モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

秋の光と影

2007-09-17 08:45:11 | その他のハーブ



夏の陽は、全てのものに等しく降り注ぎ、
焼き尽くさんとし、陰さえもつくらせない。

秋の陽も、全てのものに等しく降り注ぐが、
そこに見慣れないものをつくり、
気づいてもらいたいと待っている。

いつもの光景の中に、
光の濃淡によるカーテンがつくられ、

このカーテンが、錯覚をもたらし、喜怒哀楽を刺激する。

朝の陽は、躍動感があり、活力を刺激するが
夕方の陽は、静寂と郷愁・人恋しさを刺激し、帰るところを探す。

暗示にかかったかのごとくパターンを踏襲するが、
しかし、時々、違った光と影の啓示に気づく。

光だけでは、コクも旨みもない。
影が味を創っている。 と思う。

この影がおいしい季節になった。

何気ない、いつもが、
気づくとおいしい季節でもあり、
その価値がわかる季節・・・・なのだ。


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