「キスの前には目をとじて」
アレックスの質問に「決断まで葛藤があった。努力して築いた業績が交際のせいでクビになれば台無しだ。でも気付いたのだ。私の業績が上がったのは彼女のおかげだと。彼女の支えで仕事に邁進できた。精神的に安定すれば仕事もうまくいく。君たちの活躍が楽しみだ」と答えるチャン社長。
部屋に戻る途中、アレックスはチー・イーに「先ほどの話を聞いても社内恋愛禁止令は継続を?」と聞く。「撤回してほしいのか?」と言うチー・イー。アレックスは「もちろんです。僕はケイトと結婚直前でした。分かれていろいろ考えました。彼女を失ったら働く意味もなくなります。彼女が僕の原動力です。どうかチャンスをください。感情が仕事に影響しないと証明します」と話す。しかしチー・イーは「それに応えることはできない。ぜひ新しい原動力を見つけてくれ」と言う。肩を落とすアレックス。
リャンリャンは屋上にいたケイトに食後のデザートを持って行く。食事を途中でやめたケイトは「ジャーユって少し変だと思わない?彼女がGAZEに出向してきて以来、問題が起きてる。しかも、あなた関連のね」と言う。同意書もCDもなくなった、アイグー社への企画書だって、あの日、急に夜になって手直しを命じた、あれは故意だと。リャンリャンは考え過ぎだと言うが「誰も言わないのに社長はファイルの紛失を知ってた。絶対ジャーユが言ったのよ。あなたを呼び戻すことにも反対して“自分が手伝う”と」とケイトは言う。
「ファイルの件は社長に知らせて当然よ」と言うリャンリャン。しかしケイトは「ジャーユはわざと知らせたの」と話す。それでもリャンリャンは「そんな人じゃない。親切心でしたのよ」と言う。「私が悪く考え過ぎだと?」と言うケイト。リャンリャンは「彼女にはそんなことをする理由はないわ」と言う。「あるわよ。社長があなたを嫌うようにしたいの。私より最近知り合ったジャーユを信じるの?私は友達でしょ」とケイトは言い返す。
リャンリャンは「もちろんそうよ。ジャーユも友達だわ。疑わないで」と言う。「あなたを守ろうとしているのに信じられない?」と言うケイト。リャンリャンは「そうじゃない。ただ、あなたって時々、少し神経質になりすぎるでしょ?」と話す。「神経質?親友を罠から救おうとしたのに。リャンリャン頼むからもう少し賢くなって」とケイトは怒って行ってしまう。
リャンリャンは荷物を持ってチー・イーと暮らす家へ。“社長は今日戻ってくる。出勤許可が出るまで実家で待つべきかな”と考えてしまうリャンリャン。
リャンリャンは数日いないだけで部屋か汚れていることに気づき掃除を始める。そんな中、ジャーユから電話が。
カフェでジャーユと会うリャンリャン。「報告書の件、疲れた?」と言うジャーユに「全然。忙しいほうが元気になるの」とリャンリャンは答える。社長が許可してくれてよかった、契約をまた失うところだったと。「報告書を作成したんだし、社長もあなたを復職させるわ」とジャーユは言う。リャンリャンは「それはどうかな。社長の考えって予測不能だから」と返す。「昔の恋人に似てる。細部にまでこだわるの」と言うジャーユ。リャンリャンが「社長くらい気難しい人だった?」と聞くと、ジャーユは「社長と同じで目標に向かって努力する人よ」と言う。
友達だと思って話すわ、実は私たち結婚の約束までしたのよ、彼のプロポーズ後に私から別れた、彼を愛してたから夢をかなえさせてあげたかった、彼にはとても大事な夢だったから、夢の実現には私が去る必要があったの、愛してないと思わせる必要が、と話すジャーユ。リャンリャンは「でも何だか変よね。あなたと彼は愛し合ってた。でも、あなたは彼の夢をかなえるために彼のもとを去った。それで夢がかなったとしてもそんな夢、彼にとって意味があるのかな。それに夢と愛情が両立しないなんて、うちの恋愛禁止令と同じだわ」と言う。「だったら私はどうすべきかしら?」とジャーユが聞く。リャンリャンは「まずは彼に去った理由を伝えることよ。まだあなたを好きなら戻ってくる」と答える。ジャーユが「戻ってくるかな?」と言うと「もちろん。あなたは美人で頭がいいし才能もある。私が男ならアタックするわ」と言うリャンリャン。
出張していたチー・イーが家に帰ってくる。
入ってすぐ天使像にポスト・イットがないか確かめるチー・イー。しかし何も貼られていない。
イスに座ったチー・イーはリャンリャンが整理をした部屋を見回す。そしてせっかく整理された物を乱していくチー・イー。
チー・イーはリャンリャンが掃除をしている様子を想像し頬笑む。
ジャーユと別れたリャンリャンは、今日戻るチー・イーに“何の料理を作ってあげよう”と考え買い物をする。
その帰り、公園に寄りブランコに乗っているとチー・イーが来る。気まずそうに「上海の仕事は順調だった?」と言うリャンリャン。しかしチー・イーは何も答えない。リャンリャンはまた「ちゃんと食べてた?」と言う。それでもチー・イーが答えず「社長、ひょっとして…、あまり機嫌が良くない?」とリャンリャンが聞く。「君は騒動を起こしては必死に挽回する。よくやったと褒めるべきか?」と言うチー・イー。こっちは気が気じゃないと。
リャンリャンが「なぜ怒るの」と言うと「知らないだろ。俺がどんなに…」と言いかけてチー・イーはやめてしまう。その心の中で“君を大事に思ってるか”と続く言葉を思うチー・イー。
「帰るぞ」と言い、チー・イーは歩き出す。追いかけたリャンリャンは自分がいつから出勤できるか聞く。チー・イーは「まだ調査期間中だからな」と返す。「調査はまだ続くの?」と言うリャンリャン。「紛失が君の仕業じゃないと証明されるまで」とチー・イーは答える。きちんと調べれば疑いは晴れる、早く復職させたいと。その言葉がリャンリャンは嬉しい。
チー・イーはリャンリャンが持っていたバッグを自分が持つ。そんなチー・イーにリャンリャンは、まだミンミンがブリンセスの家にいることを話し、一緒に行くことに。
チー・イーとリャンリャンが引き取りに行くと「ミンミン、パパとママが迎えに来たわよ」と言うプリンセス。同時に「違う」とチー・イーとリャンリャンは言い返す。しかしプリンセスは「そもそもミンミンは社長が買ってきたでしょ。だったらパパよ」と言い、チー・イーは否定できなくなる。そこに奧の部屋から電球を替えに来ていたバズが。慌ててプリンセスの家にいる理由を話すバズ。
リャンリャンはバズに「ごゆっくり」と言って帰って行く。
家に帰る途中。「“ミンミンのパパとママ”と言われたのに黙ってたわね」とリャンリャンがチー・イーに聞く。いつもなら“でたらめ言うな”と言うのにと。「あれは間違ってない。ミンミンは俺が連れてきた。それに家族が増えることはいいことだ」と答えるチー・イー。嬉しいリャンリャンはミンミンに「“パパ”と呼んでごらん」と言う。
家に戻ったリャンリャンは、部屋が散らかっていることに驚く。「片付きすぎてると落ち着かない」と、キッチンへ行ってしまうチー・イー。「なぜそうなるの」とつぶやいたリャンリャンは天使像に貼ってあるポスト・イットに気付く。それには“おかえり”と書かれていた。笑顔でチー・イーを見るリャンリャン。
リャンリャンも手伝うためキッチンへ。
ふとリャンリャンが隣を見ると、チー・イーが輝いているように見える。そして胸がドキドキするリャンリャン。
話をしながら今度はチー・イーの体が近づく。リャンリャンはまたチー・イーが輝いているように見え、思わず目をつぶり、口を尖らせてしまう。
「なぜ目を閉じる」とチー・イーに言われ、我に返るリャンリャン。焦って「閉じてた?」とリャンリャンが聞くと、うなずいたチー・イーは「唇も突き出してた」と答える。リャンリャンは「居眠りしてたのよ」と言い訳をし、眠いからと慌てて部屋へ行ってしまう。
リャンリャンが恥ずかしい気持ちでいっぱいになっていると、チー・イーが「ご飯ができるぞ」と呼びにくる。要らない、と返すと心配されたため「後で行く」とリャンリャンは言う。
リャンリャンは仕方なく大きなサングラスをかけて食べに行く。
なぜ特大サングラスをかけているのかチー・イーに聞かれ、リャンリャンは「目の調子が悪いからよ。明かりがまぶしいの」と答える。検査をした方がいいとチー・イーが言うと、リャンリャンは「問題なんかない」と返す。「じゃ、なぜサングラスを?」とチー・イーが言い、今度は「考え事を隠すためよ」と言うリャンリャン。チー・イーが「何を考えてる」と聞き、リャンリャンは「目を閉じたこと」と言ってしまう。
ふっとチー・イーが笑い出し、リャンリャンは「なぜ笑うの。よして」と言う。だって深刻な問題でしょ、と。「目を閉じたことが?」と言うチー・イー。リャンリャンは困り「だって、目を閉じたということは過労よ。つまりすごく疲れてる。つまりすごく多忙で煩わしいことが多くて、だから…そういうこと」と話す。
料理中に消えたから食器は君が洗えと言い、チー・イーは行ってしまう。テーブルにはアクセサリーケースが置かれていた。リャンリャンが開くと、中にはゾウのネックレスが。
リャンリャンはネックレスを持って、荷物をスーツケースから出しているチー・イーのもとへ行く。なぜライオンのぬいぐるみを入れたか聞くチー・イー。リャンリャンは「旅行すると家が恋しくなるから私はいつもサンサンを連れて行った。だから社長も家が恋しくなるかと思ってライオンくんを入れたの。それで寂しくないでしょ」と話す。「そういう理由なら怒らない」とチー・イーは言う。
チー・イーはゾウのネックレスについて「見たら君を思い出して買った」と言う。「ありがとう。気に入ったわ」と言うリャンリャン。「つけてやろうか?」とチー・イーは言うが、リャンリャンは「いい、自分でできる」と慌てて自分の部屋へ行く。
ネックレスをつけたリャンリャンは“おかえり”のポスト・イットも嬉しそうに手帳に貼る。その時、プリンセスから“ゲット計画の最終目標は、ライオンのハートをドキドキさせて夢中にさせること。あなたに近づくと、目を閉じ、キスしたくなる。そういう症状が出たらすなわち、彼はあなたを愛してる”と言われたことを思い出す。頭をかかえ“まさか私がゲットされた?ダメよ、ケイトの敵討ちしなきゃ。絶対ダメ”と思うリャンリャン。
片付けたい仕事があるため、土曜日に出勤したチー・イー。仕事をしているとジャーユから“上海から戻った?今日は仕事してるわね。働き過ぎないで。会いたい”というメールが届く。すぐに消去してしまうチー・イー。
メイから嫌いだと言われ、傷心のライアンはリー部長とアレックスを会社に呼ぶ。2人からアドバスを受けるライアン。そこにリャンリャンが。
ライアンは女性の意見もリャンリャンから聞こうとするが、アレックスや部長は、聞く相手が悪い、彼女に女子の気持ちが分かるか?と言う。
ーつづくー
あれだけきっちり整理されていないと気がすまなかったチー・イーが変わった!!Σ(=゜ω゜=;)
そしてチー・イーがパパに!!
ミンミンに「“パパ”と呼んでごらん」って子供が生まれたらこう言うのかなぁ?って想像しちゃった(*´艸`*)
リャンリャンが目をつぶって口を口をーーーー!!!
もう、可笑しくて可笑しくて(≧∇≦)ノ彡
ここ、何度もリピしちゃった。
リャンリャン最高o(≧▽≦)o
でも、リャンリャンだけじゃなく、チー・イーももうリャンリャンを好きだよね?
まだ自分で分かっていないのかもしれないけど。
ジャーユがいなくなった理由…あれが本当の理由???
愛している人がいても、チー・イーなら夢をかなえられたと思うけど…。
もし、万が一かなえられなくても、夢より愛のほうが大事だったかもしれないのに。
リャンリャン、ケイトと早く仲直りできるといいな(;△;)
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確実に、齋翼も亮亮の自分への気持ちに気付いていて、
さり気にそれに応えながら、ちょっと遊んでいる感じよね。
亮亮自身が齋翼に心を奪われれてい自覚が薄いところが
これまた面白いですねー
齋翼の方が新しい恋を楽しんでいますよね!
というのも、
亮亮を探したり、荷物を持ってくれたり、
明明を迎えに行った時に、パパ・ママであることを認めていましたし、
「お帰り」のメッセージも、象さんネックレスのプレゼントも!
その上、着けてくれようとして!!!
亮亮のお陰で大笑いできました。
あと、来恩(ライアン)の「為什麼?為什麼?為什麼!」も(爆)