テキサス人になろう! -リトルテキサス-

Jake Owen - I Was Jack (You Were Diane)

和歌の世界で本歌取りという手法があり、古典の名歌の一部を引用して新しい歌を詠むというもので、元の歌を知ってることで世界観がより重層的になって深みが増すという効果があるものですが、音楽の世界でも似たようなことがありますね。

和歌だと言葉が中心ですが、音楽の場合は歌詞、メロディー、イントロなどのフレーズ、アレンジなどちょっと幅広くなるでしょうか?

Jake Owen の現在ヒット中(今4位)の曲「I Was Jack (You Were Diane) 」もそういった本歌取り的な曲で、元になってるのは John (Cougar) Mellencamp の1982年のNo.1ソング「Jack & Diane」。
アメリカの田舎町のティーンエイジャー、ジャックとダイアンの物語で、2人とも自由に青春を謳歌しつつもスリルのある楽しいことは大人になったらもう終わっちゃうんじゃなか?というような10代の心の光と影を歌ったような曲。
まずは歌詞ビデオをご覧ください。


JACK AND DIANE john mellencamp [Lyrics!!]

続いてミュージックビデオ。ミュージックビデオが作られるようになった割と初期のもので、歌詞をそのまま映像にしてる感じですね。


John Mellencamp - Jack & Diane


Jake Owen の I Was Jack (You Were Diane) はこの曲の後日談という訳でもないですが、当時この曲を聴いてたティーンエイジャーが成長して、あの曲を聴くたびに僕がジャックで君がダイアンだったあの頃を想い出す、というような感じですか?
こちらもまずは歌詞ビデオ。


I Was Jack (You Were Diane) - Jake Owen LYRIC VIDEO

続いてミュージックビデオ。こちらはストーリー仕立てになってて途中ドラマが入るのでちょっと長いです。



1982年のカフェのシーンで始まって、1年前の出会いのシーンに遡ってからの日々、さらに10年後の同じカフェでの再会?というようになってて元歌のイメージを膨らませた感じ。

こちらの曲は元歌の内容を踏まえてるだけじゃなくて、ギターのフレーズも元歌のを継承してますね。
Songwriter のクレジットに John Mellencamp の名前もあるんですが、これはこのギターのフレーズと元歌の内容を取り入れてることによるようで、Jake Owen が John Mellencamp に使っていいかを聞いて許可を貰ったそうです。

CDはまだ出ないようですが、ダウンロードで買えます。


Jake Owen - I Was Jack (You Were Diane)
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