HNモジュール、単線でキャブコントロールで1つのコントローラーでは駅と駅の間の短い区間しか走れない。 次の区間には連携プレイで列車の引き渡しをしなければならない。 もちろん全区間を一つのブロックにすることもできるが、それだと同時に1台しか走れない。
ということで、何台も列車を実物の様に走らせるためにはダイヤ運転で、お互いの区間を時間どうり走って列車の引き渡しをしなければなりません。
実は初めからダイヤ運転をするつもりでHNモジュールを設計したのです。
初期の頃こんなダイヤの書き方を考えました。 横に駅名、縦に時間ですが、運転や駅でのポイント操作など細かく書いてあります。
その後、書き方を少し変えたりして。
2011年には実物の様なダイヤで横に時間、縦に駅名を書く様にしました。
普通の人はこれが見やすいのでしょうが、模型としては運転しにくい。 何故かというと、模型では駅が横方向に並んでいます。 右に走らせたら良いのか、左に走らせたら良いのか分かりにくい。
その結果、横方向に駅にすると、たとえばプロヴァンスからブリックにゆくには左方向、トラバーサーに行くには右方向と直感的にわかる。 模型では実物と違って前後ではなく、左右に列車を走らせるのです。
だからこの書き方がわかりやすい、と言う事で現在もこの方式を使っています。
発車時間、到着時間ですが、発車は時間どうりできるのですが、到着時間は守るのが難しい。 ゆっくりすぎて、急に飛ばしたり、逆に飛ばしすぎて急にゆっくりさせたりで実感的ではない。
そこで、出発時間は守るが、到着時間は特に気にしなくて良ことにした。 走行時間は十分に取ってあるので、実感的な速度で運転すれば良い。 早着は構わないのだ。
次回は、実際の具体的な例を挙げてダイヤ運転を説明します。
つづく
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