クロマグのグリップの中で唯一シングルロックリングのモデルです。


 バー両端側はクローズドになっています。


 親指側と外側と違うパターンになっていて、かつ薬指、小指の先が当たる箇所にくぼみを設け、力が入れやすくコントロールしやすくなっています。
 


 握り心地と耐久性を両立させたグリップです。全6カラー。 3,500円(税別)


 クロマグのトップキャップも全カラー揃いました。 1,580円(税別)
 


 本日のホイール。


 CHRIS KINGのISOハブに先日紹介したFORMOSAのALLOYリム。


 エンデューロバイクで冨士見パノラマのコースをしっかり走れるようにという要望にあわせて組上げました。


 タイヤはMAXXISのMINION DHF 2.5のワイヤービードタイプをインストール。チューブレスレディタイヤと比べてコシの強いタイヤです。


 さあ、あとはバイクパークへ行って思い切り楽しむだけです。


 久しぶりに驚愕級の衝撃を受けました。 な、なんなんだこのバイクは!

 TRANSITION BIKESのニューカマー「SPUR(スパー)」。

 29erホイール、前後120ミリサスペンショントラベル。

 これだけだとただのライトウエイトトレイルバイクですが、ですが、ですが、このバイク只者じゃなかったです。

 TRANSITION BIKESいわく「e-Bike Eater」。

 e-Bikeの利点といえば登りでの電動アシストで、きつかった登りもスイスイスイ~っと楽に登れます。そして行動範囲が広がったり乗れる距離が長くなったりもあります。以上。

 アシストがなくてもびっくりするぐらいペダリングが軽快なSPUR。ペダリングが軽快ということはクロスカントリーカテゴリーのバイクに近いと想像しますが、そこはTRANSITION。只者じゃない。

 いや、びっくりしました。

 試乗車として用意していただいたのは、XX1 AXSが組み込まれた完成車。トップグレードの完成車ですが重量が10キロ台。持って軽くて乗ってさらに軽い。

 フォークはROCKSHOXのSID ULTIMATE。 35ミリインナーチューブのSIDです。
 

 冨士見パノラマの旧Cコース(現在の1~3)から絶景トレイル、スキルアップエリアの見習いコース、ブルーホーネットなどSPURで2本ライド、安定感、剛性感、奥行き感など、ダウンヒルコースが楽しくライドできました。バンクにバンプ、テーブルトップ、ドロップオフなんでもござれ。クロカンバイクじゃないのがはっきりわかります。エンデューロか!というぐらいの安心感。
 
 

 軽さは正義ですね、やっぱり。空中でのバイクコントロールのしやすさ、切り返しの速さ、とにかくバイクコントロールが軽快でした。

 TRANSITIONのほかのモデルは数年前からGIDDYUP SUSPENSION DESIGNというリアサスペンションシステムが採用されているのですが、ほかのモデルがチェーンステイにリンクがあるのに対して、SPURは肝心なそのリンクがありません。そのリンクの重要性を理解している者としてこれはほんとにびっくりしました。どうしているかというとカーボンフレームのフレックスを利用してリンクの代わりを果たしているそうなんです。

 壊れたり折れたりしないのか心配になりますが、すごいのはTRANSITIONのフレームはライフタイムワランティー(生涯補償)だということ。製品欠陥によるフレームの破損については無償交換してくれるのです。 さすがに日本人でフレーム壊す方はそんなにいないと思いますが、想像もつかないアホな乗り方をなされる海外のツワモノライダーの手にかかったら壊しちゃうんじゃないのか心配になりますが、心配無用ってことです。
 
 

 僕が今メインで乗っているROCKY MOUNTAINのALTITUDEは27.5インチホイールで、なんで27.5ホイールに乗っているかというと29に比べて身体との一体感が高いと思ったから。

 29erホイールのバイクはいろいろ乗ってみてその利点、恩恵も十分理解した上で「自分にはまだ29erは早いかな。もうちょっとおっさんになってからでもいいかな」と思っていたのですが、このSPURに乗っちゃったらその想いがガラガラと崩れてしまいました。久しぶりにでた「発病」です。

 いやほんと衝撃的な乗り味でした。僕が一番乗る回数が多いであろう里山でのライドに一番ぴったりで、今回みたいな冨士見パノラマのコースもニコニコで下れる魔法のようなバイク。

 あ~、ヤバい、ほんとヤバい。どうしましょう、I川さん。。。

 
 写真の一部はイベントに参加されたOさんの写真です。Oさんいつもありがとうございます。この後ろ姿の写真、いいですね!


 なんということでしょう。


 冨士見パノラマイベントの開催日が梅雨明けにかさなって、そしてそして久しぶりの週末晴天。


 しっかりと青空と白い雲、緑でまぶしい高原を拝ませていただきました。


 20名オーバーの大人数で楽しんだパノラマイベントでしたが終始ニコヤカな雰囲気でワイワイ。


 基本的に自由走行(放し飼い)なので、午前からスキルアップエリアや頂上からのコースにわかれてライド。


 僕は午前中はスキルアップエリアを何本もライドしました。相変わらず楽しくて、お気に入りの「見習い」もたっぷり走りました。


 お昼をはさんで午後はみんなで頂上へ。


 多少ウエットな箇所は残っているものの全体を通してみればなかなかなコンディションなのでテンションあがります。ところどころコースも改修されていてそれがまたおもしろかった。


 オープンしたばかりの「ブルーホーネット」も楽しかった。初見だったのでコースチェックをしながらほとんどのジャンプをロールして通過しましたがそれでも楽しい。深くて大きなバーム、きれいなカタチのテーブルトップジャンプがずっと続きます。こんなの日本で味わえるとは!


 そして昨日はTRANSITION BIKESの全ラインナップの試乗もでき、みんなでかわるがわるバイクを試乗して「今最先端」のバイクを堪能しました。


 僕もニューカマーの「SPUR」を私情、いやいやいや試乗しましたが「未体験ゾーン突入」しちゃいました。こちらは追ってリポートします。


 やっぱり楽しかったなあ、冨士見パノラマ


 またみんなで行きましょう。


 みなさんも何度行っても楽しくて施設が充実している冨士見パノラマへぜひ!


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