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核廃絶 行動強めよう

2024年12月12日 14時12分48秒 | 一言

被団協に敬意 NYで集会

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(写真)10日、ニューヨークの日本総領事館前で、日本被団協のノーベル平和賞受賞を喜び合う人びと(柴田菜央撮影)

 【ニューヨーク=柴田菜央】ノルウェーのオスロで日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞授賞式が開かれた10日、米ニューヨーク市の日本総領事館前で平和団体が集会を開きました。長年にわたる被爆者の草の根の運動をたたえ、核兵器廃絶に向けて行動を強めようと決意を示しました。

 集会は「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」など地元の平和団体が共催しました。参加者は「ノーベル平和賞! 被爆者」と書かれた横断幕を掲げ、「受賞者をお祝いしましょう」と道行く人に呼びかけ。平和賞のメダルと折り鶴のマークを載せた、日本被団協の受賞を知らせる手のひら大の紙を配ると、うなずきながら受け取る人の姿がありました。

 「パックス・クリスティ・インターナショナル」のメアリーさんは、原爆投下という米国の「目にあまる犯罪」に対して寛大な精神で活動を続けてきた日本被団協のメンバーに敬意を表明。「私たちは米国人として、この非常に残忍な兵器を廃絶するために不断の努力をする特別の義務を負っている」と話し、行動に励むと誓いました。

 「ピースアクション・ニューヨーク州」のサリー・ジョーンズさん(75)は、2014年に広島を訪れた経験を話し、「被爆者の証言は世界中の人びとの心を動かしている」と強調。若い世代が被爆者の声を聞く機会をもてるよう、できる限りのことをしようと呼びかけました。



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