゴロしていたら

遠くの空で雷様もゴロゴロ。

そのうちに

どでかい花火の打ち上げのような音が

どーんと一発。

空に穴が開くんじゃないかと思うほどでした。

二、三分後にもう一発。

誰かが花火を上げているんかい?

いやいや、花火よりももっとずっとでかい音でした。

こんな雷が落ちたら我が家はひとたまりもないでしょう。

幸い雷は落ちず遠くに去って行ったようですが、

その後急に涼しい風が網戸から吹き込んできて、

やっぱりさっきの雷が空の雲に穴を開けてくれたんだ、と納得しました。


かすかに流れ込んでくる真夜中の冷たい空気を

感じているうちにいつしか眠りに落ちたようです。

それにしても大きな雷様でした。

気象状況が以前と違ってきているように感じませんか?







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