1週間の間、仕事がドタバタになってしまい、準備が遅れてしまった。
土曜日に朝から多度入りして練習、午後のスクールに参加、そのまま泊まって日曜日がモトクロスランド多度で行われ「HAMMERのアリーナクロス」の第4戦である。
前日の晩は結局徹夜。
積み込み直前にブレーキペダルを修理がてら改良した。
TT-Rはティップ部分が大きく、転倒すると地面に引きずるため、ペダル全体が変形しやすい。
また、ステップからブレーキペダルのティップが近いので、ブーツのつま先をステップに載せにくい。
結果、右足のつま先を右にズラしてライディングすることになってしまう。
本番直前なので、今回の改良ではまだ近めのまま。いずれもう少しペダルを長めに作りかえる予定。
出発前に、正吉君の夏休みの工作のニス塗りやらなんやらで出発時間が遅れて朝練参加は諦めたのだが、現地で準備中に愕然。
にゃんと、洗浄して乾燥させていたエアクリーナーエレメントを忘れてきた。やっぱ荷造りは焦ってやってはイカンね。
仕方が無いので、適当なスポンジを詰め込んでおいた。ちなみにフィルター用のスポンジは発泡の粒同士が繋がっているが、フィルター用ではないものは必ずしも繋がっていないという特徴がある・・・はず。まあ背に腹は変えられんので、諦めるしかない。
朝連を走った子たちは体がほぐれているし気分もアガってきているので、正吉君が朝練に出ずに走り出すとダメだろうなあ・・・と思ったら、案の定。
いかにも覇気を感じられない走りで、転倒ばかり。そしてバイクの引き起こしができない。
転倒するのはまあいいのだが、引き起こしがマトモにできないのは大問題。さらに、動作が緩慢なので、リスタートまでの時間が長すぎる。バイクに跨らず、ボーッと突っ立っていたりする。そして俺に怒られて、余計にショボくれる・・・という悪循環。
休憩中もションボリしてるのか、ボーッとしてるだけなのか。
「ずっと座っていないで、お友達探して一緒に遊んで来い!! 楽しいキモチでバイクに乗れ!!」
と言ったら、はじめはモジモジしていたが、最終的には他の子のパドックに行って、遊んでいた。お陰で走りもだんだんマトモになりだしたかな。
午後のスクールは、コース内の狭い一角を、50ccクラスだけでも18台がダンゴ状態でグルグル回るので(笑)、為になっているのかなってないのか分からない(笑)。
まあ、今までならば前の子に付いて走っていたのが、ラインを変えて自分のペースで走ろうという積極性が見て取れたので、ヨシとしておこうか。
さてさて、日曜日のレースである。
正吉君が走る「50ccチャレンジャークラス」は全5台のエントリーで、全員が多度がホームコースの子。なので、結果がだいたい読めてしまう。
この中で1人だけラップタイムが1~2秒速い。「何にも起こらなければ」その子が優勝するはず。
正吉君は走りそのものはともかく、スタートとスタート直後の混戦が苦手というか、気合や気迫のようなものがないから、ドンケツで始まって、後から追い上げるパターンだろうな、と予想していた。
短期間で小手先だけのテクニックを身に付けた、付け焼刃状態なので、条件次第で走りが大きく上下するし。
また、表情を見ただけでも、その日の走りが予想できる(笑)。今回はダメだろう(笑)。
バーエンドプラグはMFJのレギュレーションで禁止されているので、ビニールテープを巻いておいた。(厳密にはコレでもダメなはず・・・)
マフラーエンドは、ノーマルのスパークアレスターに戻してある。
ヒート1。
案の定、冴えない出だし。が、上位陣がボロボロと崩れていき、序盤にトップに立ってしまった。ありゃま。
見た目にも覇気がなく、淡々とした走りだったものの、後続を徐々に引き離して完全独走でチェッカー。
パドックに戻っても、めっちゃクール(笑)。
たぶん、この時点で自分が1位だった事が分かってない(笑)。
さすがにドリームシャワーでは、俺ですら滅多に見たことない、満面の笑み。
内容はともかく、まあいっか。一応1位だし。
昼飯は、最近ハマっている天ぷらと、ざるうどん。
うどんは生麺(ソフト麺ではない)なので、結構旨かった。
そしてヒート2。
スタート直後、隣の子と接触して、絡み合って転倒。引き起こしがマトモにできない正吉君は、俄然ビリに。トホホ・・・
この時点で半周くらいの差だったので、10周近く走ればかなり追い上げできるんじゃないかな、と思ったのだが。
数周走って、かなり差が縮まったかな、と思ったところで、2コーナーで転倒。
当然引き起こしができず、全車に周回遅れにされてしまった。
ところが、その他の子たちにも大波乱。それぞれが転倒しまくり。
結果、正吉君は4位、その他の子もヒート1と順位が総入れ替え。
「これもレース」と言う人もいるかもしれないけど、俺はそうは思わない。手厳しいことを言えば、みんなコケすぎだよ。
単独転倒でここまで順位が入れ替わるなんて、「風雲!たけし城」と大して変わらない(笑)。
「チャレンジャークラス」は年齢が低めな事もあるのだろうけど、「プロクラス」の子たちとの差は歴然。プロクラスの子たちは転倒のリカバリーも素早いし、ちゃんと「走って」バトルするので、レースとしても見ごたえがある。
それに、難しいセクションをカットしていたとはいえ、フレッシュクラスの方がみんなちゃんと走ってた。
5台出走、1-4で準優勝ってなんなのよ(笑)。
2位で喜ぶんじゃねぇっ!!!
ちゃんと競り合って勝ってみろィ!!!
で、俺と正吉君は、今日から毎朝(といっても俺が時間を作れる日に限り)、ランニングと筋トレをやることになった(笑)。
必ずしもバイクのためではない。それより、緩慢な動作、フニャフニャとした姿勢、根性の無さ、基礎体力の無さを何とかして欲しい。
もちろん、俺自身の復活のためでもある。
最終戦である第5戦までは2ヵ月半の期間があるので、今までとは少し違うアプローチで親子共々成長したい。
じゃ、よろしこ!!
土曜日に朝から多度入りして練習、午後のスクールに参加、そのまま泊まって日曜日がモトクロスランド多度で行われ「HAMMERのアリーナクロス」の第4戦である。
前日の晩は結局徹夜。
積み込み直前にブレーキペダルを修理がてら改良した。
TT-Rはティップ部分が大きく、転倒すると地面に引きずるため、ペダル全体が変形しやすい。
また、ステップからブレーキペダルのティップが近いので、ブーツのつま先をステップに載せにくい。
結果、右足のつま先を右にズラしてライディングすることになってしまう。
本番直前なので、今回の改良ではまだ近めのまま。いずれもう少しペダルを長めに作りかえる予定。
出発前に、正吉君の夏休みの工作のニス塗りやらなんやらで出発時間が遅れて朝練参加は諦めたのだが、現地で準備中に愕然。
にゃんと、洗浄して乾燥させていたエアクリーナーエレメントを忘れてきた。やっぱ荷造りは焦ってやってはイカンね。
仕方が無いので、適当なスポンジを詰め込んでおいた。ちなみにフィルター用のスポンジは発泡の粒同士が繋がっているが、フィルター用ではないものは必ずしも繋がっていないという特徴がある・・・はず。まあ背に腹は変えられんので、諦めるしかない。
朝連を走った子たちは体がほぐれているし気分もアガってきているので、正吉君が朝練に出ずに走り出すとダメだろうなあ・・・と思ったら、案の定。
いかにも覇気を感じられない走りで、転倒ばかり。そしてバイクの引き起こしができない。
転倒するのはまあいいのだが、引き起こしがマトモにできないのは大問題。さらに、動作が緩慢なので、リスタートまでの時間が長すぎる。バイクに跨らず、ボーッと突っ立っていたりする。そして俺に怒られて、余計にショボくれる・・・という悪循環。
休憩中もションボリしてるのか、ボーッとしてるだけなのか。
「ずっと座っていないで、お友達探して一緒に遊んで来い!! 楽しいキモチでバイクに乗れ!!」
と言ったら、はじめはモジモジしていたが、最終的には他の子のパドックに行って、遊んでいた。お陰で走りもだんだんマトモになりだしたかな。
午後のスクールは、コース内の狭い一角を、50ccクラスだけでも18台がダンゴ状態でグルグル回るので(笑)、為になっているのかなってないのか分からない(笑)。
まあ、今までならば前の子に付いて走っていたのが、ラインを変えて自分のペースで走ろうという積極性が見て取れたので、ヨシとしておこうか。
さてさて、日曜日のレースである。
正吉君が走る「50ccチャレンジャークラス」は全5台のエントリーで、全員が多度がホームコースの子。なので、結果がだいたい読めてしまう。
この中で1人だけラップタイムが1~2秒速い。「何にも起こらなければ」その子が優勝するはず。
正吉君は走りそのものはともかく、スタートとスタート直後の混戦が苦手というか、気合や気迫のようなものがないから、ドンケツで始まって、後から追い上げるパターンだろうな、と予想していた。
短期間で小手先だけのテクニックを身に付けた、付け焼刃状態なので、条件次第で走りが大きく上下するし。
また、表情を見ただけでも、その日の走りが予想できる(笑)。今回はダメだろう(笑)。
バーエンドプラグはMFJのレギュレーションで禁止されているので、ビニールテープを巻いておいた。(厳密にはコレでもダメなはず・・・)
マフラーエンドは、ノーマルのスパークアレスターに戻してある。
ヒート1。
案の定、冴えない出だし。が、上位陣がボロボロと崩れていき、序盤にトップに立ってしまった。ありゃま。
見た目にも覇気がなく、淡々とした走りだったものの、後続を徐々に引き離して完全独走でチェッカー。
パドックに戻っても、めっちゃクール(笑)。
たぶん、この時点で自分が1位だった事が分かってない(笑)。
さすがにドリームシャワーでは、俺ですら滅多に見たことない、満面の笑み。
内容はともかく、まあいっか。一応1位だし。
昼飯は、最近ハマっている天ぷらと、ざるうどん。
うどんは生麺(ソフト麺ではない)なので、結構旨かった。
そしてヒート2。
スタート直後、隣の子と接触して、絡み合って転倒。引き起こしがマトモにできない正吉君は、俄然ビリに。トホホ・・・
この時点で半周くらいの差だったので、10周近く走ればかなり追い上げできるんじゃないかな、と思ったのだが。
数周走って、かなり差が縮まったかな、と思ったところで、2コーナーで転倒。
当然引き起こしができず、全車に周回遅れにされてしまった。
ところが、その他の子たちにも大波乱。それぞれが転倒しまくり。
結果、正吉君は4位、その他の子もヒート1と順位が総入れ替え。
「これもレース」と言う人もいるかもしれないけど、俺はそうは思わない。手厳しいことを言えば、みんなコケすぎだよ。
単独転倒でここまで順位が入れ替わるなんて、「風雲!たけし城」と大して変わらない(笑)。
「チャレンジャークラス」は年齢が低めな事もあるのだろうけど、「プロクラス」の子たちとの差は歴然。プロクラスの子たちは転倒のリカバリーも素早いし、ちゃんと「走って」バトルするので、レースとしても見ごたえがある。
それに、難しいセクションをカットしていたとはいえ、フレッシュクラスの方がみんなちゃんと走ってた。
5台出走、1-4で準優勝ってなんなのよ(笑)。
2位で喜ぶんじゃねぇっ!!!
ちゃんと競り合って勝ってみろィ!!!
で、俺と正吉君は、今日から毎朝(といっても俺が時間を作れる日に限り)、ランニングと筋トレをやることになった(笑)。
必ずしもバイクのためではない。それより、緩慢な動作、フニャフニャとした姿勢、根性の無さ、基礎体力の無さを何とかして欲しい。
もちろん、俺自身の復活のためでもある。
最終戦である第5戦までは2ヵ月半の期間があるので、今までとは少し違うアプローチで親子共々成長したい。
じゃ、よろしこ!!