THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

オッサン、筋肉痛

2012-07-18 06:11:48 | 自転車

数日前、たまたまネットで自転車関係のサイトを覗いていた時に初めて知った事。
自転車、特にBMXやダートジャンプには「PUSH」というテクニックがあるそうだ。
「PUSH」とは、その名の通り「押す」という事で、例えば連続する凸凹の下りで、文字通り車体を「押してやる」事で、重力の助けを得ながら加速する技術の事だ。
もしかするとモーターサイクルでも、一定以上のレベルのライダーならば自然にやっている事なのかもしれないが(ある意味では、ジャンプ前にサスを縮める事に近いのかも)、俺には全く概念そのものが無かったので、ちょっと感動を覚えた。

恥ずかしながらこの「PUSH」とやらは、少なくともBMXでは当たり前の、「初歩の初歩」の様だ。自転車をそこそこマトモに乗ろうと思ったら、然るべき知識と技術を身に付けなければどうしようもなさそうだ・・・と思っていたところ、自転車界には疎い俺でも知っている自転車パフォーマー(トライアルライダー)、オカッピーこと岡村周治氏のスクールが22日にGONZOで開催されるとの事。
速攻で申し込んだのであった。

さてさて、16日の海の日は、やはり正吉君とGONZO PARKへ。

P7160102

早速我流で「PUSH」なるものをやってみた。
はは~ん、ナルホド。確かにかなり加速する。登りでは伸び上がりながら抜重してやれば、簡単にジャンプする。自転車って、漕がなくてもこんなに進むのだ・・・と驚いた。

昼を少し回った頃、使い込まれたダートジャンプバイクに跨った人が現れた。
あれ~・・・どっかで見たような、と思ったら、ズバリ上記の岡村周治氏そのもの。

P7160103

スクールの時に「先週もここに来てましたよね?」とか言われてしまうのもアレなので(笑)、控えめに声を掛けてみた。「来週のスクールに申し込んだ者ですけど」・・・。
すると何と、「折角なんで、予習しときますか?」とのありがたいお言葉。

超ラッキーである。
トライアルのトップライダーの手ほどきを、マンツーマンで受ける事が出来る!

非常に気配りが上手く、説明が論理的で分かりやすい。流暢すぎないところが逆に好印象である。
言葉選びは的確であり、また話し上手であると感じた。つまり、薄っぺらなカンジが無いのだ。次回はサインをもらおう(笑)。
上半身・下半身を分解した動作を教えていただき、非常に身になる物があった。
ステップを後方に蹴るようにして乗るモーターサイクルとは、ちょっと違うのね。
まあ、上手くなるかどうかは別問題だが・・・(笑)。

岡村氏が突然、俺のBMXに貼ったステッカーを指して聞いてきた。
「さっきからずっと気になっているんですが、ソレは何のマークですか?」

P7160105

P7160106

そう、正吉君マークの事である。
ヘッドマークは丸正なのだ。

俺が買ったBMXはマングースの「LEGION」という完成車。
実は、自転車趣味人から見ると完成車はダサいらしい。
なので、「mongoose」のロゴやマークのステッカーを剥がして「cobra」に変更しておいた(爆)。

before・・・

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・・・after

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※実際にはマングースが勝つ事が多いらしい(笑)

mongooseのブレーキは、正吉君とシェアした。

P7160107

BMXは、フラットランド用を除けば「リヤブレーキのみ」が一般的のようだ。
俄かには信じられないが、これを右手で操作する事が多い。
その理由は実際に乗ってみると分かる。少なくともダートを走っている限りはブレーキは掛けないのだ。
だが俺はモーターサイクルと比べてあまりの違和感に耐えかねて、左手でリアブレーキを操作する事にした。
※これは乗り手の好みで決めるのが普通みたい

朝一番にコースに乗り込んだ俺と正吉君は、ほぼラストまでキッチリと練習。
帰宅後も暗くなるまで自宅の前で軽く練習したのだが・・・。

第三のビールを飲んだ後、ヘルメットをかぶらずに自宅前でBMXに跨った俺。マニュアルにトライする内にバランスを崩して転倒、路面に額を強打。
流血する事態になってしまった。
やっぱヘルメットは必要ですな・・・。

コメント
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