【出演】
尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
手術を受けないチェンに、オウ・チェンはシャーモーとの離婚協議書を差し出します。「手術に同意してくれれば、この書類は君に託すよ」と言うオウ・チェン。そして手術に同意するなら他の望みも聞くと言いました。姉シャーモーを手に入れるためだったのに、離婚協議書まで作り、腎臓まで提供するオウ・チェンに対し、それでは不公平だと、チェンは手術は受けないと返します。
「姉を大切に思うなら今は手術を受けて元気になるべきだ」とオウ・チェンは説得します。それでも渋るチェンに「これは俺からの頼みだ」とオウ・チェンは言いました。シャーモーを救ってくれ、今の俺がしてやれるのは、腎臓の提供だけなんだ、と。チェンはオウ・チェンが姉を深く愛している事を感じ、手術の同意書にサインをします。
意識の戻ったルオ・シーでしたが、生きる意欲をなくしていました。刺激を与えないよう、シェン・チアンたちは医師から注意をされます。
結婚式の当日。「俺のために結婚をやめてくれるのか?」と聞いたルオ・シーに「ムダよ。私は…彼を愛してるの」と答えたシャーモー。その時の事を思い返し、ベッドに横になっているルオ・シーは「なぜ俺は生きてる…」とつぶやくように言いました。
意識の戻らないシャーモーに「姉さん、手術を受けてくるよ」と言うチェン。オウ・チェンは「きっと、うまくいく」とシャーモーに話しかけ、チェンエンにシャーモーを任せると、チェンと2人で病室を出ていきました。
ぼんやりとしているルオ・シーに、シェン・チアンはシャーモーと弟のチェンが来た事を告げました。「弟さんが彼女はあなたが好きだって。オウ・チェンと結婚したのは、腎臓移植のためらしいわ」と。「そうか…。本当に2人は来たんだな」と涙を浮かべるルオ・シーに「ええ。結婚はただの取り引きなの」とシェン・チアンは言います。
シェン・チアンの話しを聞き、ルオ・シーはまだ動けない体を起こし、シャーモーに会いに行くと言い出します。ベッドからも落ち、止めたらかえって命にかかわると思ったシェン・チアンは、連れて行く事にしました。
チェンエンは手術が気になりシャーモーの病室を出ます。
チェンが手術室で戦っている頃、誰もいなくなった病室でシャーモーは目を覚ましました。シャーモーはフラつく体で病室を飛び出し、そして手術室の前へ。
手術室の扉が開き医師が出てきます。駆け寄ったシャーモーとチェンエンに、医師は「山は越えましたよ」と言いました。2人が安堵していると、手術室からオウ・チェンが出てきます。病室に運ばれるオウ・チェンに寄り添うシャーモー。その姿を車椅子に乗ったルオ・シーが見ました。シャーモーをつかまえようとするように手を延ばすルオ・シー。でも、シャーモーはルオ・シーがいることも気づかず行ってしまいます。
すぐ近くにいるのに手の届かないシャーモー。すごく切なかったです。
チェンの様子を見に行くため、シャーモーが病室を出ると、シャーが声をかけてきます。驚くシャーモーに、シャーは「君に確かめたいことがある」と言いました。そしてパーティー会場での話しを。
「私を探したのは、弟の腎移植のためかな?」と聞くシャー。シャーモーは「たいした用じゃありません」と返しますが、シャーが腎炎を患っていると聞いたとたん、シャーモーが落胆したのをシャーは気づいていました。チェンの父親であると分かったシャーは「力になれることがあれば言ってほしい」とシャーモーに。シャーモーは少し笑顔を見せ、お礼を言うとチェンの元へ歩き出します。
チェンを病室に運ぶ途中、今度はルオ・シーに気づいたシャーモー。「その目で見たでしょ?もういいわね?」とシェン・チアンは車椅子を動かし始めますが、ルオ・シーが止めてしまいます。同じように気づいたチェンエンが「せっかくだからルオ・シーと話せば?」と言いますが、シャーモーは「いいの」と言ってルオ・シーの目の前を通り過ぎて行ってしまいました。
疲れているチェンエンを見送るため病室を出るシャーモー。そのあと、シャーがチェンの病室に。シャーは扉をあけ、チェンの顔を見るとすぐに行ってしまいます。
シャーは先に病室に運ばれたオウ・チェンの顔を見たのですが、どちらを見舞っても、声をかけることもできず複雑そう。
ルオ・シーの病室の前にいたシャーに「今頃来る何て遅すぎません?」と言うシェン・チアン。「知人が2人、手術を受けたから見舞いに行ってた」とシャーが言うと、シェン・チアンは「ルオ・シーより大切な人たちですか?」と言いました。シャーは「3人とも私にとって同じくらい大切な存在だ」と答えます。
シェン・チアンは以前ほどルオ・シーの面倒を見なくなったシャーに対し「最近、様子が変ですよ」と言いますが、シャーは「少し疲れてるだけだ」と返しました。
翌日。オウ・チェンの病室にオウ・チェンの姿がありませんでした。驚いてシャーモーの病室に来たチェンエン。そこでシャーモーとオウ・チェンが手をつないで寝ている様子を目にします。思わずチェンエンは微笑みました。
オウ・チェンの手術の痕を見て「まだ痛む?」と聞くシャーモー。「ああ」とオウ・チェンが答えると、シャーモーは「鎮痛剤を飲んでも痛むのね。どうすれば治まるの?」と言いました。オウ・チェンはそっとシャーモーを抱きしめると「こうしていれば痛まない」と言います。笑みを浮かべたシャーモーもオウ・チェンを抱きしめました。
シャーモーの作ったハトのスープをチェンは食べられるまで回復。オウ・チェンも美味しそうに食べます。
「2人を健康にするのが私の仕事なの」と言うシャーモーに「芸能界に戻るつもりは?」と聞くチャン。シャーモーは「ないわ」と返しました。家族で暮らして食事を作るのが幸せだもの、と。その言葉を聞いて"あの離婚協議書を見ても同じセリフを?"とオウ・チェンは心の中で思います…。
食事を黙々とするルオ・シー。「私がそばにいるのに、話すこともないの?」と聞くシェン・チアン。一瞬、ふっと笑いますが、ルオ・シーは何も言わずにまた食べ始めます。そんなルオ・シーの態度に、シェン・チアンは箸を置いて席を立ってしまいました。
退院したとはいえ、まだ心の傷が癒えてないルオ・シー。普通に食事をしているだけでも今は"良かった"って思うんだけど…。シェン・チアンももう少し時間をあげたらいいのに。
チェンエンはオウ・チェンに呼び出されます。緊張するチェンエンにオウ・チェンは、シャーモーが芸能界を離れるため別の仕事を用意していました。新しい企画を手にしたチェンエンは、自分にも気遣ってくれたことに感激します。
「何だか人が変わったみたい。前は地雷みたいに怖かったけど、今じゃ生活指導の先生レベル。シャーモーと結婚して幸せいっぱいって感じ?」とチェンエンは言いました。
本当にオウ・チェンは変わったなって思う。前だったらチェンエンのような存在に気をくばるなんてことなかったと思うし。
シャーモーに新しい仕事の話しを嬉しそうにするチェンエン。"オウ・チェンに弟がいたら私が結婚するのに"というチェンエンの心を読んだシャーモーに「つまんない。全部言わないでよ」とチェンエンは言いました。そして「でも、この中身は見通せないと思うけど?」と封筒をチェンエンは取り出します。
歐(オウ)家の両親の件を気にしていたシャーモー。チェンエンは「シー・モンさんに連絡したの」と言います。シャーモーが封筒を開くと中からは鍵が。そして手紙には"ご両親の姿がないのには理由があります。歐家の悲劇は緑のリボンから始まりました"と書かれていました。
家に帰る前、シャーモーの家に寄ったオウ・チェン。家の門でルオ・シーと会います。「なぜここに?」とオウ・チェンに聞かれても何も答えないルオ・シー。オウ・チェンはルオ・シーの横を通り行こうとしました。そんなオウ・チェンに「手術したばかりでなきゃ殴ってやるところだ」とルオ・シーは言います。オウ・チェンは振り向かずに「知っていたのか」と返しました。
「ああ、何もかも知ってる。坊ちゃんは横暴だが曲がったことはしない、そう誤解してたよ」と答えるルオ・シー。まさかこんな手を使うとは、と。オウ・チェンも負けずに「自殺をほのめかし、結婚を阻止しようとしたのは誰だったかな?」と言い返します。
振り返ったオウ・チェンは「言っておくが、シャーモーを手に入れるためなら、俺は昔からどんな汚い手だって使ってきた。今だから言う。"戦旗"の現場で言ったことは全部ウソだ」と言いました。その言葉に「何だと?」と言うルオ・シー。そしてオウ・チェンはシャーモーが会いに来たことは確かだが、シャーモーが条件を拒んだという話しを。「それをお前は疑ったんだ」と言います。
「この恥知らずめ」と言い殴りかかるルオ・シー。よけたオウ・チェンの胸に手をあてたルオ・シーは「卑怯な方法でシャーモーを手に入れ、愛されるとでも?」と言いました。その手をどけたオウ・チェンは「それならお前はどうだ?人を愛せないお前は、シャーモーを苦しめるだけだ」と返します。不信感に満ちたお前が、シャーモーを疑い、傷つけ、自責の念まで負わせた、と。
汚い手を使ったが、少なくとも腎臓は提供したと言うオウ・チェン。それを詭弁だとルオ・シーは言い返します。俺に落ち度がなくとも、お前は手を尽くし、シャーモーを奪ったはずだと。シャーモーを守り幸せにできるのは自分だけだと思っているオウ・チェンは「そうだ」と答え行こうとしました。そんなオウ・チェンに「だったらシャーモーは今幸せか?」とルオ・シーは聞きます。オウ・チェンは「幸せでないなら、別の道を選んでもらうさ」と言い、家の中へ入って行きました。
"あわや心中というところを助かって以来、坊ちゃんは無口になられました。すべては健やかな成長のためでした"と書いてあったシー・モンの手紙。シャーモーは鍵を使い、ある部屋に入ります。壁には額に入ったオウ・チェンの本当の母親シンヤーの写真が飾られていました。シャーモーのすぐあとから入ってきたシャーは「招待ありがとう」とシャーモーに。
オウ・チェンがチェンのドナーになれたことが不思議だったシャーモー。「まさか兄弟だったなんて」と言います。シンヤーを捜し続けるべきだったと後悔しているシャーは、シャーモーの母親の愛を逃げ場にしてしまったと話ます。そしてオウ・チェンとチェンに「申し訳ない」と父親と名乗り出る資格がないと言いました。シャーモーは2人のことは任せるように言い、この部屋の合鍵をシャーに渡します。
シンヤーを愛していたはずのシャーが、どうしてシャーモーの母親と?と思っていたけど…そういうことだったのね。それならオウ・チェンよりチェンの方が可哀想かも…。
帰りの車の中。「シャーモーは決して本心を見せない。この結婚も結局はただの取り引きだろ。お前への優しいそぶりも、ただの償い。腎臓を差し出させた罪滅ぼしにすぎない。それで幸せになれるのか?」とルオ・シーに言われた言葉をオウ・チェンは思い返します。その手には土鍋が握られていました。
その頃。ルオ・シーは"俺が幸せを壊した。俺が自分の手でシャーモーを追いやったんだ"という思いに苦しんでいました。
シャーモーは、チェンと暮らしていた家にあるはずの土鍋が、キッチンに置いてあるのに気づき笑顔になります。
土鍋を使いシャーモーは夜食を作りました。「俺を恨んでないか?結婚を強いたんだぞ?」と聞くオウ・チェン。なぜ気にしないように振る舞い、俺の世話までする?と。「あなたには感謝してるの。チェンの命の恩人だもの」とシャーモーは答えます。そして「感謝のために幸せなふりをするのか?楽しげな君を見ると…余計不安になる」と言うオウ・チェンに「私は幸福だと思ってるの」とシャーモーは言います。
12歳から今までの私をあなたは全部知っててくれると言うシャーモー。「なのに私はあなたのことを何も知らなかった」と。そして、シー・モンがオウ・チェンを心配していたと、オウ・チェンの過去をすべて聞いたと話します。
「同情は要らない」と言うオウ・チェン。シャーモーはオウ・チェンを後ろから抱きしめると「同情じゃない。オウ・チェン。私にはあなたの気持ちがよく分かるの。育った環境は違うけど、2人とも親の愛を知らない。悲しく孤独で認めてもらえない人生を歩んできたの」と言いました。そしてそれはすべて過去の話で、もう孤独じゃないと。
「今後、何が起きても2人で立ち向かって解決していくのよ。家族なんだから」と言うシャーモー。その回した手をほどくと、シャーモーの方に向いたオウ・チェンは「他人になってもそう思えるか?」と聞きました。言ってる意味が分からず「大切にしたいの。必ず幸せになりましょう」とシャーモーは答えます。そして「あなたに見せたい物があるの」とオウ・チェンの手をひき、歩き出します。
オウ・チェンに見せたかった物。それはオウ・チェンの母親の写真でした。額に入った大きな写真を見て、オウ・チェンは驚きます。「あなたは土鍋を、私は写真を持ってきた」と言うシャーモー。何だか似てるわね、と。
写真を見ながらオウ・チェンは「俺には母の血が流れているんだ。愛する人と離れるのなら、俺も死を選ぶ」と言いました。
「近頃、お前に構ってなかった。何か埋め合わせをしたいと思うんだが」とルオ・シーに言うシャー。「いいんです。ただ1つお願いがあります」とルオ・シーは答えました。
同じように薬を飲んだオウ・チェンとチェン。チェンは「義兄さんと僕、似てきたね」とオウ・チェンに言いました。聞いていたシャーモーも「そうね。オウ・チェンも絵が好きになったし」と言います。そんな話をしていると、テレビから「シャーモーの結婚以来、不調のルオ・シーはトラブルが続いています」という声が聞こえてきます。3人がテレビの画面を見ると"ルオ・シー、芸能界引退へ"という文字が。さらにマネージャによると、ルオ・シーは休養期間に入り、3年間はオファーを受けないと伝えられます。
驚いたシャーモーでしたが、何ごともなかったように「果物を切るわね」と2人に言いました。
3年もお休みしちゃうなんて…。それほどシャーモーの存在が大きいってことだよね。たしかに気力のない今のままでは、笑顔を作って仕事なんて出来ないと思う。
ーつづくー
ようやく回想シーンが落ち着いたかな?って思ったんだけど、今回は場面の切り替わりが激しく感じたよぉ。
19 21
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洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
手術を受けないチェンに、オウ・チェンはシャーモーとの離婚協議書を差し出します。「手術に同意してくれれば、この書類は君に託すよ」と言うオウ・チェン。そして手術に同意するなら他の望みも聞くと言いました。姉シャーモーを手に入れるためだったのに、離婚協議書まで作り、腎臓まで提供するオウ・チェンに対し、それでは不公平だと、チェンは手術は受けないと返します。
「姉を大切に思うなら今は手術を受けて元気になるべきだ」とオウ・チェンは説得します。それでも渋るチェンに「これは俺からの頼みだ」とオウ・チェンは言いました。シャーモーを救ってくれ、今の俺がしてやれるのは、腎臓の提供だけなんだ、と。チェンはオウ・チェンが姉を深く愛している事を感じ、手術の同意書にサインをします。
意識の戻ったルオ・シーでしたが、生きる意欲をなくしていました。刺激を与えないよう、シェン・チアンたちは医師から注意をされます。
結婚式の当日。「俺のために結婚をやめてくれるのか?」と聞いたルオ・シーに「ムダよ。私は…彼を愛してるの」と答えたシャーモー。その時の事を思い返し、ベッドに横になっているルオ・シーは「なぜ俺は生きてる…」とつぶやくように言いました。
意識の戻らないシャーモーに「姉さん、手術を受けてくるよ」と言うチェン。オウ・チェンは「きっと、うまくいく」とシャーモーに話しかけ、チェンエンにシャーモーを任せると、チェンと2人で病室を出ていきました。
ぼんやりとしているルオ・シーに、シェン・チアンはシャーモーと弟のチェンが来た事を告げました。「弟さんが彼女はあなたが好きだって。オウ・チェンと結婚したのは、腎臓移植のためらしいわ」と。「そうか…。本当に2人は来たんだな」と涙を浮かべるルオ・シーに「ええ。結婚はただの取り引きなの」とシェン・チアンは言います。
シェン・チアンの話しを聞き、ルオ・シーはまだ動けない体を起こし、シャーモーに会いに行くと言い出します。ベッドからも落ち、止めたらかえって命にかかわると思ったシェン・チアンは、連れて行く事にしました。
チェンエンは手術が気になりシャーモーの病室を出ます。
チェンが手術室で戦っている頃、誰もいなくなった病室でシャーモーは目を覚ましました。シャーモーはフラつく体で病室を飛び出し、そして手術室の前へ。
手術室の扉が開き医師が出てきます。駆け寄ったシャーモーとチェンエンに、医師は「山は越えましたよ」と言いました。2人が安堵していると、手術室からオウ・チェンが出てきます。病室に運ばれるオウ・チェンに寄り添うシャーモー。その姿を車椅子に乗ったルオ・シーが見ました。シャーモーをつかまえようとするように手を延ばすルオ・シー。でも、シャーモーはルオ・シーがいることも気づかず行ってしまいます。
すぐ近くにいるのに手の届かないシャーモー。すごく切なかったです。
チェンの様子を見に行くため、シャーモーが病室を出ると、シャーが声をかけてきます。驚くシャーモーに、シャーは「君に確かめたいことがある」と言いました。そしてパーティー会場での話しを。
「私を探したのは、弟の腎移植のためかな?」と聞くシャー。シャーモーは「たいした用じゃありません」と返しますが、シャーが腎炎を患っていると聞いたとたん、シャーモーが落胆したのをシャーは気づいていました。チェンの父親であると分かったシャーは「力になれることがあれば言ってほしい」とシャーモーに。シャーモーは少し笑顔を見せ、お礼を言うとチェンの元へ歩き出します。
チェンを病室に運ぶ途中、今度はルオ・シーに気づいたシャーモー。「その目で見たでしょ?もういいわね?」とシェン・チアンは車椅子を動かし始めますが、ルオ・シーが止めてしまいます。同じように気づいたチェンエンが「せっかくだからルオ・シーと話せば?」と言いますが、シャーモーは「いいの」と言ってルオ・シーの目の前を通り過ぎて行ってしまいました。
疲れているチェンエンを見送るため病室を出るシャーモー。そのあと、シャーがチェンの病室に。シャーは扉をあけ、チェンの顔を見るとすぐに行ってしまいます。
シャーは先に病室に運ばれたオウ・チェンの顔を見たのですが、どちらを見舞っても、声をかけることもできず複雑そう。
ルオ・シーの病室の前にいたシャーに「今頃来る何て遅すぎません?」と言うシェン・チアン。「知人が2人、手術を受けたから見舞いに行ってた」とシャーが言うと、シェン・チアンは「ルオ・シーより大切な人たちですか?」と言いました。シャーは「3人とも私にとって同じくらい大切な存在だ」と答えます。
シェン・チアンは以前ほどルオ・シーの面倒を見なくなったシャーに対し「最近、様子が変ですよ」と言いますが、シャーは「少し疲れてるだけだ」と返しました。
翌日。オウ・チェンの病室にオウ・チェンの姿がありませんでした。驚いてシャーモーの病室に来たチェンエン。そこでシャーモーとオウ・チェンが手をつないで寝ている様子を目にします。思わずチェンエンは微笑みました。
オウ・チェンの手術の痕を見て「まだ痛む?」と聞くシャーモー。「ああ」とオウ・チェンが答えると、シャーモーは「鎮痛剤を飲んでも痛むのね。どうすれば治まるの?」と言いました。オウ・チェンはそっとシャーモーを抱きしめると「こうしていれば痛まない」と言います。笑みを浮かべたシャーモーもオウ・チェンを抱きしめました。
シャーモーの作ったハトのスープをチェンは食べられるまで回復。オウ・チェンも美味しそうに食べます。
「2人を健康にするのが私の仕事なの」と言うシャーモーに「芸能界に戻るつもりは?」と聞くチャン。シャーモーは「ないわ」と返しました。家族で暮らして食事を作るのが幸せだもの、と。その言葉を聞いて"あの離婚協議書を見ても同じセリフを?"とオウ・チェンは心の中で思います…。
食事を黙々とするルオ・シー。「私がそばにいるのに、話すこともないの?」と聞くシェン・チアン。一瞬、ふっと笑いますが、ルオ・シーは何も言わずにまた食べ始めます。そんなルオ・シーの態度に、シェン・チアンは箸を置いて席を立ってしまいました。
退院したとはいえ、まだ心の傷が癒えてないルオ・シー。普通に食事をしているだけでも今は"良かった"って思うんだけど…。シェン・チアンももう少し時間をあげたらいいのに。
チェンエンはオウ・チェンに呼び出されます。緊張するチェンエンにオウ・チェンは、シャーモーが芸能界を離れるため別の仕事を用意していました。新しい企画を手にしたチェンエンは、自分にも気遣ってくれたことに感激します。
「何だか人が変わったみたい。前は地雷みたいに怖かったけど、今じゃ生活指導の先生レベル。シャーモーと結婚して幸せいっぱいって感じ?」とチェンエンは言いました。
本当にオウ・チェンは変わったなって思う。前だったらチェンエンのような存在に気をくばるなんてことなかったと思うし。
シャーモーに新しい仕事の話しを嬉しそうにするチェンエン。"オウ・チェンに弟がいたら私が結婚するのに"というチェンエンの心を読んだシャーモーに「つまんない。全部言わないでよ」とチェンエンは言いました。そして「でも、この中身は見通せないと思うけど?」と封筒をチェンエンは取り出します。
歐(オウ)家の両親の件を気にしていたシャーモー。チェンエンは「シー・モンさんに連絡したの」と言います。シャーモーが封筒を開くと中からは鍵が。そして手紙には"ご両親の姿がないのには理由があります。歐家の悲劇は緑のリボンから始まりました"と書かれていました。
家に帰る前、シャーモーの家に寄ったオウ・チェン。家の門でルオ・シーと会います。「なぜここに?」とオウ・チェンに聞かれても何も答えないルオ・シー。オウ・チェンはルオ・シーの横を通り行こうとしました。そんなオウ・チェンに「手術したばかりでなきゃ殴ってやるところだ」とルオ・シーは言います。オウ・チェンは振り向かずに「知っていたのか」と返しました。
「ああ、何もかも知ってる。坊ちゃんは横暴だが曲がったことはしない、そう誤解してたよ」と答えるルオ・シー。まさかこんな手を使うとは、と。オウ・チェンも負けずに「自殺をほのめかし、結婚を阻止しようとしたのは誰だったかな?」と言い返します。
振り返ったオウ・チェンは「言っておくが、シャーモーを手に入れるためなら、俺は昔からどんな汚い手だって使ってきた。今だから言う。"戦旗"の現場で言ったことは全部ウソだ」と言いました。その言葉に「何だと?」と言うルオ・シー。そしてオウ・チェンはシャーモーが会いに来たことは確かだが、シャーモーが条件を拒んだという話しを。「それをお前は疑ったんだ」と言います。
「この恥知らずめ」と言い殴りかかるルオ・シー。よけたオウ・チェンの胸に手をあてたルオ・シーは「卑怯な方法でシャーモーを手に入れ、愛されるとでも?」と言いました。その手をどけたオウ・チェンは「それならお前はどうだ?人を愛せないお前は、シャーモーを苦しめるだけだ」と返します。不信感に満ちたお前が、シャーモーを疑い、傷つけ、自責の念まで負わせた、と。
汚い手を使ったが、少なくとも腎臓は提供したと言うオウ・チェン。それを詭弁だとルオ・シーは言い返します。俺に落ち度がなくとも、お前は手を尽くし、シャーモーを奪ったはずだと。シャーモーを守り幸せにできるのは自分だけだと思っているオウ・チェンは「そうだ」と答え行こうとしました。そんなオウ・チェンに「だったらシャーモーは今幸せか?」とルオ・シーは聞きます。オウ・チェンは「幸せでないなら、別の道を選んでもらうさ」と言い、家の中へ入って行きました。
"あわや心中というところを助かって以来、坊ちゃんは無口になられました。すべては健やかな成長のためでした"と書いてあったシー・モンの手紙。シャーモーは鍵を使い、ある部屋に入ります。壁には額に入ったオウ・チェンの本当の母親シンヤーの写真が飾られていました。シャーモーのすぐあとから入ってきたシャーは「招待ありがとう」とシャーモーに。
オウ・チェンがチェンのドナーになれたことが不思議だったシャーモー。「まさか兄弟だったなんて」と言います。シンヤーを捜し続けるべきだったと後悔しているシャーは、シャーモーの母親の愛を逃げ場にしてしまったと話ます。そしてオウ・チェンとチェンに「申し訳ない」と父親と名乗り出る資格がないと言いました。シャーモーは2人のことは任せるように言い、この部屋の合鍵をシャーに渡します。
シンヤーを愛していたはずのシャーが、どうしてシャーモーの母親と?と思っていたけど…そういうことだったのね。それならオウ・チェンよりチェンの方が可哀想かも…。
帰りの車の中。「シャーモーは決して本心を見せない。この結婚も結局はただの取り引きだろ。お前への優しいそぶりも、ただの償い。腎臓を差し出させた罪滅ぼしにすぎない。それで幸せになれるのか?」とルオ・シーに言われた言葉をオウ・チェンは思い返します。その手には土鍋が握られていました。
その頃。ルオ・シーは"俺が幸せを壊した。俺が自分の手でシャーモーを追いやったんだ"という思いに苦しんでいました。
シャーモーは、チェンと暮らしていた家にあるはずの土鍋が、キッチンに置いてあるのに気づき笑顔になります。
土鍋を使いシャーモーは夜食を作りました。「俺を恨んでないか?結婚を強いたんだぞ?」と聞くオウ・チェン。なぜ気にしないように振る舞い、俺の世話までする?と。「あなたには感謝してるの。チェンの命の恩人だもの」とシャーモーは答えます。そして「感謝のために幸せなふりをするのか?楽しげな君を見ると…余計不安になる」と言うオウ・チェンに「私は幸福だと思ってるの」とシャーモーは言います。
12歳から今までの私をあなたは全部知っててくれると言うシャーモー。「なのに私はあなたのことを何も知らなかった」と。そして、シー・モンがオウ・チェンを心配していたと、オウ・チェンの過去をすべて聞いたと話します。
「同情は要らない」と言うオウ・チェン。シャーモーはオウ・チェンを後ろから抱きしめると「同情じゃない。オウ・チェン。私にはあなたの気持ちがよく分かるの。育った環境は違うけど、2人とも親の愛を知らない。悲しく孤独で認めてもらえない人生を歩んできたの」と言いました。そしてそれはすべて過去の話で、もう孤独じゃないと。
「今後、何が起きても2人で立ち向かって解決していくのよ。家族なんだから」と言うシャーモー。その回した手をほどくと、シャーモーの方に向いたオウ・チェンは「他人になってもそう思えるか?」と聞きました。言ってる意味が分からず「大切にしたいの。必ず幸せになりましょう」とシャーモーは答えます。そして「あなたに見せたい物があるの」とオウ・チェンの手をひき、歩き出します。
オウ・チェンに見せたかった物。それはオウ・チェンの母親の写真でした。額に入った大きな写真を見て、オウ・チェンは驚きます。「あなたは土鍋を、私は写真を持ってきた」と言うシャーモー。何だか似てるわね、と。
写真を見ながらオウ・チェンは「俺には母の血が流れているんだ。愛する人と離れるのなら、俺も死を選ぶ」と言いました。
「近頃、お前に構ってなかった。何か埋め合わせをしたいと思うんだが」とルオ・シーに言うシャー。「いいんです。ただ1つお願いがあります」とルオ・シーは答えました。
同じように薬を飲んだオウ・チェンとチェン。チェンは「義兄さんと僕、似てきたね」とオウ・チェンに言いました。聞いていたシャーモーも「そうね。オウ・チェンも絵が好きになったし」と言います。そんな話をしていると、テレビから「シャーモーの結婚以来、不調のルオ・シーはトラブルが続いています」という声が聞こえてきます。3人がテレビの画面を見ると"ルオ・シー、芸能界引退へ"という文字が。さらにマネージャによると、ルオ・シーは休養期間に入り、3年間はオファーを受けないと伝えられます。
驚いたシャーモーでしたが、何ごともなかったように「果物を切るわね」と2人に言いました。
3年もお休みしちゃうなんて…。それほどシャーモーの存在が大きいってことだよね。たしかに気力のない今のままでは、笑顔を作って仕事なんて出来ないと思う。
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携帯が?大事だったと思うので、電源が入らなくなるなんてショックですよね
そうそう、先日の地震!!落ち着いてきたかな?と思うと大きな地震がくるので、気も休まらないと思いますかなりストレスも溜まっていると思いますが、大丈夫ですか?体調にはくれぐれも気をつけて下さいねー。
k-popの話しもまた聞かせて下さい。
私も近いうちに連絡しますね。
コメント有り難うございました
古い携帯が壊れアドレスが変わったのに連絡が取れなくてすいません。実は、まったく電源がはいらず、アドレスが判らなくなってしまったのです。なにかの折にメールアドレス送りますね。
こないだの地震にはびっくりしました。まもなく大地震から一年なので、またくるのではないかとビクビクしています。
最近は韓ドラが観れなくて、なにか面白いのさがしたいな。k-popに填まってますよ。
では、連絡まで。おやすみなさい