THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

夏が須臾(しゅゆ)にして往く

2018-08-06 11:33:55 | 正吉君モトクロス
8月5日、MFJモトクロス全国大会が行われ、正吉君が出場した。会場はスポーツランドSUGO。

昨シーズンの忘れ物を取り戻すのが目的だった今シーズン。一番の狙いだった全日本オフビを散々な結果で終え、ラストチャンスである今大会に向けて、俺も正吉君と共に真剣に取り組んできた。正吉君の集中力の持続を考えて、当初予定していた中部選手権や、他エリアへのスポット参戦は、ほとんど見送った。
正吉君は決め所で決めることができるか。

21台エントリー、19台出走。レースは1ヒートのみ。


スタートで捲れて単独転倒、全ライダーが大坂の向こうに消えた頃に、ようやく最後尾からスタート。
追い上げるも届くわけがない。9位でフィニッシュ。

本当に腹が立つ。レース以前の問題である。こんなの初歩中の初歩の話じゃん。
攻めて走ってクラッシュするなら怒らないが、今までの努力、時間、お金、気持ちを全て無駄にしてしまった。

正吉君は練習走行時にいくら速く走っていても、レースでは10回のうち8回くらいがこういうパターンとなる。
結局は、実力がこの程度ということだ。

メンタル、、、というより、俺は「メンタルを支える思考が弱い」のではないかな、と思っている。
トレーニングがキツい、ダルいというのは誰でも感じることだと思うけど、例えば、ランニングするために玄関を出たら、マトモな奴ならそれなりには走ってくるだろう。
「嫌だけど、このためにはこれをやらなければならない」「前回はダメだったけど、今日こそはやってやる」「ここまでやってきた成果を見せてやる」といったロジックがなく、立ちはだかる敵に、剥き出しのままの、その場の気分で触れることになる。これには俺もほとほと弱り果てているわけで。

しょーもない夏が1秒足らずで終わった。
いや、正吉君はこういうヤツだということが前提なわけだから、とどのつまりは俺の努力が足りないということなのだろう。



今回は会場がSUGOだったせいか、西からのエントリーが極端に少なかった。65クラスは選抜ではなくフリーエントリーなんだけど、そこは全国大会。各エリアの腕自慢が集まった。
そして、6年生比率高し。なんで?

上位3名は正吉君よりも頭一つほど背が高い。また、練習走行のタイムから判断して、レース前から「表彰台はないな」と思っていた。
ほぼ予想通り、スタート位置がフリー選択の公式練習ではベストラップ4~5位くらいで2着。
そしてグリッド予選が4位。
決勝前には、実力的には4~6位くらいかな、と読んでいたのだが・・・。

過去の慣習的に、65は5年生までとするライダーが多いが、MFJの現規定ではジュニアライセンス、PCライセンス保持者であればOK。つまり、中学校3年生まで65に乗れることになる。
女の子や、身長が伸びなかったとか。あるいは、小学校でモトクロスを一区切りにするとかの理由で6年生まで引っ張るのは分かるが、「なんでこんなライダーがまだ65に乗ってるの?」というレベルだったりすると、ウ~~ン・・・。
後進に道を譲るっちゅー部分は、どうなっちゃうんだろう。

我が家は、65はこれで一旦卒業、練習は85にほぼ一本化する。
ただし、今のそういった流れを汲み取って、今後は狙いどころの大会のみ65でスポット出場の予定。
今年もまた、忘れ物を残してしまったからね。

MCはなんと、FAT恩田さん。

去年一昨年の広島は、主催の中の誰かが一生懸命マイクで話しているという感じで、それはそれで好感を持った。
しかしプロはやっぱ違いますな。
ただ、全国大会ということを考えてか、少し控えめな語り口調だったような笑

集合写真撮影前のグダグダ笑

ダルい、とかいうのは分かるんだけど、スタッフが「選手は全員写ってください」と何度も言ってるにもかかわらず、ヘッチャラでパドックに戻るアンポンタン(失礼!)がいたのは事実。
現場の規律、つまりはレギュレーション的な意味合いでもあるのだから、そういうヤツはレースに出場する資格がないと思うぜ。
コメント
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