夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

卯の花 (うつぎ)

2020年06月06日 | 短歌
うつぎ卯の花が同じだとは知らなかった。卯の花の枝は中空なことからうつぎとも呼ばれる。

童謡唱歌で習った うのはなのにおう垣根に~・・・

はて 匂いはするのかな?と近寄ってみるとかすかにかすかにやさしい匂いがする。ほととぎすが忍び音をもらすのは聞いたことがない。その卯の花が我が家近くの公園に今を盛りと咲いている。




   


どこかでウツギの木は強靭なので昔は杖にしたらしいと読んだ記憶からイメージを広げて詠んでみた。
白い花びらが風に散る景はどこか侘しげである。母が亡くなってからもうずいぶん経ってしまった。

しなやかな紅いうつぎを杖にして5月の風と母逝きませり teto

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2 コメント

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こんばんは(^^♪ (のり)
2020-06-07 22:07:59
短歌については全くの素人ですが、響きが良くて、どこか爽やかな感じがしました~~
卯の花には白花と赤花があるのですね。
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Unknown (夕庵)
2020-06-08 09:03:40
のりさん 
おはようございます。

窓からの風がとても涼しく爽やかな朝です。

撮った写真をみて感じたことを言葉にすることを楽しんでいます。

ご感想ありがとうございました。
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