今年に入ってから、ロック界の大物ミュージシャンが次々と亡くなり、ホントにさびしいですね。
このお二人も、僕にとって大事な師匠でした。
まずマーティンさんですが、彼がビートルズと組んだこと、それ自体が奇跡♪です。
彼がビートルズの才能を引き出し、枠にはめずにのびのびと創作活動をアシストしたこと、
彼はまさしく「5人目のビートルズ」であり、人類の、音楽の、歴史に残るプロデューサーでした。
中でも一番スゴいと思うのは、他社のオーディションに落ちまくっていた新人のビートルズを採用したこと、です。
その時の彼らは、手持ちのオリジナル曲がまだ少なく、
「Love Me Do」「P.S.I Love You」「Ask Me Why」「One After 909」
「Please Please Me」(まだあのアレンジでなく、スローなポップソングだった)、
といったところでした。(駄作ではありませんが)
「抱きしめたい」も「A Hard Day's Night」も「Help!」も「Hey,Jude」も、まだこの世に生まれていなかったのです。
でも、マーティンさんは、その時点での彼らのオリジナル曲を聴いて、
「こいつらは、叩けば、伸びる!!」という強いインスピレーションがあり、彼らを採用しました。
ご存じのとおり、その後ビートルズは、ポップ、ロックの歴史に残る数々の名曲を量産し、
音楽の世界に革命をもたらしたのですから、
マーティンさんの確かな判断力と先見の明にはただただ感嘆するばかりです。
ありがとう、ジョージ・マーティンさん。
そして、キース・エマーソンさんについて。
偉大なキーボード奏者であり作曲家でありプロデューサーだった彼。
僕は、大ファン、というほどではありませんでしたが、EL&Pのアルバム「展覧会の絵」「トリロジー」などを愛聴しました。
当時NHKテレビでELPのライブが放映されましたが、
ハモンドオルガンの鍵盤にナイフを刺したり、オルガンを倒したりするパフォーマンスを食い入るように見つめたものです。
エマーソンさんは、川口さんという日本人女性がパートナーで、公演などがなくてもプライベートで時々日本に来ていたようです。
忘れもしません、2007年の11月か12月、その日僕は「六本木ケントス」にゲストバンドのギタリストとして出演していました。
なんと!!客席にエマーソンさんと川口さんが!!!
川口さんとその時のバンドメンバーが知り合いだったので、遊びに来てくれたのです。
僕は休憩時間に、エマーソンさんと5分間ほど、夢中になってお話ししました。
僕は彼に「今はすごいシンセサイザーやデジタル楽器が沢山あるけれど、
ハモンドオルガンは今でもものすごい魅力とアイデンティティがあり、不滅だと思うこと。
そしてエマーソンさんに、今後もぜひ、ハモンドを追求していってほしいです」
と、生意気にもお話しさせてもらいました。
彼は「そんなこと、お前に言われんでもわかっとるわい」と内心思ったかもしれませんが、
僕の手を握り、「そう、そうなんだよ、嬉しいな。僕もハモンドが大好きで、これからもずっとハモンドを追求するよ。
次のアルバムでも、ハモンドをみっちり弾いたから、楽しみにしててくれよ」
と、言ってくれたのです!!!!!!!!
嬉しかったなー。
キース・エマーソンさん、ありがとうございましたm(__)m
このお二人も、僕にとって大事な師匠でした。
まずマーティンさんですが、彼がビートルズと組んだこと、それ自体が奇跡♪です。
彼がビートルズの才能を引き出し、枠にはめずにのびのびと創作活動をアシストしたこと、
彼はまさしく「5人目のビートルズ」であり、人類の、音楽の、歴史に残るプロデューサーでした。
中でも一番スゴいと思うのは、他社のオーディションに落ちまくっていた新人のビートルズを採用したこと、です。
その時の彼らは、手持ちのオリジナル曲がまだ少なく、
「Love Me Do」「P.S.I Love You」「Ask Me Why」「One After 909」
「Please Please Me」(まだあのアレンジでなく、スローなポップソングだった)、
といったところでした。(駄作ではありませんが)
「抱きしめたい」も「A Hard Day's Night」も「Help!」も「Hey,Jude」も、まだこの世に生まれていなかったのです。
でも、マーティンさんは、その時点での彼らのオリジナル曲を聴いて、
「こいつらは、叩けば、伸びる!!」という強いインスピレーションがあり、彼らを採用しました。
ご存じのとおり、その後ビートルズは、ポップ、ロックの歴史に残る数々の名曲を量産し、
音楽の世界に革命をもたらしたのですから、
マーティンさんの確かな判断力と先見の明にはただただ感嘆するばかりです。
ありがとう、ジョージ・マーティンさん。
そして、キース・エマーソンさんについて。
偉大なキーボード奏者であり作曲家でありプロデューサーだった彼。
僕は、大ファン、というほどではありませんでしたが、EL&Pのアルバム「展覧会の絵」「トリロジー」などを愛聴しました。
当時NHKテレビでELPのライブが放映されましたが、
ハモンドオルガンの鍵盤にナイフを刺したり、オルガンを倒したりするパフォーマンスを食い入るように見つめたものです。
エマーソンさんは、川口さんという日本人女性がパートナーで、公演などがなくてもプライベートで時々日本に来ていたようです。
忘れもしません、2007年の11月か12月、その日僕は「六本木ケントス」にゲストバンドのギタリストとして出演していました。
なんと!!客席にエマーソンさんと川口さんが!!!
川口さんとその時のバンドメンバーが知り合いだったので、遊びに来てくれたのです。
僕は休憩時間に、エマーソンさんと5分間ほど、夢中になってお話ししました。
僕は彼に「今はすごいシンセサイザーやデジタル楽器が沢山あるけれど、
ハモンドオルガンは今でもものすごい魅力とアイデンティティがあり、不滅だと思うこと。
そしてエマーソンさんに、今後もぜひ、ハモンドを追求していってほしいです」
と、生意気にもお話しさせてもらいました。
彼は「そんなこと、お前に言われんでもわかっとるわい」と内心思ったかもしれませんが、
僕の手を握り、「そう、そうなんだよ、嬉しいな。僕もハモンドが大好きで、これからもずっとハモンドを追求するよ。
次のアルバムでも、ハモンドをみっちり弾いたから、楽しみにしててくれよ」
と、言ってくれたのです!!!!!!!!
嬉しかったなー。
キース・エマーソンさん、ありがとうございましたm(__)m