30年以上前に購入し現在も乗り続けているファニー号。
以前からフロントフォーク内部の錆が気になっていて、大きな事故になる前に交換しておかなければならないと思っていましたが、先日もメンテついでにフレームの内部を確認したところ以前より錆が進行していていよいよ床の間バイクに昇格か、などと考えていました。
しかし一番長いこと乗っていて愛着もあり、もうファニー号に乗れなくなるのは寂しいなあ・・・と、なかなか諦めきれずにいたのですが・・・
いろいろとリサーチしていたら同じ型のものを見つけたので購入しました。
私のファニー号(の最初の状態、昭和62年当時)とはパーツ構成が若干異なりますが、実測したところフレームとフォークの寸法は全く同じでした。
格安だったのでいろいろと心配なところもあったのですが、肝心なフレームとフォークの内部の錆は私のファニー号に比べると良好だったので安心しました。
フレーム以外はすべて廃棄するつもりでしたが、掃除とメンテをしてやれば使えそうなものもあるので使えるものは磨き直して他のバイクで使ってやろうかな。
あるいは綺麗にして安めの価格で転売しても、MRF2000の購入資金をペイできるかもしれません。
ZUNOW壱号機もそうなんですが、白いフレームって写真だと実物よりも綺麗にみえますね。
このMRF2000も実際はかなり黒ずんでいて、運送会社で引き取った際に初めて見たときはテンション下がりました。
しかしメンテ不足で拭き取りお掃除などしていなかっただけのようで、試しにチェーンステーをウエスで拭いてやると油で汚れているけれど塗装の艶は残っています。
油分を落としてコンパウンドで軽く磨いてやればそれなりに綺麗になりそうです。
塗装の状態によっては再塗装も考えていたのでラッキーでしたが、このカラーリングがいまいち気に入っていないので再塗装するかどうか悩むところです。
ヘッドマークは消えかかっていますがフレームのロゴなどは良好な状態を保っています。
オリジナルの状態を維持してやりたい気持ちもありますが、折角なので格好良く再塗装してやりたいし。
どうしましょうか・・・
フロントホイールはアラヤのREDで、私のファニー号に最初に付いていたものと同じです。
少し試走してみましたがやっぱりチューブラーは軽くて良いですね。
ただ、出先でのパンク修理や予備タイヤを持ち歩かなければならないのが嫌なので、現在使っているクリンチャーのホイールを使う事になるでしょう。
リヤホイールはシマノのR500でいわゆる鉄下駄ってやつですね。
これも現在使用しているカンパのシロッコにする予定。
前のオーナーは前後でチューブラーとクリンチャーのミックスで使っていたんですねぇ。
コンポはサンツアーのオーレでおしゃれにコーディネートされています。
ちなみに私のZUNOW壱号機もオーダー時はシマノのサンテというコンポでしたが、これもオーレと同じように白くておしゃれなものでした。
ZUNOW壱号機はブレーキレバーも含めすべてサンテで統一していたのでそのまま使用してやりたかったのですが、一時期雨ざらしになっていた影響で錆がひどく、泣く泣く最近のコンポに載せ替えしたのでした。
ブレーキは、前がオーレですがダイアコンペとのダブルネームです。
後ろはテクトロのものですがこれはわりと最近になって交換したようです。
もしかすると後ろブレーキの状態が悪かったため、売却にあたって適当にあったものと付け替えたのかもしれません。
フロントのオーレはファニー号のブレーキ(ダイアコンペ)と同グレードらしいので、制動力に期待しない方が良いでしょう。
ステムは腐食が進んでいますが、頑張って磨けばば綺麗になるでしょう。
ハンドルはファニー号と同じものでした。
ある意味コレが最も重要なパーツかもしれません。
ブレーキレバーもファニー号と同じですが、適合するブラケットカバーが入手出来なければ違うブレーキレバーに換装することも考えなければ。
シートもファニー号と同じものだったように思います。
肉厚でボッテリしたシルエットが時代を感じさせます。
シートポストも磨けば綺麗になるでしょう。
今時のシートポストに比べると重たいけど・・・
このMRF2000ですが、フレーム以外は交換してメインバイクとして使えるようにしてやりたいと考えています。