コミュニティデザイナーの山崎亮氏をご存じだろうか。以前(2011.5.29)MBSの「情熱大陸」に出演されていた。同番組のHPによると、
全国津々浦々に溢れる「地元愛」を街づくりに活かすプロフェッショナル
“コミュニティデザイナー”のお仕事拝見!
人と土地の“繋がり方”を模索し、街づくりに活用する「コミュニティデザイナー」。耳慣れない職業だが、地元住民のニーズを調査して公共事業に活かしたり、企業と住民のコラボレーションプロジェクトの橋渡しをするのが彼の仕事だ。パソコンとキャリーバッグ1つで東奔西走365日…ある時は漁業の町でオバサマ達と魚を採り、またある時は離島の若者と踊り・・曰く「俺、何やって金貰ってるんだろう??」。豪快に笑う37歳だ。
番組では鹿児島の大型商業施設のリノベーション計画に地元住民の意見を反映させるプロジェクトや、長崎の五島列島で限界集落の活性化に携わる姿などに密着! 混沌としたご時世、私たちは今自らの「地元」とどう繋がっていくべきなのかを改めて考えさせられそうだ。
プロフィール
1973年愛知県生まれ。設計事務所での勤務を経て2005年独立。住民参加型の大規模公園の計画作りや建築などのランドスケープデザイン(周辺環境との調和に配慮した設計)を手がける。現在は京都造形芸術大学・空間演出デザイン学科で教鞭を取る傍ら、東京大学大学院・工学系研究科都市工学専攻に在籍中の学生でもある37歳。
その山崎氏が10月26日(土)、川上村のやまぶきホールで「それぞれに、できること」(交流講座)という講演をされる(定員300名)。これに先立ち6月7日(金)、村役場で「人と人のつながりで、できること」(心がまえ講座)という講演をされた。同村の公式ブログによると、
コミュニティデザイン講座 in 水源地の村を開催しました。
6月7日(金) コミュニティデザイナーの山崎亮さんが川上村に来てくれて、講演会を行いました。今回は「心がまえ講座」として 村民と村の関係者を中心に、役場会議室いっぱいに集まり コミュニティデザインとは何か、施設をつくるのではなく、活動する人のつながりをつくること 島根県海士町での実例を通じて、時間の流れを追って地域とそこの人々が元気になっていいく様子を話していただきました。
最後に、少しだけ参加者どうしで、意見交換ができるよう山崎さんに導いていただきました。約2時間、止まることなく熱く話をしてくれた山崎さん。終わってみると、参加者の顔が、いきいきとしています。心が動いたひとときでした。いや、もっともっと、何かが動く、きっかけになるのかも…!
山崎さんは、10月26日(土)にも 川上村のやまぶきホールに来てくれます。こんどは、どなたでもご参加いただけます。この企画自体を多くの人のアイデアを聞きながら さらに熱い企画にしたい思います。森と水の源流館まで、お問い合わせください。
この記事には、4件のコメントが入っていた。
《山崎先生の話を、今のタイミングで聴けたのは、めっちゃ意味深いと思います。忙しいのに、川上村に来てくださった山崎先生、源流館の尾上さんはじめスタッフの皆さん、ありがとうございました。これからは、村民自身が村づくりに参加する必要があると思います。楽しみながら、村づくりをみんなでしていきたいです》(上村さん)。
《上村さん、ご参加ありがとうございました。実は、この講演会やシンポジウムの事業を開館当初から10年やり続けた時点で、何か「ソト」ウケはいいけど、「ウチ」の人はどうかな?って考えはじめて、「もう、やめよかな!」って思いました。そんなとき、11年目の10周年は、村立図書館といっしょにやることに、意義を見出しました。そして今年は「村の人が会いたい人に会えることをする」に意義を見出して、続けています。「会いたい人に会える」…元気がでますよね。そうやって、試行錯誤しながらやってます。何かいっしょにできることあれば、やりましょうね!》(尾上さん)。
《尾上さん、いろんな人との繋がりは、人間を大きくしてくれるし、心を豊かにしてくれますね。ウチの人、ソトの人、いい繋がりを広げていきたいです》(上村さん)《上村さん お互いに出し合って つなげていきましょう! まずは、たくさんの輪ができて それがときどき、ひとつになって またたくさんの輪に戻るような ゆるやかというか、しんどくない そんな つながり が 私は好きです!》(尾上さん)。
山崎氏の情熱的な講演と、食い入るように聞く村民の姿が思い浮かんでくる。10月の講座は
10/26(土)13:30~15:30 交流講座「それぞれに、できること」
アイデアの共有を行いながら、みんながかかわるしくみを考えます。
●講師 山崎亮氏(コミュニティデザイナー)●川上村やまぶきホール
参加は無料。お申し込みは、森と水の源流館(0746-52-0888)へ、ぜひお早めに!
全国津々浦々に溢れる「地元愛」を街づくりに活かすプロフェッショナル
“コミュニティデザイナー”のお仕事拝見!
人と土地の“繋がり方”を模索し、街づくりに活用する「コミュニティデザイナー」。耳慣れない職業だが、地元住民のニーズを調査して公共事業に活かしたり、企業と住民のコラボレーションプロジェクトの橋渡しをするのが彼の仕事だ。パソコンとキャリーバッグ1つで東奔西走365日…ある時は漁業の町でオバサマ達と魚を採り、またある時は離島の若者と踊り・・曰く「俺、何やって金貰ってるんだろう??」。豪快に笑う37歳だ。
番組では鹿児島の大型商業施設のリノベーション計画に地元住民の意見を反映させるプロジェクトや、長崎の五島列島で限界集落の活性化に携わる姿などに密着! 混沌としたご時世、私たちは今自らの「地元」とどう繋がっていくべきなのかを改めて考えさせられそうだ。
プロフィール
1973年愛知県生まれ。設計事務所での勤務を経て2005年独立。住民参加型の大規模公園の計画作りや建築などのランドスケープデザイン(周辺環境との調和に配慮した設計)を手がける。現在は京都造形芸術大学・空間演出デザイン学科で教鞭を取る傍ら、東京大学大学院・工学系研究科都市工学専攻に在籍中の学生でもある37歳。
その山崎氏が10月26日(土)、川上村のやまぶきホールで「それぞれに、できること」(交流講座)という講演をされる(定員300名)。これに先立ち6月7日(金)、村役場で「人と人のつながりで、できること」(心がまえ講座)という講演をされた。同村の公式ブログによると、
「心がまえ講座」のあとの記念撮影(6/7 同村のブログより)。皆さんの顔が輝いている
コミュニティデザイン講座 in 水源地の村を開催しました。
6月7日(金) コミュニティデザイナーの山崎亮さんが川上村に来てくれて、講演会を行いました。今回は「心がまえ講座」として 村民と村の関係者を中心に、役場会議室いっぱいに集まり コミュニティデザインとは何か、施設をつくるのではなく、活動する人のつながりをつくること 島根県海士町での実例を通じて、時間の流れを追って地域とそこの人々が元気になっていいく様子を話していただきました。
最後に、少しだけ参加者どうしで、意見交換ができるよう山崎さんに導いていただきました。約2時間、止まることなく熱く話をしてくれた山崎さん。終わってみると、参加者の顔が、いきいきとしています。心が動いたひとときでした。いや、もっともっと、何かが動く、きっかけになるのかも…!
山崎さんは、10月26日(土)にも 川上村のやまぶきホールに来てくれます。こんどは、どなたでもご参加いただけます。この企画自体を多くの人のアイデアを聞きながら さらに熱い企画にしたい思います。森と水の源流館まで、お問い合わせください。
コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる | |
山崎亮 | |
学芸出版社 |
この記事には、4件のコメントが入っていた。
《山崎先生の話を、今のタイミングで聴けたのは、めっちゃ意味深いと思います。忙しいのに、川上村に来てくださった山崎先生、源流館の尾上さんはじめスタッフの皆さん、ありがとうございました。これからは、村民自身が村づくりに参加する必要があると思います。楽しみながら、村づくりをみんなでしていきたいです》(上村さん)。
《上村さん、ご参加ありがとうございました。実は、この講演会やシンポジウムの事業を開館当初から10年やり続けた時点で、何か「ソト」ウケはいいけど、「ウチ」の人はどうかな?って考えはじめて、「もう、やめよかな!」って思いました。そんなとき、11年目の10周年は、村立図書館といっしょにやることに、意義を見出しました。そして今年は「村の人が会いたい人に会えることをする」に意義を見出して、続けています。「会いたい人に会える」…元気がでますよね。そうやって、試行錯誤しながらやってます。何かいっしょにできることあれば、やりましょうね!》(尾上さん)。
《尾上さん、いろんな人との繋がりは、人間を大きくしてくれるし、心を豊かにしてくれますね。ウチの人、ソトの人、いい繋がりを広げていきたいです》(上村さん)《上村さん お互いに出し合って つなげていきましょう! まずは、たくさんの輪ができて それがときどき、ひとつになって またたくさんの輪に戻るような ゆるやかというか、しんどくない そんな つながり が 私は好きです!》(尾上さん)。
山崎氏の情熱的な講演と、食い入るように聞く村民の姿が思い浮かんでくる。10月の講座は
10/26(土)13:30~15:30 交流講座「それぞれに、できること」
アイデアの共有を行いながら、みんながかかわるしくみを考えます。
●講師 山崎亮氏(コミュニティデザイナー)●川上村やまぶきホール
参加は無料。お申し込みは、森と水の源流館(0746-52-0888)へ、ぜひお早めに!