一昨日の6/21(土)、(株)今西清兵衛商店が主催する「第5回 旬どき・うまいもの自慢会 奈良」に参加した。旧知のKさん(同社・総務ご担当)にお声掛けいただいたものだ。
この「自慢会」は、全国の酒蔵によるネットワーク組織で、現在20社(20都県)が加盟している。春分・夏至・秋分・冬至の年4回、全国ほぼ一斉に開催され、その模様は各社がブログで紹介することになっている。
http://umaimonojiman.jp/
その奈良県版を担当されているのが、今西清兵衛商店だ。今回は「夏の集い」として、タイ料理の「RAHOTSU(ラホツ)」が食事を提供された。
http://www.h2.dion.ne.jp/~rahotsu/
開催場所は、猿沢池畔の「喫茶ならまち」(奈良市・ならまちセンター敷地内)だった。今回の参加者は、25人だった。
写真は、挨拶される社長の今西清隆氏である。代々春日大社に仕えた神官の家柄で、氏で48代目にあたるというからすごい。背後の女性はRAHOTSUのスタッフだ。
http://www.harushika.com/
とりあえずビール、ではなく「春鹿 純米吟醸生酒」で乾杯。春夏限定の商品で、さっぱりとしたお酒だ。これと「青乃鬼斬-ONIKIRI-」(山廃純米 超辛口生原酒)で前菜(タイ風の焼売、薩摩揚げ、大和牛の干し肉など)をいただく。こちらは名前の通り、メガ辛口のお酒だった。思い出すだけで、舌がしびれるほどだ。
次の料理は無農薬野菜のサラダ。これに鰺(アジ)のディップ(シーチキンの鰺バージョンで、タイ風味)をつけていただく。こういう食べ方は初めてだが、山の幸と海の幸が口の中でミックスして、美味しいものだ。お酒はおなじみの「純米 超辛口」だ。
良い匂いが漂ってくると思っていると、この炭火焼きウィンナーが出てきた。五條市の「ばぁく」特製の「黒豚とタイ米の発酵ウィンナー」だ。ここで登場したお酒が「活性にごり生酒 しろみき」(純米大吟醸)だ。発酵中のもろみを荒ごしして瓶詰めした濁り酒で、シャンパンのような発泡性がある(一度に開栓すると吹きこぼれるので、ゆっくりと開ける)。甘口なので、辛さのきいたウィンナーとよく合う。
http://a3haru.exblog.jp/4600922/
ここで、いよいよ大和肉鶏の炭火焼き(冒頭写真)が登場した。もも肉と胸肉を分けて丁寧に焼き上げてある。うま味たっぷりの大和肉鶏は、噛めば噛むほど味わいがある。
次は五條市「ばぁく」特製の「黒豚のチェンマイ風煮込み」だ。こういう料理だと、黒豚のうま味がよく分かる。
これは料理ではない。「カービング」というタイ宮廷の伝統技術である。特殊なナイフを用いて、野菜や果物などに細工を施したものだ。RAHOTSUでは、「カービング教室」も開催されているそうだ。
http://www.geocities.jp/rahotsu_a_table/index.html
ここでお待ちかね、「発泡純米酒 ときめき」が登場した。今回は、このお酒が目当てだった。同社蔵人の櫻井さんが苦労して開発されたお酒だ。櫻井さんは同社の「蔵寝坊チョコットBlog」というブログを担当されている。櫻井さんの別名は「イベント雨男」。その名の通り、この日も雨模様だった。
昨年3/14・16の同ブログに、「ときめき」の誕生秘話が書かれている。またこの話は、櫻井さんの実名入りで朝日新聞にも紹介された。
http://a3haru.exblog.jp/4851694/
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000140805140002
締めは、タイ風鮎そうめん。櫻井さんが前日に斬ってこられた太い竹を、当日の開会前に真っ二つに割られたというだけあって、青竹のみずみずしい香りが漂う。甘酸っぱく味付けされた鮎は、頭から丸ごといただいた。
それにしても、楽しい会だった。知人もたくさん来ていて、また当ブログ読者の方(初対面だが、当ブログの写真を見て私と気づいて下さった)ともご対面できた。
6:30PMに始まり、お開きになったのは10:00PMを過ぎていた。いろんなお酒を痛飲したが、翌朝には全く残らなかった。さすがに良い日本酒は違う。これで6千円ポッキリとは、激安だ。
旬の地元産品を使った料理と美味しい地酒が同時に楽しめるこの素晴らしい企画に、次回以降も都合がつく限り参加したいと思っている。
※参考:これまでの「旬どき・うまいもの自慢会 奈良」
第4回・菜一輪(さいいちりん)
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/entry-10088185087.html
第3回・酒肆(しゅし)春鹿
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200712.html
第2回・ふらんす料理まるすらぱん
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200709.html
第1回・はり新
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200706.html
この「自慢会」は、全国の酒蔵によるネットワーク組織で、現在20社(20都県)が加盟している。春分・夏至・秋分・冬至の年4回、全国ほぼ一斉に開催され、その模様は各社がブログで紹介することになっている。
http://umaimonojiman.jp/
その奈良県版を担当されているのが、今西清兵衛商店だ。今回は「夏の集い」として、タイ料理の「RAHOTSU(ラホツ)」が食事を提供された。
http://www.h2.dion.ne.jp/~rahotsu/
開催場所は、猿沢池畔の「喫茶ならまち」(奈良市・ならまちセンター敷地内)だった。今回の参加者は、25人だった。
写真は、挨拶される社長の今西清隆氏である。代々春日大社に仕えた神官の家柄で、氏で48代目にあたるというからすごい。背後の女性はRAHOTSUのスタッフだ。
http://www.harushika.com/
とりあえずビール、ではなく「春鹿 純米吟醸生酒」で乾杯。春夏限定の商品で、さっぱりとしたお酒だ。これと「青乃鬼斬-ONIKIRI-」(山廃純米 超辛口生原酒)で前菜(タイ風の焼売、薩摩揚げ、大和牛の干し肉など)をいただく。こちらは名前の通り、メガ辛口のお酒だった。思い出すだけで、舌がしびれるほどだ。
次の料理は無農薬野菜のサラダ。これに鰺(アジ)のディップ(シーチキンの鰺バージョンで、タイ風味)をつけていただく。こういう食べ方は初めてだが、山の幸と海の幸が口の中でミックスして、美味しいものだ。お酒はおなじみの「純米 超辛口」だ。
良い匂いが漂ってくると思っていると、この炭火焼きウィンナーが出てきた。五條市の「ばぁく」特製の「黒豚とタイ米の発酵ウィンナー」だ。ここで登場したお酒が「活性にごり生酒 しろみき」(純米大吟醸)だ。発酵中のもろみを荒ごしして瓶詰めした濁り酒で、シャンパンのような発泡性がある(一度に開栓すると吹きこぼれるので、ゆっくりと開ける)。甘口なので、辛さのきいたウィンナーとよく合う。
http://a3haru.exblog.jp/4600922/
ここで、いよいよ大和肉鶏の炭火焼き(冒頭写真)が登場した。もも肉と胸肉を分けて丁寧に焼き上げてある。うま味たっぷりの大和肉鶏は、噛めば噛むほど味わいがある。
次は五條市「ばぁく」特製の「黒豚のチェンマイ風煮込み」だ。こういう料理だと、黒豚のうま味がよく分かる。
これは料理ではない。「カービング」というタイ宮廷の伝統技術である。特殊なナイフを用いて、野菜や果物などに細工を施したものだ。RAHOTSUでは、「カービング教室」も開催されているそうだ。
http://www.geocities.jp/rahotsu_a_table/index.html
ここでお待ちかね、「発泡純米酒 ときめき」が登場した。今回は、このお酒が目当てだった。同社蔵人の櫻井さんが苦労して開発されたお酒だ。櫻井さんは同社の「蔵寝坊チョコットBlog」というブログを担当されている。櫻井さんの別名は「イベント雨男」。その名の通り、この日も雨模様だった。
昨年3/14・16の同ブログに、「ときめき」の誕生秘話が書かれている。またこの話は、櫻井さんの実名入りで朝日新聞にも紹介された。
http://a3haru.exblog.jp/4851694/
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000140805140002
締めは、タイ風鮎そうめん。櫻井さんが前日に斬ってこられた太い竹を、当日の開会前に真っ二つに割られたというだけあって、青竹のみずみずしい香りが漂う。甘酸っぱく味付けされた鮎は、頭から丸ごといただいた。
それにしても、楽しい会だった。知人もたくさん来ていて、また当ブログ読者の方(初対面だが、当ブログの写真を見て私と気づいて下さった)ともご対面できた。
6:30PMに始まり、お開きになったのは10:00PMを過ぎていた。いろんなお酒を痛飲したが、翌朝には全く残らなかった。さすがに良い日本酒は違う。これで6千円ポッキリとは、激安だ。
旬の地元産品を使った料理と美味しい地酒が同時に楽しめるこの素晴らしい企画に、次回以降も都合がつく限り参加したいと思っている。
※参考:これまでの「旬どき・うまいもの自慢会 奈良」
第4回・菜一輪(さいいちりん)
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/entry-10088185087.html
第3回・酒肆(しゅし)春鹿
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200712.html
第2回・ふらんす料理まるすらぱん
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200709.html
第1回・はり新
http://ameblo.jp/yamato-no-umaimono/archive1-200706.html
私は『青乃鬼斬-ONIKIRI-』が一番のお気に入りになりました。去年のはもっと辛口でちょっと飲みにくかったですが、今年のはグイグイいけました。
こんな素敵な会を催された今西清兵衛商店さんとRAHOTSUさんに感謝です。
ハンドルネームから察するに、ゴルフがご趣味なのでしょうか(ブービーメーカーの略かと)。
> ブログの内容からするとこの会に参加されていて当然かな?
前回の春の集いで、そんな声が出ていたとお聞きしました。で、今回お声掛けいただいたのでしょう。
> こんな素敵な会を催された今西清兵衛商店さんとRAHOTSUさんに感謝です。
全くその通り、深謝です。私は長年焼酎党で通してきましたが、最近、日本酒の美味しさが身に染みて分かるようになりました。やはり日本人には日本酒なのですね。この会で、日本酒を極めたいと思っています。
当方定年後6年ぐうたら生活をしています。
住居は、「淡路島、通う千鳥の鳴く声に・・・」
の神戸市須磨で、ハンドルネームにしました。
先日、先輩がプログを開設したので、覗いて居るとこのブログに目が留まり、これからチョクチョクお邪魔しようと思います。
息子が8年位前、大阪ガスと共同でJR奈良駅前のホテルの仕事で王寺に居た。そんな訳で奈良は懐かしさも有り、又、奈良に魅力を感じる。
当方、写真が趣味で、ホームベースは主に、(森林植物園と離宮公園で)撮り歩いています、今後、奈良の被写体も捜したい、奈良のポイントを教示頂ければ幸甚です。
今後とも宜しくお願い致します。
春鹿さん、頑張ってらっしゃいますよね。
いつも通販のご案内を送っていただいてます。
「ときめき」は京都のお料理やさんでもよく出てきます。(食前酒として)RAHOTSUさんは、今発売中の「ナラント」夏号でも紹介されてます。
ウチのお教室の生徒さんの息子さんと同級生。
お酒がいただけたら、ホント楽しいでしょうね。
飲める方がうらやましい・・・
実は私の実家は元は神官なんです。
> 写真が趣味で、ホームベースは主に、(森林植物園と離宮公園で)撮り歩いて
> います、今後、奈良の被写体も捜したい、奈良のポイントを教示頂ければ幸甚です。
須磨ですか、良いところにお住まいですね。奈良は公園(奈良公園、馬見丘陵公園など)も良いのですが、私のお薦めは「花の寺」です。以下のホームページなどを参考に訪れてはいかがでしょうか(うまく満開の時期に出くわすことは少ないので、電話で事前確認を)。
http://www.nantokanko.jp/
> 「ときめき」は京都のお料理やさんでもよく出てきます。(食前酒として)
> RAHOTSUさんは、今発売中の「ナラント」夏号でも紹介されてます。
そうでしたか。「ときめき」は、さほど甘くないので、お料理にもよく合います。RAHOTSUさん、頑張ってますね。
> 実は私の実家は元は神官なんです。
そうでしたか。京都の神社などでお薦めがあれば、またご教示いただきたく。
この会の存在には気づきませんでした。機会があれば参加したいですね。
> 香辛料のきつい料理と日本酒はあわないものだとばかり思い込んでいました。
タイ料理というと、ついトムヤムクン(海老のスパイシースープ)を連想しますが、この日の料理は特に辛くはなく、ハーブやナンプラー(魚醤)のきいた美味しいものでした。「辛くない」という声にRAHOTSUさんが気を使って、途中でスパイシーなタレを用意されたほどです。
魚醤を使ったタイ料理と日本酒とは、相性が良いのかも知れません。
> この会の存在には気づきませんでした。機会があれば参加したいですね。
次回、声をおかけします。