ペニーロイヤルミントの花が咲いた。
(写真)ペニーロイヤルミントの花
淡い赤紫の花が丸まって茎に連なり、団子が串刺しされている様相に近い。
匍匐性があるため、地面を這う傾向があるが、
直立した場合は、この姿がユーモラスで愛嬌がある。
その姿からはうかがい知れないが、
結構強いハッカのにおいがするので、ねずみ・虫除けとして使われていた頃もある。
料理やハーブティーで使われているが、他のミントを使うようにし、
ペニーロイヤルミントは避けておいたほうがよさそうだ。
花壇では、花を楽しむ以外に、虫除けとして大事な植物の近くに置くとよい。
タイム、サントリナなどと組み合わせて配置すると、虫を忌避する効果がある。
(写真)ペニーロイヤルミントの立ち姿
ペニーロイヤルミント(Penny royal Mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性が弱い多年草。
・学名は、Mentha pulegium(メンタ・プレギウム)。英名がPennyroyal Mint、和名はメグサハッカ。
・原産地は西ヨーロッパ、中央ヨーロッパの湿った草原、砂地。
・草丈15cm程度で、ほふく性がある。
・冬場は、霜があたらない屋根の下などで腐葉土でマルチングする。
・苦くツンとくる強い香りがあり、ねずみ・虫除けなどで使用。
・香りのグランドカバーに適している。
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