(写真) グレープフルーツミントの花
昨年よりチョッと遅めのようだが、薄紫色の上品な花が咲き始めた。
やはり花があると一段とバランスが良くなる。
というのは、グレープフルーツミントは、葉が素晴らしく、
明るい緑色の葉は、うっすらとした綿毛とシワシワで光を優しく返す。
葉に当たる光の変化を眺めていると癒し系のミントとなる。
朝早く葉を見ると、露に濡れたように根から吸い上げた水分を涙として放出しており
感情を持ったミントなのかなと錯覚したりする。
葉からは、かすかに青臭い柑橘系のにおいがし、
シャーベットなどに1~2枚添えると涼を楽しむことができる。
焼酎は、香りを愉しむところがあるのでやめたほうがよいが、
ジンなどのホワイトスピリッツ系のロックに入れるとおいしそうだ。
ロックグラスにジンと氷と緑色のミント。
口に持ってくるときに青臭い柑橘系の香り、脳を刺激し、悪酔いをさせないかも??
もちろん飲みすぎは脳死に至る。
(写真)グレープフルーツミントの葉
グレープフルーツミント(grapefruit mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha suaveolens x piperita(M.スアウェオレンス×ピペリタ)、英名がGrapefruit Mint (グレープフルーツミント)
・アップルミント(M. suaveolens)とペパーミント(M×piperita)の交雑種
・草丈は30~40cm。
・明るい緑色のシワシワが入った卵形の葉は、薄い綿毛で覆われており縁に切れ込みがある。
・グレープフルーツのような青臭い香りがする。
・開花の時期は7~9月頃だが8月末に咲く。茎の先の穂状花序に円錐形に薄紫色の小花が密集してつく。
・ハーブティ、サラダ菜として料理などに使える。
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