11月は、ASHIGARAアートフェスティバル・陶和会の作品展・京都の作品展「愛でる秋」と
アート三昧の毎日となりそうです。
先日開催したワークショップで作品作りを体験している皆さんを見ていて、
今更ながらアートの魅力と意味を再確認しました。
与えられた課題を、教えられたマニュアルで理想とする完成形まで効率よくたどりつくように・・・
そんな現代の経済活動とは対極にあるように見えるアート。
まず、自分の中にある思いを見つめ、それをどう表現するかを試行錯誤して
よし、これでいこうと決断して形にしていく・・・
こんな作業を、5歳の男の子から年配の方まで、年齢に関係ない自由さで
みなさんが目の前で見せてくれました。
そして、それを見守る親御さんの姿も心に残りました。
固定観念で誘導することなく、何が出てくるかじっと待っているように見えました。
そんな関係の中でこそ、創造力が育まれるのではないかと、とても嬉しくなりました。
アートは個性。
人にあって自分に無いもの。自分にあって人に無いもの。
人はそれぞれ違う魅力を持っている。だからこそ面白い。
だからこそ、誰かと関わることで世界は広がる。
そんなアートの魅力、これからもみんなで楽しんでいきましょう。