タオル道中

大阪・泉州 タオル屋 てるの日記 美由喜タオル(株)

綿タオル その3

2010-05-26 01:42:43 | プロダクツ

スキンケアタオル 綿その3です。

パイル織りのタオルの良いところ。

木綿のパイル(輪奈)が、汚れをやさしく除去してくれます。 タオルのパイルは、ロングパイルに成るほどヒネリが入ります。 これは、普通の話ですと、タオルのパイルが抜けにくくなることなんですけど、ウォッシュタオルには、あまり出ない方が良いです。 わっぱがまとまってしまうからです。 弊社のスキンケアタオルのパイル長はこの点を考慮しています。

因みに、双糸(二本の糸が撚り合わさった糸)の方が、ひねり難いです。 これは、通常糸は、左撚りで、合糸の撚りは、右撚りなので、ある程度バランスしてしまうのかも知れません。 (まあ撚り回数にもよりますが?)←しゃれではありません。偶然ぐうぜん

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石鹸水の行き来が表裏方向にも起き易い様(これにより、綿100%でも、あわだち性能UPです。)工夫して、粗めでも大丈夫な組織を、特別に作っています。 パイルは、手摘み綿を双糸にしたものです。 

また、パイル織りのボディータオルの方が、肌への追従が良いです。

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サイズは25cm×95cmです。

 

豆知識をひとつ

 

織物のタオルは、パイルが伝線状に引き抜けてしまうことがありますが、はさみでカットしても、何の問題もありません。 デザインの企画で、シャーリング(全面にパイルをカットして、ベルベットの様にしたもの)があるぐらいで、生地の強度は、地糸(縦糸、横糸)が担っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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