THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ハイエース・二段目の床を製作

2006-08-07 19:25:54 | トランポ

先日(随分前?)製作したステンレス金物の上に載せるパネルを作り始めた。
要するにベッドキットの様な物を製作中(カメ状態)なのである。

Epsn1940

2枚のシナベニヤ5.5tで芯材をサンドイッチする構造で、一般的にはフラッシュパネルとか太鼓張パネルとか呼ばれている。
フラッシュは「Flash」ではなくて「Flush」。前者はピカッと光るヤツだが、後者には水を流すとか、豊富なとか、平面なとか(水を一杯に溜めた)の意味がある。そーです、エンジンオイル交換のフラッシングもコレ。
強度を保ちつつ軽く仕上げたい場合に有効な技で、芯材には専用の物もあるらしいが、今回使ったのは18tのランバー合板(安価にベニヤの強度を上げる為に芯材が集成材になっている)をカットした物。均一な面を持つ木材であれば何でも使える。

単なるベッドとして使用するならば、ここまで中桟を入れる必要は無い。45cm位のピッチで充分。しかも裏面は2.3tベニヤでOK。

芯材はタッカーで仮組みしておき、ちょっと多目に木工用ボンドを塗布、一気にベニヤでサンドイッチしてウエイトを掛ける。
家具・建具屋さんはフラッシュプレスという専用プレス機を使用するが、残念ながら我社にはそんな物は無いので写真の通り重りを載せた。グレーのはたまたま持ってた物干台、黒い方は弊社製品で日除け暖簾の重り。

Epsn1942

木工用ボンドが乾燥するまでこのまま放置。

つづく。

コメント
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