原水協 締約国会議に呼応し行動
原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は27日、核兵器禁止条約の第2回締約国会議に呼応して、日本政府に同条約の署名、批准を求める行動を東京・新宿駅前で行いました。1時間ほどの行動で、政府に署名・批准を求める署名に30人が協力しました。署名し、「自分でも広げたい」とリーフレットを持ち帰る人もいました。
日本原水協の高草木博代表理事は、アメリカの「核の傘」に依存し、署名・批准、締約国会議への参加を拒否する岸田政権の姿勢を批判。米国との軍事同盟に加わる諸国も会議に参加しているとして、日本政府に署名・批准を求める声を一緒にあげようと呼びかけました。
婦人民主クラブの山田博子会長は、日本政府にこれまで140万人を超える署名を届けてきたと紹介。日本から被爆者、市民が締約国会議に参加することも示し、「戦争も核兵器もない世界をみんなの力でつくろう」と訴えました。
署名した東京都渋谷区の女性(70)は「また核兵器が使われれば、人類が滅んでしまう。なくすべきだし、その方向に日本政府は動いてほしい」と語りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます