日々天天

マルチーズ たつくんの思い

災から25年

2020-01-17 14:20:45 | 日記

あまり知られていない土地で

テレビのカウントダウンを拝見しました

私がお嫁に来る前そこのイベント会場には

徒歩区間20分ほどでたどり着く場で被災しました

 

一生懸命きれいに変わった土地ですが

私にとっては年1回程訪れる土地です

その場から山を眺め・・・この震災では山が崩れなかったんだなと

ひしひしと眺めます・・・

山が崩れたらもっとの被害を受けたことでしょう

神戸は山と海に囲まれ生きている町ですから・・・

 

今日はカレーです・・・

被災して避難所で食べたかったものは

意外とカレーなのです・・・

どさくさでお肉も見当たらないカレーの屋台で

1000エンの値を付け繁盛されたのはなんとも・・・

今ならそんな弱みに付け込む販売はされない事でしょう・・・

生きるという事は食が大事です・・・

とっても空しい販売でしたね・・・

 

それでも余裕をお持ちの方は避難所を抜け出し・・・

こそっと食べたて来たのは・・・生きたいためのエネルギーです

こそっと・・・という処に・・・・

被災者の此処の思いやりと言いましょうか・・・

被災にも年数がたち

こんなに恵まれた被災地ではなかったんですょ・・・

私のお世話になった3日目に高齢者とお子様だけに限定で卵より小さい塩むすびが

1個・・・・翌日の晩も配布は無し・・・・

毛布は1週間で1枚でした

皆さん家から毛布を持参していたので・・・不自由は無かったのですが・・・

 

私もどうしても空腹に負け 被災していなかったラーメン店で

ラーメンをすすりました 値段は平常の一緒でした

でも金銭に余裕のなかった方はただ待つだけです・・・

 

私は先代たつ君を仕事場に行く間見てくれていた

(たつ君をいじめる被災者から守るため)

方に交代で見ててもらっていたので1日500円好きなように遣ってくださいと

渡しておりました

お兄さんたちはボランティアのボランティアをしていましたので(補助)

(物資を盗む人が出てきていたのです)

たつ君のリールを持ち小脇に抱えてまで守りボランティアされていました

そのくらい目の敵に意地悪する人がいたのです・・・・

(先代はおとなしくマナーも出来ていましたが私が気に入らなかったのでしょう)

それでもお兄さんたちにはたばこ銭と1日乗り越える自販機のビールが買えます

私も本当に助かったのです・・・

 

避難所を出るころには(たつ君への意地悪に耐え兼ね)

焼き鳥屋で椀飯振舞でお世話になったお兄さん3人にお別れ会を設けました

お兄さんたちはいっぱい食べ飲みおなかを膨らして帰っていきました

いっぱい話して・・・被災の無念も・・・女性におごらすのは引けたのでしょう

2万円台で5人被災後楽しかった1時でした・・・・

その日だけでお別れで他人です

手を振り夜の避難所にポケットに手をつっこんで背を丸め帰って行かれました

おねえさんまけんと頑張ってよ!と・・・

その3人の顔は1人でも自分たちの力で乗り越えさせた達成感でしょう

とってもいい笑顔でした あなたたちもボランティアの1人です!

大きく手を振りお別れしました

一生懸命生きていたのですれ違ったこともわからないほど

でも声をかけられることなく・・・

私とたつ君との人生を見送ってくれたことに感謝です・・・

 

カレーの画像は無しですが・・・此処までで今日はいっぱいです・・・・

明日はまた1日が始まります・・・・

 

だんだん