今年のこのブログの締めくくりは、こうなりますね。
ご高齢なのは承知していましたが、エリザベス女王が
いらっしゃらない英国は想像出来ず、永遠に君主で
在り続けられるであろうと勝手に思い込んでいました。
9月のあの日、容態が急変してチャールズ皇太子や
ウィリアム王子が駆けつけたという報道を目にした時には、
さすがに「これは只事ではないんだろう」と茫然としたものです。
そして多くの人にとってそうだったと思いますが、
生まれて初めて見た英国君主の国葬。
君主の座に就く予定は殆どないであろう状況に生まれながら、
伯父エドワード8世の退位とともに王位継承権順一位に、
そして二十五歳という若さで英国の王座に就かれ、
目まぐるしく変化を遂げた七十年という月日を、
品格を保ちながら冷静に逞しく生き抜かれた女王様にふさわしい
厳格で圧倒されるほど壮大なものでした。
色んな問題を内包されているようではありますが、亡くなられてから
遺族の方々の結束が強まった感のある英国王室。
来年にはチャールズ国王の戴冠式が行われます。
既に王冠は場所が移され、準備に入っているそうです。
国王のお顔が印刷された紙幣も流通し始めます。
「あぁ、変わっていくんだなぁ」と寂しい気持ちもありつつ、
エリザベス女王が守り抜いた英国王室の今後に期待します。
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さて今年のブログの更新はこれで終わりです。
今年一年、御訪問頂きありがとうございました。
来年の王室はどうなるんでしょう??
最近、「予想してなかったよ~!!」的なことが多いですからねぇ。
それはさておき、皆様、素敵な新年をお迎えください。
Happy New Year 2023!