「タオルが出来るまで」の続きです。
たてつなぎ・・・縦糸を新しい千切を乗せて、元の糸と繋ぐ作業です。
今回は、上の方の千切です。(パイル糸)
上の写真は、タイイングマシン(直訳:糸を結ぶ機械)、櫛でといて、そのまま繋ぎます。 アバウトそうですが、それなりに正確に繋げます。
下の写真は、「あぜ」を取って繋ぐマシンで、旧式の手動式です。(今でも現役で、毛違い織物や、一般糸以外の特殊な織物など、必要に応じてお出ましします。)
まず、機に残った糸を整えます。
働く健ちゃん!
次に、新しい千切の方を整えます。
準備ができました。上の層が新しい方、下の層が機の方です。
後は、テンション調整して、機械が自動で繋ぎます。ちゃんと繋げてるか、ずっと監視し、ミスは、手作業で直します。 糸の整え方や、テンションの加減が悪いと、この段で、苦労することになります。
この後、結び目を、織り前に越して、製織を再開します。
昔は、手作業で、繋いだそうです。(ありえません)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます