『だいこん役者』 大阪歌舞伎座

何年ぶりの歌舞伎座だろうか・・大杉漣と藤山直美との共演だった。

息子のくれた２枚のチケットで、前から４番目で結構よく見られた。

しがない旅芸人一座が巻き起こす悲喜こもごもの人生ドラマだ。

みんな何らかの人には言えない過去を持ちつつ生きているもの、涙、笑いの人情物語。

直美は大杉漣を支え立てて、父親を彷彿させる芝居で見ていて安心する。

大杉もお人好の座長を面白おかしく演じ直美が要所できちんと笑いを取る。

変化のない毎日に一服の清涼感で満たされたひととき。

　

　



お花は直美より大杉の方が多かったようで、ファンはきっと多いのだろう。