正吉君が自力でエンジンを掛けられないのは、とりあえず置いといて。
このPWのセッティングが濃いのは明らか。
もちろんメーカーがこれで出荷しているのは理由があるわけで、キッチリとスロットルを開けきって走れば、焼き付き対策も含めてこれでOKという事なのではないだろうか。
正吉君はまだまだヘッポコなので、スロットルを閉じている時の方が多いし、開けている時もキッチリと全開にしているとは思えない。
PW50のサービスマニュアルやら何やらは所有していないので、ノーマルのジェッティングなどは不明。
で、実際にバラしてチェックしてみた。
スロットルバルブとニードル。
小っさ!!(笑)。
ニードルにはクリップ溝が一箇所しかないので、ハリイチの変更はできない。
ニードルはクリップで押さえているだけなので、クリップが動いてしまうのでは・・・と思ってしまうが、スロットルバルブのスプリングで押さえつけられるので、その心配は無い。
スロージェット。
刻印が小さくて、読むのに一苦労(笑)。そう、老眼なのだよ。
虫眼鏡と老眼鏡を駆使して、10分くらい掛かって何とか#40かな~と分かった。
スロージェットは状況的には、変更してもほとんど始動性の改善はないだろう。シランけど(笑)。
ちなみにメインジェットはミクニ丸大の#70。
TMRと同じタイプなのだが、番手が異常に小さい。
#65か#67.5に変えようと思って、ショップ3軒ほど周って見たのだが、#70以下の店頭在庫は無し!!
近所のバイク用品店の場合、アフターマーケットパーツメーカー通しでしか入手できないと言われるのがオチなので(キタコとかデイトナとか・・・)、諦めて帰ってきた。
セッティングの基本中の基本、パイロットスクリューはどうかというと。
あらら、真鍮のメクラ蓋がはめ込んであり、イジれないようになっている。
実はこのPWは逆輸入で、フレームに貼られたステッカーから判断するにカナダ仕様。
初期のVmaxであれば最も喜ばしいカナダ仕様だが、PWに関してはそうでもないようだ。
そもそも何故にカナダ仕様なのかというと、外装パーツの素材に、あまり体に良くない成分が入っているという理由で、輸出先から大返品を食らい、逆輸入車が日本国内で販売された・・・というのが理由らしい。
国内仕様のPW50のパーツリストを見ると、メクラ蓋は無い。
これはVmaxでも同じで、欧米仕様のパイロットスクリューはイジり止めのメクラ蓋がしてあるのだ。
要するにイジるな、という事だが。ウルセエ、俺はパイロットスクリューを調整したいんだよ!!!
・・・というワケで、メクラ蓋を撤去。
ビスを揉み込んでやれば、簡単にプライヤーで外す事ができる。
チェックすると・・・半回転戻しという、俺には有り得ない状態。これをキッチリ調整したら、かなりマトモな状態になった。
あと、かなり不思議なメインスイッチ。
始動時は「START」、走行時は「RUN」、エンジン停止時は「STOP」にしなければならない。
「STOP」にするのは普通のキルスイッチと同じだが、何故に始動時と走行時でスイッチのポジションが違うのか???
プラグを抜いて空キックをしてみたら納得。
「START」位置では元気に飛ぶ火花が、「RUN」だと気まぐれで弱々しい火花が出るだけ。
スイッチなどの機構的なものではなく、CDIとかの回路で制御していると思われる。
「START」の場合は進角しないとか、そんな仕掛けになっているのではないかな?
トレール車などでは、キーシリンダーを取り外すだけでメインが直結状態となるケースが多いので、試しにコネクタを抜いてみたところ、ドンピシャ。
抜いた3Pカプラをテーピング。
あと、ノーマルのゴムのステップを、よりホールドしやすいギザギザのステップに変更したいところ。
DT50のステップがボルトオンとのことだが、それをやっては俺ではなくなってしまうので、製作することに。
デビューレース前の最後の練習に間に合うよう、徹夜仕事と平行して作業したが、ここで時間切れ。
このPWのセッティングが濃いのは明らか。
もちろんメーカーがこれで出荷しているのは理由があるわけで、キッチリとスロットルを開けきって走れば、焼き付き対策も含めてこれでOKという事なのではないだろうか。
正吉君はまだまだヘッポコなので、スロットルを閉じている時の方が多いし、開けている時もキッチリと全開にしているとは思えない。
PW50のサービスマニュアルやら何やらは所有していないので、ノーマルのジェッティングなどは不明。
で、実際にバラしてチェックしてみた。
スロットルバルブとニードル。
小っさ!!(笑)。
ニードルにはクリップ溝が一箇所しかないので、ハリイチの変更はできない。
ニードルはクリップで押さえているだけなので、クリップが動いてしまうのでは・・・と思ってしまうが、スロットルバルブのスプリングで押さえつけられるので、その心配は無い。
スロージェット。
刻印が小さくて、読むのに一苦労(笑)。そう、老眼なのだよ。
虫眼鏡と老眼鏡を駆使して、10分くらい掛かって何とか#40かな~と分かった。
スロージェットは状況的には、変更してもほとんど始動性の改善はないだろう。シランけど(笑)。
ちなみにメインジェットはミクニ丸大の#70。
TMRと同じタイプなのだが、番手が異常に小さい。
#65か#67.5に変えようと思って、ショップ3軒ほど周って見たのだが、#70以下の店頭在庫は無し!!
近所のバイク用品店の場合、アフターマーケットパーツメーカー通しでしか入手できないと言われるのがオチなので(キタコとかデイトナとか・・・)、諦めて帰ってきた。
セッティングの基本中の基本、パイロットスクリューはどうかというと。
あらら、真鍮のメクラ蓋がはめ込んであり、イジれないようになっている。
実はこのPWは逆輸入で、フレームに貼られたステッカーから判断するにカナダ仕様。
初期のVmaxであれば最も喜ばしいカナダ仕様だが、PWに関してはそうでもないようだ。
そもそも何故にカナダ仕様なのかというと、外装パーツの素材に、あまり体に良くない成分が入っているという理由で、輸出先から大返品を食らい、逆輸入車が日本国内で販売された・・・というのが理由らしい。
国内仕様のPW50のパーツリストを見ると、メクラ蓋は無い。
これはVmaxでも同じで、欧米仕様のパイロットスクリューはイジり止めのメクラ蓋がしてあるのだ。
要するにイジるな、という事だが。ウルセエ、俺はパイロットスクリューを調整したいんだよ!!!
・・・というワケで、メクラ蓋を撤去。
ビスを揉み込んでやれば、簡単にプライヤーで外す事ができる。
チェックすると・・・半回転戻しという、俺には有り得ない状態。これをキッチリ調整したら、かなりマトモな状態になった。
あと、かなり不思議なメインスイッチ。
始動時は「START」、走行時は「RUN」、エンジン停止時は「STOP」にしなければならない。
「STOP」にするのは普通のキルスイッチと同じだが、何故に始動時と走行時でスイッチのポジションが違うのか???
プラグを抜いて空キックをしてみたら納得。
「START」位置では元気に飛ぶ火花が、「RUN」だと気まぐれで弱々しい火花が出るだけ。
スイッチなどの機構的なものではなく、CDIとかの回路で制御していると思われる。
「START」の場合は進角しないとか、そんな仕掛けになっているのではないかな?
トレール車などでは、キーシリンダーを取り外すだけでメインが直結状態となるケースが多いので、試しにコネクタを抜いてみたところ、ドンピシャ。
抜いた3Pカプラをテーピング。
あと、ノーマルのゴムのステップを、よりホールドしやすいギザギザのステップに変更したいところ。
DT50のステップがボルトオンとのことだが、それをやっては俺ではなくなってしまうので、製作することに。
デビューレース前の最後の練習に間に合うよう、徹夜仕事と平行して作業したが、ここで時間切れ。