こんなに陽気がイイとバイクに乗りたくて仕方ない。
ここ6~7年程殆どバイクに乗ってこなかったが、本来はツーリングやオフロードコースの双方共、人一倍走る方である。
フロントフォークオイルが漏れっ放しという訳にもいかないので、最寄のYSP店へ純正部品を注文しにいった。
正にショールーム的なオシャレな店内には、スクーターとクルーザーがメイン的に配置されている。一昔前ならばバイク屋といえばロードスポーツがメインで油臭いイメージだったのだが、仕事着のままVmaxに乗って行った俺には居場所が無い位の垢抜けっぷりである。まあVmaxはUSヤマハも「肉体労働者の為のバイク」という表現をしていた(と記憶している)位なのでイイだろ?
店に行ったのは晩7時頃だったので、お目当ての純正部品はメーカー在庫はあるものの入荷は翌々日だそうだ。
YSP店には新型車についてメーカーから事前に詳しい情報が流されるというウワサがある。ある程度の口コミを期待しているのか? そんな訳で少々の雑談をしつつ、核心を突いてみた。
その1。
「新型Vmaxの発売はいつなんですか?」
俺は今までのヤマハのパターンから、次回(今年の)のモーターショーで発表&発売・・・と思っていたのだが、次回のモーターショーでは参考出品・・・つまり今回のWR250Rと同じ扱いとなり、発売は来年(2008年)の夏頃では、との答えであった。ナルホド。前回のモーターショーで隠し玉として出品されたコンセプトVmaxは単なる叩き台であったのか。コンセプトモデルを発表後、ヤマハはコンセプトVmaxに対しての意見を求めるサイトを設置している。次期Vmaxに対してヤマハはかなり慎重な様だ。場合によってはあのコンセプトモデルとは似ても似つかぬ物となる可能性もゼロでは無いという事か?
その2。
「WR250Rはいつ発売? また、いくら?」
この質問に対して、お店の人はVmaxの質問に対しての答えよりも確信的に答えてくれた。「6月です。68万円と聞いてます。」(※巷のウワサ・・・5月31日で70万超・・・とはちと違う様ですが・・・。)
ぬぬぬ。何故にヤマハがWR250Rを参考出品としたのかは良く分からないが、お店の人の答えを信用するならば発売は完全に決まっている訳だ。しかし、68万円とは・・・。YZ250Fが¥645,750である事を考えると割高なイメージである。
俺はWR250RはWR250Fの代替機種として発売される(つまりFは無くなる)と勝手に予想していたのだが、お店の人は「併売するであろう」との事。そーすると名前の酷似した車種が同時に存在する事になるぞ。不自然だ。「参考出品車ではWRでしたが・・・」と含みを持たせるような表現のお店の人の答えからすると、車名は「WR250R」では無い可能性もあるという事か? ここまで大々的に情報を流しておいて、それもまた不自然だなあ。
さらに「クローズドコースしか走らない人間が買う価値はあるのか?」と質問してみたら、お店の方は「あくまで私個人の考えですが」と前置きをした上で、俺の予想に近い答えが返ってきた。
「WR250Rはナンバー付きバイクです。コンペ志向の人は現行YZやWR-Fを買うのが良いのではと思います」。
まあ当然純粋なパフォーマンスの比較で、少なくとも同一メーカーのレーサーvs一般公道用市販車ではレーサーの方が上でないとオカシイから当たり前か。
以上は俺とお店の人の予想を含めた個人的意見であるので、正しいとは限らない。
あっ、車重を聞くのを忘れたぞ、スミマセン。
写真は本日の出張での道中でのワンショット。既に我が地元は完全に葉桜であるが、ここは正に満開であった。一月ほど前に同じルートを通っているが、その時は路肩には残雪が。今は見渡す山頂のどこにも雪は見当たらない。俺のホームコースである坂内バイクランドの方角にも白い物は見当たらない。GWは坂内か? XR組まなきゃ・・・。