Scotty McCreery の「Cab In A Solo」が1位になったとのことですが、Billboard の Country Aieplay チャートは最高2位で、別の Mediabase のチャートで1位になってました。
集計方法が違うのですかね?
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Scotty McCreery - Cab In A Solo
カントリーには「恋に破れて寂しー!」という曲が多いですが、さらにその中に「あれは僕のトラックじゃないー」というのがたまにあり、これもそういった系統の曲ですね。
このパターンでまず思い浮かぶのが Rhett Akins の「That Ain't My Truck」。1995年のヒット曲で最高3位。
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That Ain't My Truck - Official country music video
タイトルがそのまま「あれは僕のトラックじゃない」ですが、
彼女から電話来ないから家に行っちゃお~~あれ?僕のじゃないトラックが家の前に止まってるな?彼女の部屋に見える影も僕のじゃないし。彼女は僕の世界の全てなのに、あれは僕のトラックじゃないよ~ぴえん。。
といった感じですね。
つづいて Luke Bryan の「Someone Else Calling You Baby」。2010年に1位になってます。
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Someone else calling you baby: By Luke Bryan
彼女の家の前に見知らぬトラックが止まってて、彼女が助手席でサングラスかけてラジオをいじってるやんけ~~2週間前には僕のトラックで彼女とデートしてたのに~今じゃ誰かが君のことをベイビーって呼んでるんだね~ぴえん。。
といった感じでしょうか。
Scotty McCreery の「Cab In A Solo」は、
このところご無沙汰だったからワインとバラを買って彼女の家の前に来てみたよ~って、あれあれ、彼女の部屋の壁にキスをするカップルの影が見えるやん~寂しいからトラックで一人買ってきたワイン飲んじゃうもんね~ぴえん。。
といった内容ですね。
歌詞に、
Drinkin' cab in a solo
Solo in the cab of my truck
と「cab」と「solo」が順番入れ替わって出てきますが、
最初の「cab」は「Cabernet Sauvignon(カベルネ・ソーヴィニヨン)」という赤ワイン用のブドウのことで、「solo」は Solo Cup Company という会社の出してる使い捨てのカップ(たぶん Toby Keith の歌のタイトルにもあった赤い Red Solo Cup)。
2つ目の「solo」は1人で、「cab」は Cabin でトラックの運転席(荷台との区別で前の運転席と助手席等があるスペース)のことかと思われます。
なので、
(彼女のために買ってきた)カベルネの赤ワインを使い捨てのソロカップで飲んでんねん
トラックの運転席でひとりぼっちだよ、うわ~ん
というのを韻を踏んで歌ってるのかと。
※違ってたらすいません。
ワインは歌詞に Silver Oak, 1998 と出てきますが、検索すると25,000円くらいで売られてる高級ワインのようで、奮発して買っていったのを、やけになって飲んじゃってるみたい。
って、お酒飲んじゃって帰りどうすんの?ということですが、そんなことも考えられないくらいにロンリーなのでしょうね。
この曲の入ったニューアルバム「Rise & Fall」は5/10発売。CDが出ます。
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toisa