THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

Vmaxの整備その2

2006-12-26 21:31:55 | Vmax

まず始めに、大バカやらかしていたご報告から。前記事で「ウインカーリレーが壊れた」とか書いたが、写真をご覧下されい。

Epsn2529

右の二つはデンソー製のウインカーリレー。この二つは全く同じ物。
左の二つはオムロン製のスターターカットオフリレー。メインキーONでカチッと音がするヤツ。コッチも二つとも全く同じ物。
カプラ部分は二種類共汎用6P。しかもこの二種類のリレーは、左ダクトの中で仲良く並んでます。そーです、ウインカーリレーの代わりにスターターカットオフリレーを付けていたのです、バカッ。何故こんな事をやったのかは不明。
交換後は勿論正常に作動しやした。

次・・・。やはり判断ミス(というよりヤキが周った)で購入したヤケに小さいバッテリー。こうなったら意地でも使ってやるぜ、と、もう一個買ってきた。ちなみにこのバッテリー、税込みで約¥9000也。先日バイク用品店に4CRを買いに行った時にノーマルバッテリーの金額をチェックしたら¥14000台だった。なので、金額にしても性能にしても良い所は無い。せいぜい液量チェックしなくても良い事位か。但し俺を含めて一部の人にはメリットがある。理由は秘密ですが。
ノーマルバッテリーケースには二個入らないので、アルミでバッテリーケースを製作した。仕事では滅多にアルミは溶接しない(客受けが良いので、粋がってアルミを多用する看板屋もあるが、ハッキリ言って看板には不向きだ。一部を除いて)ので、実はあまり得意ではない。

Epsn2524

最初にノーマルケースの幅を広げたサイズでアルミ板を曲げてテストしたら、フレームの中に入れる事ができなかった。なので、かなり高さを低く設定。写真は裏(下面)から見た所。

Epsn2528

Epsn2526

直列にすると24Vになってしまうので、当然並列である。プラス端子には純正品の全く同じケーブルを2本使い、マイナス端子は2本共アーシングケーブルに取り替えた。Vmaxはエンジンアースがメインで、細い線がフレームにもアースしている(多分EGマウントがラバーブッシュの為)が、こちらも太い物に取り替えた。
ツインバッテリーの最大の欠点は、取り付け取り外しが厄介な事である。二個目を取り付ける際、既に1個目が繋がってるので、工具がフレームに触れたりすると大変な事である。「先にプラス端子を二個共繋いでしまったら?」と思うかもしれないが、Vmaxの場合は残念ながら二個共バッテリーをケースに入れると、片方のマイナス端子が奥に隠れてしまうので、出来ないのである。
ちなみに理屈上は1個でも2個でも、瞬発力そのものは変わらない。始動困難な時にセルを倍使える事と、レギュレータ延命の為である。

車検場に持ち込む時に、当初は「めんどくせェ!!車検切れ状態で乗り込んでやろうかい!!!」と考えていたのだが(スミマセン)、一応俺は社会的立場のある人間であるので、仮ナンバーを申請した。
申請は陸運支局でも可能らしいが、今回は市役所。一部を除いては「車検を受ける為」にしか仮ナンバーは申請できない(例えばオークションなどの個人売買での車検切れ車両の搬送には使えない)。また、現在バイクを置いている場所から車検場(陸運支局)への、最短距離の移動にしか使えない事になってるらしい。申請する役所は、その道のりに含まれる自治体の役所となる。
窓口は、俺にとっては市役所の中で最も敵対視している「税務課」である(自治体によって少々異なる様だ)。現在Vmaxは会社にあるので、毎年固定資産税(償却資産税)を納めているN市の税務課に殴り込み。「ワタシだ。一番エライヒトを出しなさい。」と言いたいのを堪え、「仮ナンバーをお借り致したく、申請に参りました。」と伝えると、書類を書かされ、750円を巻上げられた。
必要なのは免許証(厳密には他の物でも良い様だが)と印鑑、仮ナンバーで運行する時点で有効な自賠責の証書、車検証(厳密には車検証が無くとも車体番号が判れば良い様だ)、750円(正式には自治体の証紙らしいが、窓口にレジがあった)。
大学生の頃に中古車屋でバイトしていたので、店に備え付けの仮ナンバーでの運行は何度か経験がある。だがバイクは初めてだ。それどころか、仮ナンバーで運行しているバイクすら見た事が無い。皆んなトランポで運んでるのでしょう。
え? ハイエースを持ってるのに、何でハイエースで運ばないのかって? 理由は、Vmaxは押し歩きがメチャメチャ重たいので、一人でハイエースに乗せれないからなのである。以前車検切れで陸運支局に持ち込んだ時は、友人に手伝って貰ってハイエースに乗せたのだが、二人掛かりでヒーヒー! もう二度と乗せねえと思ったね。

バイク用の仮ナンバープレートなんて見た事無いのでワクワクしてたら、出てきたのを見て、デカくてビックリ! こんな所で税金を還元しなくても・・・と思ったら、単に乗用車と共通なだけだった。コラッ、もっと納税者に還元せんか!!

Epsn2533

取り付けてみると、カッコわり~~~~!!!!! 他がビシッと決まってるだけに最悪。バイクのナンバープレートはH125*W230、乗用車と共通の仮ナンバーはH165*W330。1.5倍近いぞ。「年末は需要が多いので、返却はお早めに」と言われたが、言われなくても早く返したい。返却時は有効期間や自分の名前の書かれた「臨時運行許可証」を一緒に返すのだそうだ。

最後に光軸調整。ユーザー車検の最大の鬼門と言われている項目だが・・・。
一応基準としては「10m先の壁面に照射した時、水平位置より下、ヘッドライト取り付け高さの1/5まで」となっている。コレ、どの資料を見ても「ハイビームの中心が基準」と書いてあるか、又は何も書いてない(爆)。俺はハイビームとロービーム、カチカチ切り替えて確認している。が、コレで大丈夫という確信は無い。あくまで単細胞な機械が判断する事、駄目だったら調整して再検査すれば良い。
ちなみにメンテナンス&カスタムと車検取得は、全く違うジャンルの物だと思っている。車検をスパスパと出来る人がメンテやカスタムもできるとは限らないし、その逆も正しい。あくまで車検は法律上のツジツマを合わせる為の物だと思っている。だからして、車検に通ったバイクが調子が良いとは限らない。

コメント (2)
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