the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

三原のギリシャ度

2011-12-13 15:28:57 | まちづくり
今年の3月に三原市財政の冊子を発行しますから~!と大きな声で言っていたのに、
機を逸してしまい、完成できていないままです。トホホ。
30年分の決算カードを入力してくれたUさんには大変申し訳ありません<(_ _)>

それはさておき、
すっかり財政赤字、経済危機の代名詞になってしまったギリシャ。
週刊エコノミスト12/13号の特集は「あなたの街のギリシャ度」です。
その特集、三原市広報に掲載された財政記事、
そして、消費税アップに向けての動きなど、
ちょっと気になるので、書き留めておきます。

三原市のH22年度市債残高は652億円(1人当たり65万円)。
そのうちの134億円が臨時財政対策債で「返済に対して国が100%を負担します」と
三原市広報に書いてあります。

臨時財政対策債は、
国家による粉飾、飛ばしだ
との指摘もあるものですが、本当に国から100%手当されるのかどうか、
私は疑問に思っています。

総務省HPによると、(茶色字部分は引用)
地方財政の借入金残高は、近年、地方税収等の落ち込みや減税による減税の補てん、景気対策等のための地方債の増発等により急増し、平成23年度末には200兆円、対GDP 比も41.4%となり、平成3年度から2.9倍、130兆円の増となっています。

週刊エコノミストによると、
臨時財政対策債が地方債残高に占める割合はどんどん伸び、
H22年度で27%くらい、37兆円くらいでしょうか。(グラフのみで数値が明示されてません)
「全額国が負担してくれるから、私たちの借金じゃないよ」って言いながら
みんなが借りた総額37兆円。

地方、国と合わせた借金800兆円を引き受けているのは、もちろん私たち国民。
だけど、
「裏づけとなる個人金融資産の伸びも人口減少で限界」。膨張を続ける債務を国内で消化しきれなくなる”潮目の到来”は「皆が思うよりずっと早いかもしれない」(茶色字部分は、週刊エコノミストからの引用)

消費税を上げてやり繰りできるようなもんじゃなく、
根本的に考え方を変えなきゃいけないんじゃないかな。

「日本の借金時計」
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html

さて、気になる三原のギリシャ度は・・・
広島県内順番に書いてみます。
数字は、広島県内順位、全国1737市町村での順位、実質公債費比率(%)
1(34)庄原市 21.3%
2(55)北広島町 20.6%
3(96)世羅町 19.2%
4(161)神石高原町 18.0%
5(205)安芸高田市 17.4%
6(315)安芸太田町 16.3%
7(329)大崎上島町 16.2%
8(357)大竹市 16・0%
9(411)広島市 15.6%
10(519)三次市 14.6%
11(668)海田町 13.7%
12(684)府中市 13.6%
13(717)呉市 13.4%
14(965)廿日市市 11.8%
15(1036)熊野町 11.4%
16(1069)江田島市 11.2%
17(1094)尾道市 11.0%
18(1141)三原市 10.7%
19(1236)竹原市 9.9%
20(1252)東広島市 9.8%
21(1409)坂町 8.2%
22(1450)福山市 7.6%

実質公債費比率は、借金を返済するための負担度合いで、
三原市は今のところまあ良いようですが、
この他にも地方税増減の見通しなども含めて見ていかなくてはp(^o^)q



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