タオルが出来るまでシリーズ、
整経→タテつなぎ→製織→染色まで紹介しました。あとは、縫製、検品、パッケージ、出荷で終わりですが、整経の前の工程は、弊社管理外ですので、省略していましたが、綿作から収穫、ジンニング、ベール作成まではsustainable cotton tour の記事(2010.6月)を参照していただき、そこから糸のになる工程を紹介できていませんでしたが、先日取材することが出来ましたので、紹介します。
取材できたのは、弊社から車で15分程の所にある「大正紡績」さんです。綿紡のリング紡績(空気紡績と言うのが別にあります。)の会社です。 技術力や管理力が世界をリードする独自の世界をお持ちで、度々メディアで紹介されています。 ヨーロッパの主要ファッションブランドでの信用もあり、いろいろな企画が産まれるきっかけになっています。 輸入で、需要がまかなわれることが大半のこの業界にあって、海外に打って出てる数少ない企業です。 代表的なのが、オーガニックコットンに対する姿勢で、業界では非常に有名です。
これから工程に入っていく寸前の原綿です。
不純物混入がないか、検査しています。
混打綿にはいります。
カードと呼ばれる薄く引き伸ばした状態にし、繊維の向きを揃え、スライバーと呼ばれる太い綿のトグロ巻き(表現が悪い?)を造ります。 徐々に糸に近づきます。
つづく
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