コメント
 
 
 
Unknown (らえらぷす)
2012-07-23 21:20:37
翼竜の羽毛状構造をどう解釈するかが問題ですよね・・・。G.ポールの最近の本だと、レソトサウルスもヒプシロフォドンも毛だらけでした。
ジュラ紀前期の羽毛の跡っていうと、足跡化石におまけで付いてきたとかいうやつでしょうか?(金子隆一さんの本に確かそんな感じの記述が)

確かにケラトサウルスに羽毛はちょっとどうかと思います。(幼体ならまだしも・・・。ケラトの背中の奴は皮骨でしたっけ?)アベリサウルス類のゴツい顔にも羽毛は合いませんよね。
トリケラトプスも最近皮膚痕のデカいのが見つかっていますが、「乳首状」の突起をトゲではなく原羽毛の折れた基部とする解釈もあるようです。(個人的にはトゲにしか見えないんですが・・・。ふらぎさんの最近作のトゲ付きトリケラトプスもこの化石を参考にしているんでしょうか。LANEという愛称で、ヒューストンの博物館にあるそうです)

幼稚園生のころ買ってもらった学研の図鑑(90年代終わりの発行のはず。恐竜学最前線の表紙イラストが出てました)にはなぜか羽毛を生やしたシンタルススがいました。「羽毛があったかもしれない」とかなんとか書いてありました。ドロマエオサウルス類を差し置いて・・・。
 
 
 
ありがとうございます。 (theropod)
2012-07-25 13:50:28
 情報提供ありがとうございます。

明らかにウロコかそれに近い皮膚痕が出ている恐竜もありますからね。
ジュラヴェナトルはコンプソグナトゥス科あるいは基盤的コエルロサウルス類とされるのに、羽毛の跡はなくてウロコの跡がありますね。

混乱期に入ったのかもしれません。
アーティストとしても、羽毛がコエルロサウルス類限定だと描きやすかったのに、今後どの恐竜をウロコにしどの恐竜を羽毛にするか悩ましい時代になったのかも。
 
 
 
羽毛恐竜の復元 (スバイアシス)
2012-07-27 13:04:28
内覧会お疲れ様でした。
小型で熱が逃げやすいコエロフィシスはともかく、割と大きめなケラトサウルスや原始的特徴の多いヘレラサウルス等の羽毛は違和感がありますね。
また、これらの種が生息していた三畳紀やジュラ紀当時の暖かい気候について考慮して制作されたのかも疑問です。
(ただし、砂漠やサバンナのような乾燥地帯なら寒暖の差は激しかったかもしれません)
それと、今回の恐竜展の模型は既視感があります。以前造られた物を改造して展示したのでしょうか。

・らえらぷすさん
>シンタルススの羽毛復元
なぜかあの年代のシンタルスス(今はメガポノサウルス?)は羽毛を携えた復元が多いですね。
週刊恐竜サウルス にも同様の復元がありました(ただし、頭と体の一部にちょっと羽毛があるくらい)
 
 
 
恐竜博2004の改造品? (らえらぷす)
2012-07-27 19:30:09
スバイアシスさん、情報ありがとうございます。
当時出ていた論文中で羽毛の存在に関して言及されていたのかもしれませんね。

今回展示されている模型ですが、らえらぷすの記憶(小5の時)が正しければ、プシッタコサウルスの模型は恐竜博2004で見たことがある気がします。(幼体に羽毛はなかったような)
豊橋自然史博物館の展示用だった(90年代半ば)トリケラトプスの模型を恐竜博2004(と確か恐竜博2009)に流用した例もありますから、そういうことは結構よくあるかと思います。一から作るのは結構大変でしょうし・・・。
 
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