カトーからユニトラックに繋ぐことができるコード83レールのフレキシブル線路が発売されました。
これは、HNモジュールにとって、とても都合が良い線路だと直感、でも現物を見なければ評価はできない、ということで購入しました。
HNモジュールはHOゲージの景色があるモジュールで、運転会ではそれらを繋いで大きなレイアウトにするという、すばらしいモジュールレイアウトです。
HNモジュール運転会にて。 いろいろな大きさのモジュールがあるが、線路の高さや接続方法が決められているので、簡単に繋いでこの様な大きな情景ができます。
HNモジュールは2008年ごろから行っていて、その当時は主にPECOのコード100のフレキシブル線路を使っていました。 これはカーブを自由に作ることができて情景作りにも自由度が大きかったからです。 しかし、普通のレールなので接続のジョイントが扱いにくく、運転会のたびに老眼に鞭打って線路を繋ぐという苦労をしてきたのですが、2012年ころから、線路の接続のし易さからユニトラックの使用を勧めてきました。
ということで、それ以後にできたHNモジュールはほとんどがユニトラックなのですが、ユニトラックではカーブの半径や長さが固定されているので、情景的にきついものは相変わらずPECOのフレキシブルレールを使うものもありました。 しかしユニトラックはコード83で、PECOのコード100のレールよりかなり細く、無理やり接続できるものの、線路に段差ができたりして、脱線することがありました。 ですからユニトラックに繋げるコード83のフレキシブルレールの発売が待たれていました。
今回、カトーからユニトラックと接続できるコード83のフレキシブルレールとその周辺のパーツが発売されたので自由なカーブが作れて、かつユニトラック固定レールときっちり繋げるので、モジュール作りが楽になると思われ試しました。
購入したカトーのHO用のコード83のフレキシブル線路と、ジョイント道床、およびコルク道床。
ジョイント道床: 端がユニトラックのジョイントがパチンと入るようになっています。
使用方法: フレキシブルレールをジョイント道床に 差し込んでこのような形状になります。 フレキシブルレールの端がユニトラック 道床になりコルク道床はこれに合う高さになっています。
ユニトラックと接続、綺麗につながります。
ジョイント道床なしでユニトラックと繋 がります。 レールがユニトラックと同じ#83 なのでユニトラックのジョイントが使えます。
ジョイント道床なしで台枠にジョイント が入る溝を掘れば、ユニトラックのジョイ ントが使えます。 ただし、線路の端の強度 が弱いので、何かしら枕木、レールの補強 が必要です。
結論的には、このレールを用いることでユニトラックの線路と共用しやすくなります。フレキシブルレールでは急カーブは作りにくいので従来のユニトラックを使い、緩和曲線や緩いカーブ、複合カーブなどはこのフレキシブルレールを用いると便利でしょう。
HNモジュールでも同様にこの線路を使えば緩いカーブのモジュールを作ったりそれによって情景の可能性が広がると思われます。 また、#100 レールのモジュールもこのシステムの利用で#83 への 交換がやりやすくなります。
欠点としては、ユニトラックのようなしっかりとしたプラスティックの道床がなく、フレキ の枕木も柔らかく、かつコルク道床も柔らかいので、バラスで固定するなど強度を確保する 必要がありそうです。
>katoのフレキシブルレール買いました。ユニトラックと容易に接続ができて便利でし... への返信
そうなんです。PCだけの様です。 おっしゃる通り、木の枕木が欲しいです。 焦茶色を塗って、バラスで誤魔化すしかなさそうです。