THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

有終の微

2016-10-03 14:26:56 | 正吉君モトクロス
50㏄最後の全日本への挑戦で、関東大会に出場した。

会場であるオフロードビレッジは、大幅なコース改修がされていた。もちろんCXではショートカットとなるのだが、今まではコース前半を使用していたところを、今回は後半を使う設定となった。

正吉君は珍しく公式練習からノリが良く、くじ引きは5番という好調な滑り出し。まあ、今回のコース設定ではスターティンググリッドはほとんど関係なかったかな。


スタートは反応良く飛び出したが、鈍足のTT-Rのせいで、1コーナー進入は10番手くらいだったかな?
毎回の事なんだけど、正吉君はここから順位を上げていくのだ。

オープニングラップのコントロールライン。

前に誰もいない。

ハイパーアグレッシブな走りでかなりの距離を詰めて・・・

レース後半にトップグループに追いついた。

そして・・・

ラスト2周でAクラス2位に浮上。少し先にはトップも見えている。

惜しくも最終ラップの最終コーナー目前で刺し返されてしまったが、全日本での初お立ち台を獲得できた。

マシン差を考えると、上出来だろう。

しかも、Aクラスのファーステストラップを叩き出すというオマケが付いてきた。たかだか1周1分のコースで他の全てのライダーよりも1秒以上速いというブチ切れっぷり!! 出足の遅いTT-Rでスタートで出れない悔しさを理解してもらえるだろうか。

正直を言えば、他に色々と不満はあるよ。
シーズンも終わりに近いし、マシンプールも解除されているので思い切って書いちゃうと、フェアなマシンで戦ってほしかったね、誰とは言わないけど(笑)。インチキはイカンですよ、インチキは!・・・まあいいけどさ(笑)。

前にも書いたけど、正吉君の全日本&全国大会チャレンジは、そもそも「速さを証明するために」始めたものだった。
正吉君は3年生以下の50㏄ライダーの中では、間違いなく全国トップレベルである、と自信を持っていたし、それは今も変わらない。

蓋を開けてみれば今シーズンは、TT-Rのポテンシャルの低さに悩まされる一年となってしまった。

PWからスイッチする時点で、「TT-Rは遅い」とは聞いていたんだけど、同じ50㏄だから大して変わらないだろうと、好きなヤマハを信じて買ったのが間違いだった。
PW50で多度のフレッシュクラスを卒業した正吉君は、TT-Rに乗り換えてすぐに、まだチェンジができない子が乗るDRに直線で置いて行かれていて、俺はこの時に変だな、と疑いを持った。これが始まりだった。
排気量が同じだけに、TT-Rでもスピードが乗ればそれなりに走る。が、とにかくトルクが細い上にハイギヤードである。多度では3速に入りまへん!!
ここまで違う事が最初から分かっていれば、さすがのヤマハ贔屓の俺でもDRを選んだかな。

去年の夏に、今は無きキッズスーパークロスに出場、何故かブッチギリの優勝をしてしまった。
この時点での正吉君の実力では「そんなはずはない」と俺は色々と考えた。結果、この時のコース設定の関係で、ハイギヤードによる最高速の高さによってなし得たものだろうという結論に至った。
TT-Rはドライブスプロケット1丁落としでもDRよりもギヤが高いのだ。

マシンを使いきるようになってきて、DRやCRFとの差がかなり大きい事を確信した。個人的感覚では、DRを10とするとCRFが8、TT-Rは7くらいだと思う。
多度のようなテクニカルなコースならともかく、全日本CXのコースではTT-Rでは絶対に勝てない。
イジり倒したTT-Rで、全日本で優勝した子のお父さんの気持ちも分からないでもない。(時効だから書いちゃってもいいよね?笑)
名阪のようなサンドコースでは、TT-Rでは走るだけでも厳しい。
そんなTT-Rでここまで走るのは、驚異的なレベルと言ってしまっていいだろう。

俺はそもそもプライベートカスタムビルダーであり、勝てるTT-Rを作れと言われれば、造作ない。
でもね、チャイルドクロスは改造制限が厳しく、ほぼノーマルでしか出場できないのですわ。俺自身の中で、ものすごく葛藤があった。
(ちなみに、TT-Rに乗りかえて初期の頃はCXのレギュレーションを知らず、マフラーエンドなどを製作して取り替えていたが、レギュレーションを知ってからはノーマルに戻した)

ヘッチャラでインチキして出場する人がいる中で、それを分かっていたけどマジメにレギュレーション内で頑張ってきた。TT-Rは元々不利なのに、DRやCRFをイジられてしまったらどうしようもないじゃん。

ポジティヴな見方をすれば、正吉君はTT-Rのおかげで速くなれたし、有利なマシンで独走するよりも不利なマシンで競り勝つ喜びを得た。
来シーズンは65に完全スイッチする。その時には必ずや、、、必ずや実力を証明できるだろう。

今回を最後に、全国区からローカルライダーに戻る正吉君。
本当に欲しいのは、全日本表彰台よりも多度の50㏄プロクラスのチャンピオン。
モトスペースの商品券をゲットして、65の新車を手に入れるのだ!!(笑)

今後まだオマケ参戦はあるかもしれないけど、今シーズン14戦を消化して、残すはローカル戦をいくつか。あとは入れ込みすぎないように気楽に行きますわ。
いや、まだ忘れ物があるかな。

さて。

勝手に応援団長のコーナー。

今回は土曜日は仕事で、15時頃に自宅を出発したので、初日のプログラムは一つも観れなかった。
日曜日の初っ端はチャイルドクロスの公式練習。


振り返るとIBが公式練習のために待機しているという、ある意味特等席となる。
カイカイ頑張れー!


ヒート1のスタートはまずまずだった。

前回の名阪で吹っ切れたのかな? シリーズ前半のような何処に吹っ飛ぶか分からないギリギリの走りから、随分ステディな走りに思えた。
ヒート2は・・・う~ん・・・(笑)

大倉選手は、全然回さずに走るのだなあと思っていたら、今回は450だったのね。

速いというより、スキルがまるで違うイメージだな。

多度育ちの選手。

まともに会話した事があるわけではないんだけど、シャカリキにIA昇格を狙うってよりも、「俺は中部エリアの代表だぜ!」っていうプライドが感じられる。シランけど(笑)。
毎回決勝進出を果たし、6月のSUGOのヒート1では表彰台にも上がっている。

バーチャル息子長男・馬場大貴選手。

ヒート1で転倒後、走りにキレが無いなぁ…と思ったら、ヒート2は欠場した。どっかケガしたんかなぁ。

我が子がレースに出場すると、観れない(観るのが難しい)プログラムが発生する。
何が理由か分からないが、今までは昼一に行われていたレディスが最終レースのIBの前に行われた。
逆にIA2が観れなくなってしまったが…。

メッチャ久っさしぶりにレディスを見たような。

ゆうなちゃんはテッペンゲット。

ゆうきチャンが確実に予選通過するようになったのは、とても心強い。

今期中のシングルフィニッシュの約束は忘れてないよね?(笑)

ゆかちゃん。

当日朝、足を引きずって歩いていたので「どうしたの!?」って聞いたら、「全然大丈夫です!」って・・・。フツーに考えると、大丈夫そうには見えなかったんですが(笑)。

そーいや、来シーズンからまたレディスのゼッケン色が元に戻るそうで。
青地にピンクの文字なんて組み合わせ、どこのアホが考えたの??















密かに応援しているのが、彼。

俺の同カテゴリーの商売であるKBFのHPで登場しているのを見て以来、何となく気に掛けている。順位や結果に関係なく、IA1にエントリーし続けるのは、とても強いメンタルが必要なはずだ。

松建ストレートはマツケンサンバ・・・ではなく(古)、、、

松建ダブルへとレイアウト変更。かなりのスネークコーナー。

やはりプシューッとはできなかった(笑)。

多度ではガンのトリガーを引くだけだからね。

ゴール直後、悔し泣きの正吉君。

この髪型。パーマかければ50ccの岡野聖(笑)。

そういえば、トロフィーを受け取ってないんですけど(爆)。
コメント
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