THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

少しの理解とフォロー

2017-01-08 05:42:04 | 神様がくれたもの
この「神様がくれたもの」というカテゴリーに書いているのは、云わば俺の遺書である。

もちろんすぐに死ぬ予定は全くないのだが(笑)、俺がどうしてもこの世に残さなければならない事として、この場に相応しくないのは承知で書いている。
読者の方々のご期待に沿っていなければ申し訳ないが、このブログは、バイクブログではない。あくまで俺の表現欲を満たすためのものであり、ブログ最大のテーマは「俺」である。

このカテゴリーと同様の内容の事は3~4年ほど前から何度も書いては消し、また、全く別のブログを開設してプライバシーに配慮した上で書いたこともある。
しかしそれでは、何も動かない。

散々悩んだうえで、俺は戦う事を選んだ。

これを理解できない方々は、このカテゴリーに関しては、読まないでいただきたい。
決して上っ面の言葉だけで書き表すことが出来るものではないのだ。

今後もしも俺に人生の第2ステージが訪れるのならば、大したことはできないと思うが、何らかの形で発達障害児を支援するような活動をしたいものだと考えている。
もっとも、俺は裏方をやるのがとても苦手な性格。というか、正直言えば絶対に無理である。方法については慎重を要すると思う。

さてさて。
元妻と長女は比較的分かりやすかったというか、代表的なタイプの一つに分けられた。
次女はネット上に転がっている情報に当てはまるものがないが、何やら少々不可解な部分を持っている。
正吉君に関しては、全く違うだろうと思っていた。

100人に1人とか50人に1人とか言われているけど、今考えてみると、絶対にもっと多いはずだ。感覚的には、クラスに2~3人いてもおかしくないなぁ、と。
せいぜい「天然」とか「変わった人」とか言われたりするくらいで、みんな気が付かないだけ。逆に言えば「標準の振れ幅内」といえる。
つまり、個性の一つということである。
俺自身も気が付かずに結婚し、知らないままに子供を設けた。

ネット上の無責任な情報なので名前を挙げるのは避けるけど、スポーツ選手やアーティスト、学者・識者には同様の人が多いと聞く。
また、俺のような職人系の仕事にもまた多いようだ。他の人にできても自分にはできないことがある代わりに、特別な能力を持っているケースが多いのだとか。

この一件に気づいてから、友人や、理解を請いたい知人に話をしたが、少数ながら鼻で笑うような人がいたのは極まりなく残念である。
まあ、ある意味「笑い話」程度の事と言えなくもないけど、本人や家族にとっては、それだけでは済まされない部分がある。

顧客である会社の従業員に少し変わった人がいる。俺とは15年ほどの付き合いがあり、気心が知れている。
一緒に仕事をする際にソープやヘルスの情報を交換し合ったり、酒の席ではお互いに悪口を言い合ったりするような間柄である。
先日、特に意識するわけでもなく、我が子の病院での検査結果を話題に挙げたところ。
「ウチの妹も同じですワ。正直、〇〇さん(俺の事ね)から見て僕も変でしょう?」

彼は間違いなく変人なのだけど(笑)、俺の既知のタイプにはどれにも属しない。ある程度は理解あるつもりだった俺ですら、全く予期しない答えだった。
一貫した特徴の一つに「空気が読めない」というのが良く言われることだけど、彼はそれなりに空気を読む。
むしろ、読み過ぎて気を遣い過ぎてトラブルを引き起こす事があったかな。
彼は俺を見込んでこそ打ち明けてくれたのだろうし、それからはむしろ気が楽になったような雰囲気だった。

手先の不器用な彼は、ウチに発注をくれた仕事の立ち合いに来ても全く見ているだけだったり、隠れてタバコを吸っていたりする(笑)。
ある時、大手代理店からの仕事を彼の会社経由・彼担当で作業していた際のこと。
代理店の担当者が気を遣って作業のフォローをしてくれる中、彼が何もやらずにタバコを吸っているのに腹が立ち(笑)、この時から「イジメ」と称してコキ使うようになった。
これがなかなか功を奏したようで、今では自発的に動こうとする意志が見られるようになったし、彼の会社から礼を言われたこともある。

多少の理解と、何らかのフォローがあることによって、少なからず何かが変わるはずなのだ。

元妻に対しては、この歯車を咬み合わせる事ができなかった。俺や他の家族に知識がなく、気が付いたときには手遅れであった。残念である。
コメント
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