スペイン王室。ここにもお綺麗なプリンセスがいるのです!
その名をプリンセス・レティツィアと申し上げまして、
フェリペ皇太子の奥方でいらっしゃいます。
プリンセス・レティツィアこと、レティツィア・オーティス・
ロカゾラーノ(Letizia Ortiz Rocasolano)嬢は、
1972年9月15日に、ジャーナリストの父・へスース、
看護婦の母・パロマの三人姉妹の長女として、スペイン北部の
オビエドというところで、ご誕生されました。

幼少期をオビエド、その後マドリードで過ごし、
マドリードのコンプルテンス大学において、
ジャーナリズムを専攻し、その後、オーディオ・ビジュアル・
ジャーナリズムの修士号を取得なされています。
在学中から、スペインの新聞社などで働き、ジャーナリストと
しての資質に磨きをかけていたのでした。卒業後は、メキシコの
グアダラハラというところで、同じく新聞社で経験を積んでいます。
帰国後は、テレビ局のニュース・アンカーとして活躍を始め
2001年の”911テロ”の時には、世界貿易センター・ビルの
焼け跡から生中継をレポートしたこともあります。

フェリペ皇太子との本格的な出会いは、2002年11月。
スペイン北部で起こった石油タンカー事故で、レポータ-
として派遣されたレティツィアと皇太子は恋に落ちます。
しかし、実は二人、前年に友人の夕食会で、一度、
顔を合わせているのでした。
ふたりは結婚を決意するも、レティツィアには10年間の
交際の末、結婚し、僅か一年で破局したという離婚暦が
あったのです。しかしこの結婚が教会で挙げられていなかった
ので、宗教的にスペイン妃となることに問題はないという
ことで、二人の婚約は成立したのです。

2004年5月22日、二人はマドリードにて挙式。

2005年10月31日に、長女レオノ-ル王女、
2007年4月29日には、次女ソフィア王女が
ご誕生されました。(スペインの王位継承権は
男系なので、今のところお世継ぎは誕生されていない
ことになっています。)
そんな幸せな御一家に昨年、悲報がもたらされてしまった
のです。レティツィア王妃の妹・エリカが2月7日、マドリードの
自宅にて亡くなっているのが発見され、どうも自殺だったのでは
ないかと言われているのでした。
