tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ならまちで昼食を(9)茶房 暖暖

2009年04月25日 | ならまちで昼食を
「茶房 暖暖(のんのん)」は、米問屋の建物をそのまま利用した「未来工房 奈良オリエント館」(奈良市西新屋町43番地)の館内にある。同じ館内の入口付近には「ならどっとFM」のサテライトスタジオ(兼本社)、奥の米倉には「らいぶ&ば~ 蔵武D(くらぶディー)」がある。


手前がどっとFM、ずっと奥が蔵武D、まん中が暖暖

蔵武Dは、ジャズ系のライブを行うバーだが、当ブログで何度か紹介した奈良町座(ならまちざ)の月例会は、いつもこの蔵武Dで行われている。
※参考:「腹いっぱい」より「胸いっぱい」(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/92eff6bb3cf3ce82564c31ba36615894



暖暖は、ちょうどそれら施設の中間の場所にある。暖暖のHPには《奈良オリエント館へ一歩入ると そこには昔懐かしいたたずまいの和室があります 中庭と縁側はあなたを癒してくれることでしょう》《お土産もいろいろあります 貸切、ご予約承ります》《ならどっとFM78.4MHzのサテライトスタジオがガラス越しに見えますよ♪》とある。
※暖暖のホームページ
http://www.creerks.com/



この日いただいたのは、上の写真の「茶粥御膳」1350円。茶がゆのお茶は、ほうじ茶と小豆茶から選べる。もち米を使っているので、炊き続けてもさらっとした食感が楽しめる(完成した茶がゆを、固形燃料で保温しながらいただく)。おかき(自家製かき餅)を割っておかゆにかけるレトロな食べ方をすると、グッと味が引き立つ。デザートについている「ならまちどっと」(写真右のお饅頭)も、肉桂(ニッキ)の味が利いて、とても美味しい。


店から中庭が見渡せる

他のメニューは、「古代黒米おこわ御膳」「ならまち赤飯御膳」各1350円、「抹茶とならまちどっと」「大和茶または小豆茶とわらびもち」各600円など。
※暖暖を紹介するのんべえさんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/nonbay55/20234400.html



暖暖(および蔵武D)を経営されている上林香織さんの人柄に惹かれて訪れる常連さんも多い。テラタビスト(寺旅研究家)の吉田さらささんも、その1人で、吉田さんの『奈良 寺あそび、仏像ばなし』には、上林さんや蔵武Dスタッフの山崎未王さん(プロのガイドさん)のことが写真入りで紹介されている。
※まほろば暮らし(山崎未王さんの個人ホームページ)
http://www.k4.dion.ne.jp/~maosan75/index.html

ほの暗い町屋の畳の上で、ぼんやり庭を眺めながら美味しいおかゆをいただいていると、「奈良では時間がゆったり流れているな」と実感する。この雰囲気は、欧米からの観光客の方にも、もちろん日本の観光客にも、ぜひ味わっていただきたいものである。

※所在他 奈良市西新屋町43(奈良オリエント館内) 近鉄奈良駅から徒歩15分
TEL 0742-24-9081 営業時間10:00~17:00(季節により変更あり) 月曜休(祝日の場合は営業)
※ぐるなび「茶房 暖暖」
http://rp.gnavi.co.jp/sb/3022403/

奈良 寺あそび、仏像ばなし
吉田 さらさ
岳陽舎

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