本日、遂に出てしまいました。と言ってもメーカーは「参考出品」と表現しているので、少なくとも表向きは販売決定ではないのだが・・・。
3/17更新:画像入れ替え・・・多少解像度の高い物になりました&右サイドの画像追加
この件について、全くの一個人である俺があーだこーだ書くのも如何な物かと思うので、メーカーのサイトを見てください。
YAMAHAのバイクのTOPページ(右サイドバーの『最新情報』の3月14日『モーターサイクルショー参考出品について』をご覧下さい)
(メーカー様に敬意を表し、本記事に対してのリンクは避けました)
※直リンク並びに画像使用申し訳ありません。問題あればご連絡下さい。ヤマハFANとして喜んで改訂させて戴きます。
参考出品だけに性能を判断するスペックは公開されていないが、写真を見る限りではアルミフレーム、倒立サスであり、仕様には「燃料噴射式」と明記されている。
ヤマハというメーカーは、今まで「余分な性能」を身に着けた事は無い。DTシリーズについても「人が操る事が出来る限界」と称して最後までフルサイズの250ccになる事は無かった。DT200R、DT200WR、DT230ランツァと乗った俺も内心「250がいいなぁ・・・」と呟きつつも、メーカーが言う処の「250ccは扱い切れない」との言葉を信じて(自分に思い込ませて)乗ってきた。サスストロークが異常に短いランツァを酷使しつつも表彰台に乗った事もある。
ヤマハがアルミフレーム、倒立サス、インジェクションを採用したと言う事は、それ相応の理由がある筈である。しかも名前はXTでもTTでもなく、本物にのみ与える「WR」の二文字を冠している。
モータースポーツ=ホンダとか、スポーティな車両=ホンダ・・・と思っている人も多いと思うが、表に名前を出していないだけで、ヤマハもホンダと同等かそれ以上だと俺は認識している。
有名な割りに意外と知られていないのが、トヨタ2000GT以来、トヨタのスポーツエンジンは全てヤマハが手がけている事だ。ニーナナ(TE27レビン&トレノ)、ハチロク(AE86、俺も乗っていた)、スープラ等等。そして、ヤマハの良い所にはデザインもある。デザインは全て社外(GKダイナミクス、旧GKデザイン・・・原付は別らしい)で行われ、車両開発サイドと綿密な打ち合わせが行われるそうだ。他メーカーと比べても非常にコンセプト性が高く、デザインが洗練されているのはこの辺りが産み出した結果だと思われる。反面でハズしてしまったモデルも少なくないが・・・。
まあそれはいい。
俺にとって最大の問題となるのは、コレを買うか否か、である。イヤ、購入に値するか、と表現すべきか。
正直俺は、以前より噂のあったこのモデルについては「噂だよ、ウワサ。ハハハ・・・」てな見方をしていたのである。まあ確かに他メーカーが売れるトレールとモタードをラインナップしているにも係わらず、ヤマハはセローとトリッカー、TW(最早トレールでは無いか)と実車を一度も見た事が無いモタード風の何某。※セローは人気車種かもしれないが、狙い自体がコアなので・・・。ヤマハが売れるモデルを欲しがるのは解る。
俺が今までバイクを購入する際に、結構問題にしてきたのが「トレールorレーサー」である。以前はオフロードコースオンリーの走行でもトレールをチョイスする理由が一応あった。が、今はレーサーや逆輸入車が主流なので、クローズドコースでのレースで使用する以上はトレールに乗る意味があまり無い。現在XRに乗るとすれば、最大のメリットはストリートリーガルである事だと思う。今現在の俺は、相当おかしな事をやっているのである。
そんな訳でXRが完成したら、近い内にMXerを購入しようかと思っていたのだが、俺はどうすれば良いのか?
スペックが公表されていない以上は未だ判断出来ない。暫く様子を伺う事にする。
ちなみに今一番欲しいオフ車は、アプリリアRXV450。V型ツインのエンデュランサー。カッチョエエ。