しばらく前の話になるが、練習走行中に、正吉君が「パワーが出ない」と言いだした。乗っていたのは'16の練習車の方ね。
確かにスピードの乗りが悪く、それまではブッチ切っていたはずのライダーにも追い回される。
プラグを見ると真っ黒。
普通に火は飛ぶのだが、とりあえずプラグのみ交換して走った。
結局やはりフケないようで。普通にエンジンは掛かるし、空ぶかししても違和感はない。しかし、走っている時のいつもの力強い全開音がない。
ちなみにピストンリングは交換したばかり。正吉君は「水が入った」と断言している。洗車もしてないのに、それはないだろう(笑)。
バラしてみてナルホド。
排気バルブのダイヤフラムが破れていた。
65SXの排気バルブは、チャンバーの排圧によって制御されている。
チャンバーの後ろの方にホースが取り付けられており、これがシリンダーヘッドの排気バルブに接続。排圧が高まると空気袋(ダイヤフラム)が膨らみ、その膨らむ力を利用してバルブを引き上げる仕掛けとなっている。アクセルを戻すと、バネで元に戻る。
排圧とバネの力で制御されるわけで、かなりファジーな仕掛けだ・・・。
YZ65はYPVSとのことなので、キッチリとマッピングしてあるんだろう。ただ、VmaxのVブーストでもそうなんだけど、デバイスがエンジン本体で完結していない(電源や回転数以外は全く独立したシステム)というのは、電気仕掛けのオモチャのように感じてしまう。
破れたダイヤフラム。
人生の問題の大半は、コーキングで解決できる(笑)。
もちろんこれで恒久的な修理をしようなどとは思っていないよ。でも1日は持った。
純正部品のダイヤフラムは、なんと¥3000!! ずっとコーキング補修のままで乗り切ろうかと思ったが、ダイヤフラムそのものが劣化しているだろうから、仕方なく新品に交換しておいた。
この不具合の原因を正吉君に説明したのだが、全く分からないとのことだ(寂)。
同じく'16練習車。
リヤブレーキがキーキーと音を立てるようになった。
65SXのキャリパーピストンは樹脂製。
熱が原因か、ブレーキパッドへの当たり面が斜めになってしまっている。(これは65SXのクセとのこと)
ピストンはブレーキパッドにピッタリと当たろうとするので、キャリパーの中で斜めに傾いてしまう。
するとキャリパー内で引っかかってしまい、ピストンは出ないし引っ込まない状態となる。4POTのキャリパーは実質1POTとか2POTになり(笑)、ペダルストロークが10mmくらいになっちゃう。一応スイッチのような状態でブレーキは利くんだけどね。
しかもディスクが超減っており、刃物のような状態となっている。
しかも、薄くなった部分で割れちゃった。
とりあえずサンドペーパーとオイルストーンで樹脂のピストンを削って、当たり面を直角に。
これで1日は持った。
最初からピストンがやたら短かったのは、前オーナーが同様の作業をしたのかもしれない。
これは社外品で対策部品が出ている。ステンレスのキャリパーピストンね。
しかーし、俺はそんなものは買わないのだ。
16Φのステンレスの丸棒を輪切りにして使うだけ!!(笑)
丸棒とは書いたけど、仕事じゃステンレスの丸棒なんてほとんど使わない。切り売りで入手しようかと思ったけど・・・
結局ステンレスの半ネジボルトを使ってやった(笑)。15.89Φくらいしかないが、元の樹脂製よりはマシだろう。今んとこ、丸っきり問題ナシ。
やはり'16練習車。
シフトペダルのスプラインがナメてしまい、シフトできなくなった。
俺の知る国産車は、スプラインを差し込んだ後で、スリ割りの入った部分を円周方向に締め付けるのが普通だが、KTM65SXはセンターのボルトで押さえつけるようになっている。だからナメてしまうと増し締めしてごまかすということができない。
シフトシャフトのスプラインも少々ナメているんで、本当に直すならクランクケースを割ることになるのだが、要は使えりゃOKなわけで。
バカ穴になったシフトペダル(社外品)の穴周辺を削り・・・
肉盛り溶接。
穴を開けなおして、シャフトにムリクリ圧入すると・・・
ホレ、スプラインが復活(笑)
俺が小学校1年生か2年生の時、モーターで走る車を工作した。キット物ではなくて、バルサで作った全くのオリジナルね。
モーターと豆電球を並列でつなぎ、走行中にヘッドライトが点くようにした。
スイッチを入れないまま手で押して走らせると、モーターが発電機代わりになって豆電球が点灯するわけですわ。
これを見た当時の俺は、「この理屈を使えば、電池をずっと替えなくても走る車が作れるじゃん」。
もしも俺が左脳型の理系人間、技術肌であったならば、間違いなくプリウスやリーフの開発に加わっており(笑)、ウィキペディアの俺のページには幼少期のエピソードとしてこの話が紹介されていたはずである(笑)。あ、ちなみに回生ブレーキは俺が生まれる前から電車で実用化されていたそうだ。
残念ながら俺は極度の右脳派で、全てを匂いで嗅ぎ分けている。理屈は存在するが、理論は存在しないのだ(笑)。
その割りに何故か数学と理科が好きで得意だったのだが、数学は一定のポイントを過ぎるとドンブリ勘定になる。会社の経理はある程度の振れが許されるので(零細なんでね)とても得意だけど、高校に行ってからの数学はダメだったなぁ。
スーパーマンⅢで、敵役ウェブスターがスーパーマンを無力化するため、クリプトナイトを真似た化合物を作ろうとした。しかし地球上にない成分が僅かに含まれており、代わりに適当なものを入れた結果、微妙な偽物が出来上がってしまった。
俺がやってる事って結局、そんなような感じだと思う(笑)。
HGSのチャンバーとサイレンサーを取り付けた。
極悪なルックスだけど、サウンドは意外とジェントル。
ダイバージェントコーン・ストレート部・コンバージェントコーンまでがかなりエキパイ寄りで短く、容量が小さめ。
ノーマル(ボコボコ笑)と比べると一目瞭然。
といいたいところだけど、実際には前側に突き出したレイアウトなので、見た目ほどエキパイ寄りというわけではない。
炊飯用の土鍋を忘れたので、鍋でご飯を炊いてみた。
カンペキ(笑)
確かにスピードの乗りが悪く、それまではブッチ切っていたはずのライダーにも追い回される。
プラグを見ると真っ黒。
普通に火は飛ぶのだが、とりあえずプラグのみ交換して走った。
結局やはりフケないようで。普通にエンジンは掛かるし、空ぶかししても違和感はない。しかし、走っている時のいつもの力強い全開音がない。
ちなみにピストンリングは交換したばかり。正吉君は「水が入った」と断言している。洗車もしてないのに、それはないだろう(笑)。
バラしてみてナルホド。
排気バルブのダイヤフラムが破れていた。
65SXの排気バルブは、チャンバーの排圧によって制御されている。
チャンバーの後ろの方にホースが取り付けられており、これがシリンダーヘッドの排気バルブに接続。排圧が高まると空気袋(ダイヤフラム)が膨らみ、その膨らむ力を利用してバルブを引き上げる仕掛けとなっている。アクセルを戻すと、バネで元に戻る。
排圧とバネの力で制御されるわけで、かなりファジーな仕掛けだ・・・。
YZ65はYPVSとのことなので、キッチリとマッピングしてあるんだろう。ただ、VmaxのVブーストでもそうなんだけど、デバイスがエンジン本体で完結していない(電源や回転数以外は全く独立したシステム)というのは、電気仕掛けのオモチャのように感じてしまう。
破れたダイヤフラム。
人生の問題の大半は、コーキングで解決できる(笑)。
もちろんこれで恒久的な修理をしようなどとは思っていないよ。でも1日は持った。
純正部品のダイヤフラムは、なんと¥3000!! ずっとコーキング補修のままで乗り切ろうかと思ったが、ダイヤフラムそのものが劣化しているだろうから、仕方なく新品に交換しておいた。
この不具合の原因を正吉君に説明したのだが、全く分からないとのことだ(寂)。
同じく'16練習車。
リヤブレーキがキーキーと音を立てるようになった。
65SXのキャリパーピストンは樹脂製。
熱が原因か、ブレーキパッドへの当たり面が斜めになってしまっている。(これは65SXのクセとのこと)
ピストンはブレーキパッドにピッタリと当たろうとするので、キャリパーの中で斜めに傾いてしまう。
するとキャリパー内で引っかかってしまい、ピストンは出ないし引っ込まない状態となる。4POTのキャリパーは実質1POTとか2POTになり(笑)、ペダルストロークが10mmくらいになっちゃう。一応スイッチのような状態でブレーキは利くんだけどね。
しかもディスクが超減っており、刃物のような状態となっている。
しかも、薄くなった部分で割れちゃった。
とりあえずサンドペーパーとオイルストーンで樹脂のピストンを削って、当たり面を直角に。
これで1日は持った。
最初からピストンがやたら短かったのは、前オーナーが同様の作業をしたのかもしれない。
これは社外品で対策部品が出ている。ステンレスのキャリパーピストンね。
しかーし、俺はそんなものは買わないのだ。
16Φのステンレスの丸棒を輪切りにして使うだけ!!(笑)
丸棒とは書いたけど、仕事じゃステンレスの丸棒なんてほとんど使わない。切り売りで入手しようかと思ったけど・・・
結局ステンレスの半ネジボルトを使ってやった(笑)。15.89Φくらいしかないが、元の樹脂製よりはマシだろう。今んとこ、丸っきり問題ナシ。
やはり'16練習車。
シフトペダルのスプラインがナメてしまい、シフトできなくなった。
俺の知る国産車は、スプラインを差し込んだ後で、スリ割りの入った部分を円周方向に締め付けるのが普通だが、KTM65SXはセンターのボルトで押さえつけるようになっている。だからナメてしまうと増し締めしてごまかすということができない。
シフトシャフトのスプラインも少々ナメているんで、本当に直すならクランクケースを割ることになるのだが、要は使えりゃOKなわけで。
バカ穴になったシフトペダル(社外品)の穴周辺を削り・・・
肉盛り溶接。
穴を開けなおして、シャフトにムリクリ圧入すると・・・
ホレ、スプラインが復活(笑)
俺が小学校1年生か2年生の時、モーターで走る車を工作した。キット物ではなくて、バルサで作った全くのオリジナルね。
モーターと豆電球を並列でつなぎ、走行中にヘッドライトが点くようにした。
スイッチを入れないまま手で押して走らせると、モーターが発電機代わりになって豆電球が点灯するわけですわ。
これを見た当時の俺は、「この理屈を使えば、電池をずっと替えなくても走る車が作れるじゃん」。
もしも俺が左脳型の理系人間、技術肌であったならば、間違いなくプリウスやリーフの開発に加わっており(笑)、ウィキペディアの俺のページには幼少期のエピソードとしてこの話が紹介されていたはずである(笑)。あ、ちなみに回生ブレーキは俺が生まれる前から電車で実用化されていたそうだ。
残念ながら俺は極度の右脳派で、全てを匂いで嗅ぎ分けている。理屈は存在するが、理論は存在しないのだ(笑)。
その割りに何故か数学と理科が好きで得意だったのだが、数学は一定のポイントを過ぎるとドンブリ勘定になる。会社の経理はある程度の振れが許されるので(零細なんでね)とても得意だけど、高校に行ってからの数学はダメだったなぁ。
スーパーマンⅢで、敵役ウェブスターがスーパーマンを無力化するため、クリプトナイトを真似た化合物を作ろうとした。しかし地球上にない成分が僅かに含まれており、代わりに適当なものを入れた結果、微妙な偽物が出来上がってしまった。
俺がやってる事って結局、そんなような感じだと思う(笑)。
HGSのチャンバーとサイレンサーを取り付けた。
極悪なルックスだけど、サウンドは意外とジェントル。
ダイバージェントコーン・ストレート部・コンバージェントコーンまでがかなりエキパイ寄りで短く、容量が小さめ。
ノーマル(ボコボコ笑)と比べると一目瞭然。
といいたいところだけど、実際には前側に突き出したレイアウトなので、見た目ほどエキパイ寄りというわけではない。
炊飯用の土鍋を忘れたので、鍋でご飯を炊いてみた。
カンペキ(笑)