台湾ドラマ「ショコラ」第13話 あらすじ

「逃亡の行方」


千恵がいなくなったことを知り、是吾は大和と一緒に旅館の外へ捜しに行く。

買い物を終えた辰巳千恵は、周りは危険がいっぱい、これから何が起こるか分からない、でも私たち一緒だから何も恐くない、"素敵"とうかれながら旅館に帰ろうとしていた。その時、うしろから音がする。
怖くなり駆け出す千恵。そんな千恵の前に秦是吾が現れる。
誰かつけてくると千恵が言い、似無刀の刃を出す是吾。しかし緊張する中、飛び出してきたのは近所の子供だった。


千恵の手を引き旅館の部屋まで連れてきた是吾は、強く手を引いた勢いで千恵をベッドへ転ばせる。「なぜ足手まといの素人と逃げる羽目に?逃げるなんて俺史上、初めてなんだぞ」と怒る是吾。怒りの収まらない是吾に、千恵は手を合わせ可愛く「ごめんなさい」と言う。そして部屋に戻ろうとする千恵。是吾はそんな千恵の手をつかみ「俺と寝ろ」と言う。

驚く千恵に「視界から出るな」と言う是吾。千恵は戸惑い部屋に戻ろうとするが、手を離さなかった是吾は千恵をベッドに倒し上から押さえつける。「ついてきたのは、ホレてるからだろ?だったら、今、本気を見せろ」と是吾が言い、千恵は強く目をつぶる。しかし是吾は千恵に顔を近づけるが何もすることができない。

「どうしたいのよ」と千恵に言われ、俺たちは逃亡中で一瞬一瞬が危険、出かける時は教えろと言う是吾。「旅行のつもりかよ」と言う是吾の言葉にムッとした千恵は、人間ビリヤードをして是吾を自分から離す。そして体を起こし座っている是吾の頬にキスをすると「心配ありがとう。やっぱり部屋で寝る」と言って千恵は出て行く。
千恵がキスをした頬に、是吾は手で触れる。


夜中。うなされていた是吾が目を開けると、椎名がベッドのそばで見つめていた。驚いた是吾が体を起こしたとたん、ベッドに倒れ込む椎名。是吾は「しっかりしろ」と言いながら椎名の体を抱える。「やられたよ」と椎名が言い「誰に?」と聞く是吾。すると突然、椎名は「お前だ」と言って是吾の首を絞め始める。お前に殺されたと。
是吾はハッとして目を覚ます。すべては是吾の夢だった。


旅館を切り盛りしている、大和、大虫、阿泰について修造に調べさせた麦松奇。不安を感じた松奇は、市内の老人ホームにいる大和の母親を見てくるよう命じる。カンパニーは何をするにも裏で手を回すと。そこに阿栗が来る。タブレットの画像を見て「これ誰です?」と聞く阿栗。しかし松奇も修造も教えない。後から来た阿門が「何かが起こるよ。悪い事が起こるよ」と言う。


千恵と散歩していた是吾は、何かが起きると感じていた。すれ違うお坊さんにも警戒し、千恵は気に入らない。


千恵が観光に行くと言い出し、車を用意した大和が是吾に伝える。遊びじゃないと怒った是吾が外へ行くと、千恵は日本人の女性に道を教えていた。そんな女性にも警戒する是吾。是吾と千恵が言い合いをしている時、通りかかった老人が2人に軽く会釈をして行く。

是吾が何を言っても聞く耳を持たない知恵は、1日中、宿にカンヅメなんて退屈で死んじゃうと車に乗り込む。自分が行かないと言えば千恵が諦めると思った是吾だったが、1人でも行こうとする千恵を放っておけず、結局、自分も車に乗る事に。


カンパニーの使いとして、以前、血連組にいた阿豪が松奇を迎えにくる。
ある場所へ連れて行かれると、そこにも血連の下部組織・暴龍組にいた男が。阿豪はみんな飯の種が必要だったと松奇に謝る。

案内された部屋には、一緒に来た修造は入れなかった。そして部屋の中で松奇を待っていた男は「秦是吾はお宅の方?」と確かめた後、殺しを受注したと言う。


千恵たちは山の教会へ行く。ふざけ合い、牧師に怒られる千恵と是吾。千恵は泉にコインを入れ、願い事をする。何を願った?と聞く是吾に、是吾の分からない日本語で「絶対あなたのお嫁さんになってやる」と言う千恵。その時、赤い光を是吾は見る。
千恵に「ここにいろ」と言い、是吾はその光の元へ急ぐ。しかし、それは子供が遊んでいるだけだった。


是吾は椎名を殺していない、よく調べれば是吾がこの件で深く傷ついたと分かるはずだと男に話す松奇。だが男は是吾の人柄もやったことの善悪も興味ない、大事なのは顧客の支払い能力だけだと言う。呼んだのは、組が解散しようと松奇の威光に陰りがなからで、我が社は仕事を決して仕損じないが多方面の"ご芳志"を募っておきたいからだと。

お役に立てることはないと、帰ろうとする松奇。そんな松奇を呼び止め、男は隠れ家にいる千恵の画像をタブレットで見せる。男は千恵が松奇の愛人の娘で、女子大生だということも調べていた。千恵には手出しをしないと言うが、男は私の指示1つで是吾の案件を中止できると話す。怒った松奇は男の首をつかんで机に押さえつけると、是吾を殺すなら首をへし折る、ワシの"ご芳志"よりいい値の付く取り引きだろう?と言う。そして慌てる男を投げ飛ばし「上層部に伝えておけ。解散後の麦松奇に出せる"芳志"はない。ほしいなら命(ワシの)を持っていけ」と言うと松奇は出て行く。


松奇は修造に電話をかけさせるが是吾は出ない。逃亡先を知られた松奇は、何とか是吾と連絡を取るように言うと、修造だけを家に帰す。


千恵と駅に来た是吾は、千恵だけに切符を渡す。「俺も後から行く」と是吾は言うが、私は奈奈先生と違う、恐くない、愛は死よりも強い、と千恵は嫌がる。そして是吾に抱きつき「行かない」と言う千恵。さらに日本語で「だって心配なんだもん。是吾が怪我しないかとか、是吾が死ぬんじゃないかとか。いろんなこと言って私を追い出そうとしてるけど、どんなひどいこと言ってもダメよ」と言う。電車が来るのが見え「分かった．残ればいいさ」と言う是吾。しかし千恵が自分から離れると、是吾は不意をつき、千恵の首の後ろを叩いて気絶させてしまう。
そばにいた大和と一緒に、是吾は意識のない千恵を電車に乗せる。


是吾は電話をかけてきた松奇に千恵を送り返したことを伝える。そして松奇の説得も聞かず、宿に戻ると言う是吾。


電車の中で意識が戻った千恵は、是吾に最低だと怒りながら、ひと目も気にせず大声で泣き始める。しかし気を取り直し、戻る決心を。


大虫、阿泰を殺し、血や指紋を拭いて宿から出て来たのは、是吾たちに会釈をした老人だった。そして、その遺体を是吾たちが散歩中にすれ違ったお坊さんが運び出す。

遺体の乗っているトラックと是吾たちの乗っている車がすれ違う。是吾は運転している大和が何かおかしいと感じる。


宿の入り口で「もう来た後か」と言う是吾。
ある部屋に入った是吾は、その様子から悟り「まず人払いか。阿泰も大虫も無事ではないだろう。違うか、大和」と大和に聞く。見抜かれた大和はひざまずき、母を人質に取られて、と是吾に謝る。そんな大和に「もういい、消えろ」と是吾は言う。
大和は「お元気で」と言って、別れの挨拶のように右手を差し出す。「さっさと行け」と言っても行かないため、仕方なく是吾は手を握る。その瞬間、チクッとした痛みが走り、是吾は手を離す。是吾の掌には刺された傷がり、その場に倒れてしまう。

その頃、タクシーに乗っていた千恵は、急ぐよう運転手に催促していた。大丈夫、きっと大丈夫、と自分に言い聞かせるように思う千恵。


血連墓地へ行く松奇。松奇は瑪亜の墓に花を供えると、墓石にある瑪亜の写真に触れながら「お前が恋しい。すまない。お前への誓いに背くことになりそうだ。是吾のためワシには他に手がない。教えてくれ、取るべき道を」と涙を流す。


ーつづくー


あらすじには書かなかったけど、観光に行った時に民族衣装を着た千恵と是吾もよかったです(*´ー｀*人)
2人とも似合っていて素敵でした♪

相変わらず危機感のない千恵(￣▼￣|||)
あの老人、ケーキ店に来た珍しい客でした…。
そして是吾が警戒していたお坊さんもカンパニーの仲間だった!!
大和も…お母さんを人質にとられて仕方なかったとはいえ(；_；)

倒れてしまった是吾はどうなってしまうのーーーーーーーーーー(；△；)
こんなところに千恵が戻ってきて大丈夫?
それとも千恵が是吾の危機を救ってくれるの?
あぁぁ、早く続きが見たいヾ(・ω・`;)ノ

最後に瑪亜の墓前で泣いていた松奇が切なかったです…。




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