なんつーか

カオティック、うねる感じ、グルーヴィ、ガツガツ、ゴリゴリ、息を合わせる、とかそういう言葉たち。

共感とか同調が酷く難しくて、わけがわからないけど結局のところ、なんとなくわかるよね、みたいな感じで少しずつ擦り合わせる。

音楽も長くやってると色んな壁にぶち当たるんだよね。
2、4、8、16ビート、とかさ、テンポがあーだこーだとか、キメがどうとか、ギターの音色がどうとかさー。

めんどくせーったらありゃしねーの。

結局、どんだけ音出してるかなワケ。

独りでも、バンドでも。

結局、どんだけ音楽聴いてるかなわけだよ。
同じ曲だろうが、たくさんの曲だろうがさ。


なんてことを考えながらロックなんてやれないわけ。
もうロックなんてのはメチャクチャでさ。

そこにメッセージがどうとか伝えたいことがどうとかさ。
そんなこと考えてないのよ。

だってそんなもんは聞く人の自由で、俺達がもしそんなこと考えてても、お前らと全く同じ景色なんて見れないもん。

映画だってそうじゃん？

ある人は面白い、ある人はつまらないっていう作品ばかりでしょ。

全員が面白いっていう映画はわかりやすすぎるもんね。


なんつったっけ？シェイクスピアかなんかがさ、薔薇という名前じゃなくても薔薇の香りはかわらねぇみたいなこと言ってなかった？

俺はその言葉の続きも本質も知らないけどさ、なんとなく嫌な気持ちになるよ。

全ての薔薇が同じ香りなわけねーよ。
なんつってね。

こういうハナシをするのは野郎の特徴なんですかね。

バイク磨いて、リハ行ってくる。