tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

これやがな!汗をかきかき夏カレー(MBSラジオ しあわせの5・7・5)

2013年09月09日 | 日々是雑感
※トップ写真は「膳 ZEN」のなにわとんかつカレー。「な・ら・ら」のシェフのサマーカレーフェスタ(8/30)で

今夏の猛暑は「異常気象」だったそうだ。日本経済新聞のコラム「春秋」(9/6付)にも、

列島の天気が大荒れだ。関東などで竜巻の被害が相次ぎ、首都圏や名古屋では局地的な豪雨により鉄道にも影響がでた。記録的な酷暑をもたらした気象の変調はなお続くとみられ、警戒を怠れない。酷暑や竜巻、豪雨を引きおこした共通の要因は、太平洋西部や日本海の海面温度が平年よりかなり高いためという。


なら街横丁(東向商店街)の「BONCOカレー」680円(9/19追加)

気象庁の有識者検討会は今夏を「異常気象」と認め、「地球温暖化の影響が表れているとみられる」と指摘した。世界の科学者は、温暖化が進むと寒暖の差が広がり、竜巻の頻発や台風の大型化につながると警告する。

エネルギーの過剰消費などに起因する地球温暖化は、まさに「天に向かって唾を吐く」行為だったのだ。さすがの私も今夏は(若干の)食欲不振に陥り、スイカとカレーには、ずいぶんお世話になった。普段はメタボ対策のために控えているお肉も、たくさん食べた。アルベール・カミュの「太陽のせいだ」(『異邦人』)ではないが、暑さで正気をなくしたのではないか、と疑うような事件も頻発した。

カレーハウス峰の「焼きチーズカレー ドリア風」700円(7/17撮影)

そんなおり、毎日新聞(9/4付)の「近藤流健康川柳」欄で面白い川柳を見つけた。生駒市のラジオネーム「チャーブ、カホチチ」さんがMBSラジオのしあわせの5・7・5に投稿された句で、大賞に輝いた。

これやがな!汗をかきかき夏カレー

撰者の近藤勝重さん(専門編集委員)は《上の句の「これやがな」がいい。「夏カレー」という下の句も座りがいい。加えて句全体にパンチがみなぎっている。その力のみなもとは、やはり栄養満点のカレーを詠んだからだろう》と評しているが、全く同感である。



奈良のカレー屋さんでは、カレーハウス峰が一番気に入っている。レトルトでは「めぇめぇ牧場のマトンカレー」420円がお薦めだ。山添村(奈良県山辺郡山添村)のレストラン「茶の里 映山紅」と「めぇめぇ牧場(まきば)」で販売していて、私は村を訪れるたびにまとめ買いしている。めぇめぇ牧場で飼育した羊の肉なので、新鮮で美味しいのだろう。しつこくないマトンの風味が絶妙である。辛さは5段階の2(やや甘口)なので、もの足りない方は「レッドペッパー」などで調整していただきたい。

カレーに含まれる「コリアンダー」は胃腸の働きを活発にするし、「ターメリック」(ウコン)は肝機能を整えてくれる。夏はカレー、秋もカレー。カレーを食べて夏の疲れをぶっ飛ばそう!


コメント (2)
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王寺観光ボランティアガイドの会が、養成講座の受講者を募集中!(2013Topic)

2013年09月09日 | お知らせ
8/29付の奈良新聞に《王寺 案内しませんか ボランティアガイド 10月から「養成講座」全県対象に受講募集》という記事が出ていた(報道発表資料は、こちら)。記事を一部抜粋して紹介すると、

※養成講座は定員に達し、募集を停止しました。また来年どうぞ!

写真はすべて「記紀万葉の里・王寺の史跡を訪ねる」(5/26)。これは王寺町の久度神社

王寺観光ボランティアガイドの会(阪本光弘会長)は、初めて全県を対象に受講生を募集し、10月からボランティアガイド養成講座を開く。王寺町は公式キャラクターに聖徳太子の愛犬「雪丸」を認定、本格的な観光PRに乗り出しており、同会もガイドの倍増を掲げ、活動を広げる。


これら3枚は龍田大社(三郷町)



講座は、座学とルート講習があり期間は6カ月。毎月、座学とルート講習を各1回実施する。講師は同町教委社会教育係岡島永昌主任(座学)やベテランガイドが務める。


同会の観光ボランティアガイドは現在、14人いるが、阪本会長は「イベントのときはガイドが足りず、参加人数を制限することもあったので、講座を機にガイドを倍増したい」と意欲。講座はボランティアガイドを育てるのが目的だが、町の歴史を勉強したいという人も歓迎するという。ただし、来年3月までの講座を通して受講できる人に限る。



龍田大社のすぐ近くに、華倭里行燈(かわりあんどん)のカキモトさんがあった

県のならの魅力創造課のHPに詳しい情報が出ている。一部を抜粋すると、

観光ボランティアガイド養成講座 受講生募集

王寺観光ボランティアガイドの会(会長 阪本光弘)は「観光ボランティアガイド養成講座」(後援 王寺町・王寺町商工会)を10月から6ヵ月間、岡島永昌先生の座学講習6回、観光ボランティアガイドによるルート講習6回を実施します。受講料は無料、定員は30名(先着順)です。
申し込みは、当会(王寺町太子1丁目12番4号)まで
電話・FAX0745-32-5140、E-mail:sakamoto@hikarij.comで。



孝霊天皇陵



観光ボランティアガイド養成講座実施要領

企画意図 聖徳太子ゆかりの王寺の里を郷土歴史専門家講師による座学講習と観光ボランティアガイドが指導するルート講習で、王寺町及び周辺地域の歴史と文化を学習し、観光ボランティアガイドを養成します。



これら4枚は達磨寺(だるまじ)

構成メンバー
1.王寺町民及び周辺地域住民 2.観光ボランティアガイド志望者
開催期間
6ヵ月間(10月~3月)月2回【座学講習月1回、ルート講習月1回】
場  所
座学講習:王寺町中央公民館 ルート講習:6コース
教  材
座学講習:講師編纂のオリジナル資料 ルート講習:ガイド手引書
講  師
座学講習:岡島永昌先生 王寺町教育委員会生涯学習課社会教育係主任
ルート講習:観光ボランティアガイド



内  容
座学講習  時間は火曜日の午後2時~3時30分
①10月 8日 王寺町の歴史と地理 ※開講式&第1回座学講習参照
②11月 5日 達磨寺と太子道
③12月 3日 明神山の送迎大神宮と畠田の神社
④ 1月21日 大和川舟運と亀の瀬
⑤ 2月 4日 西安寺と片岡王寺
⑥ 3月 4日 鉄道の町「王寺」





ルート講習 時間は火曜日の午前9時~午後3時(※弁当持参)
①10月22日 コース1記紀万葉・王寺の里 平野淳子
②11月19日 コース7太子道 中田忠秋
③12月17日 コース5明神山 辰己賢一
④ 1月28日 コース6亀の瀬・龍田古道 土井すみ子
⑤ 2月18日 コース4舟戸神社~三室山 前田紀代子
⑥ 3月18日 コース2王寺の里 日野輝彦

受講料 無料 募集人数 30名(先着順)
    
主催 王寺観光ボランティアガイドの会 後援 王寺町・王寺町商工会
上記ニュースに関するお問い合わせは、阪本光弘(携帯電話090-4768-2520)まで。



和の鐘

私は5月26日(日)、王寺観光ボランティアガイドの会のガイドさんに案内していただいて、王寺周辺を歩いた。奈良まほろばソムリエ検定の「体験学習プログラム」(1級受験のための必要条件)のなかの「記紀万葉の里・王寺の史跡を訪ねる」というウォーキングツアーにスタッフとして参加したのである。コースは、

JR王寺駅集合(9:45)→久度神社→龍田大社→孝霊天皇陵→親殿神社→芦田池→達磨寺(だるまじ 昼食、住職の講話)→片岡神社→放光寺→和の鐘→JR王寺駅(15:30)

魚八庭さん特製のお弁当

25人の参加者を3グループに分け、それぞれにガイドさんとNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」のスタッフがついた。ベテランのガイドさんのお話はとても分かりやすく、また達磨寺では、方丈で地元の魚八庭さんの美味しいお弁当をいただいた。ご住職の講話も、とても興味深く聞かせていただいた。

王寺はJRの主要駅なので、ここを拠点にJRふれあいハイキングが行われ、そこでも王寺観光ボランティアガイドの会が活躍している。今回の養成講座には、ぜひたくさんの方にご参加いただき、地域を盛り上げていただきたい。
コメント (4)
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