THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

一番最初に会った裕子さん

2023-01-10 13:35:41 | マッチングアプリの達人
先にイントロダクションを読んでから、こちらを読んでね。

俺は若い頃にモテたので(ゴメンチャイ笑)、マッチングアプリなんてチョロいぜ、と思って始めたのだが、最初の内はまったくマッチングしないことに驚いた。ホントに酷かった笑

1~2か月使ってみて、アプリ内における自分の立ち位置が何となく分かってきた。そして、より現実味のある方法に切り替えた。
そこでマッチングした裕子さん(仮名)。



俺より7歳年下で、婚歴なし。婚歴のない男性や、バツありで親権を持たない男性よりも、俺のようなシンパパの方が信頼できるイメージだ、とのことだった。
裕子さんの写真は・・・加工されていたわけではない。しかし小さく写ったもので、顔は不鮮明だった。PCに取り込んで拡大して見てみたけど、全然ダメ。
裕子さんは写真を掲載することに抵抗があり、写真を変えたり追加するつもりはないとのこと。
今ならそもそもこういう人とマッチングしようとは思わないのだが、分かってなかったんだよね、この頃は。

裕子さんはメッセージが上手かった。
ほとんどの人はマッチングしてもメッセージのやり取りが長く続かない。大体は、相手がこちらの質問に答えるだけのパターンに陥ってしまう。または、メッセージが日本語になっていなかったり、会話が嚙み合わなかったり。
頑張って続けようとしても返事が返ってこなくなるか、こちらが嫌になってメッセージするのをやめるか。
裕子さんは、大体期待したタイミングで、期待した返事が返ってくる。ジョークも通じるし、やり取りが楽しかった。
会話は盛り上がり、一度会ってみようと意気投合したのだが、スケジュールが合わない。

スケジュール調整中もメッセージは続き、遂に2か月(!)経ったころに待ち合わせの約束をすることができた。

俺はアプリを始めた当初から、完璧に顔が分かる写真を掲載している。
待ち合わせ場所では当然、裕子さんが先に俺を見つけて声をかけてきた。






声を掛けられ振り向いた瞬間。

チーーーーーーーーン!!!

裕子さん予選落ち。ゴメンチャイ

もちろんその場で断るわけにはいかず、しばらく話をして過ごした。
両親を亡くされて、兄弟とも離れて一人暮らし。これはもうメッセージで知っていたが、衝撃の事実を聞かされる。

しばらく前(俺とメッセージを始める前)から大きな病気に罹っており、もうすぐ手術をする、とのこと。
もちろんそれは大変気の毒な事だと思うのだが、アプリで出会っただけの俺に言われても・・・。
付き合っている彼女が大病に罹ったとなれば全力で助けようとするけど、すでに健康面でトラブルを抱え込んでいる人は、わざわざ選ばない。

しかも2か月もメッセージのやり取りを引っ張ったので、ダメージが大きかった。変に情が移っちゃってるし・・・。
お断りの言葉選びに苦しんで、この後も1週間くらいメッセージ交換したのち、終わりにした。

マッチングしてから実際に会うまで、メッセージのやり取りの期間は10日間くらいがいいと思う。
相手に対して不安がなくなり、細かい個人情報を言い過ぎていないタイミング。メッセージが盛り上がってホットな頃。お互いに余計なイメージが出来上がっていない頃。
メッセージ頻度は相手によるけど、俺は長目のメッセージを1日1~2通くらいが負担にならなくて良いと感じるかな。
時折、こちらも相手もオンラインの時に、他愛もない話でラリーになったりすることがあるくらいが望ましい。

相手の女性が、何らかのトラブルを抱えているというのは、結構確立が高くて・・・。
俺も相手も年齢がある程度高いので、健康面の問題があっても不思議ではない。
コロナ不況という状況もあるだろう、マッチングした中で、3分の1くらいの人は「実は働いてないんです」。働いてない(求職中だが職が見つからないとか、実家で家事手伝い=子供部屋おばさん状態)ってのは問題外。最低でも自分の生活は自分で成り立たせていてもらいたい。

お子さんが不登校、あるいは体が不自由なお子さんがいるという方も何人かいた。
子供の件については、そもそもウチ自体が少々問題あるという・・・トホホ笑
俺は婚活ではなくて恋活なんで、子供たちのことは全く切り離して考えている。相手も同様であれば全く問題なし。付き合いが深くなったら考えるくらいでOKかな。

初めて会った相手がそんな感じだったので、その後しばらくやる気が出なかったなー笑

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イントロダクション

2023-01-10 13:32:41 | マッチングアプリの達人
ここ数年で俺の日常生活の一部になってしまった、マッチングアプリ笑

ネット上には様々なマッチングアプリ体験談的なものが転がっているが、全体的に「いざ会ってみたら変な人だった」という不満の捌け口のようなものか、あるいは自虐ネタ的なものが多い。

気持ちは分かるし、俺が書いたとしてもある程度はそうなるだろう。
しかし俺は、今までマッチングアプリを使ってきて、得たものも大きい。
その辺りを何か記事にできないかな、と考えてきた。

結婚相談所とか友達の紹介とか、出会いの方法は色々あるけど、マッチングアプリの特徴は、「一人でやること」。

人に知られずに自分のペースでできる反面、人のアドバイスを受けられない。自分の視点でしか、モノを見ることができないということだ。

ハウツーのサイトでアドバイスはあっても、ユーザーの生の声、それも詳しいものってないんだよね。あったとしても、どれも表面的な批判ばかり。
俺くらいの年齢の方、特に女性には貴重な情報になるんじゃないかと思うけど、さてどうなる事か。
もちろん不満の捌け口、自虐ネタを含むと思うんで、過度の期待はされない方がいいよ笑

マッチングアプリの体験談となると、実際に会った人の話になりそうなもの。ところが、「マッチングしたけど会うに至らなかった人」の方がすんげぇキョーレツ個性的! 会わなかった人を供養する記事も予定しておりやす笑

体験談は個人情報を守る観点と、読み物として面白くなるよう、脚色や創作を含むと考えてくだされ。ジョークが通じる方だけ読んでね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする