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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第21話 あらすじ

2014年04月28日 23時16分07秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

"徳で政を成し、法で民を治める"と范文程から聞いたホンタイジは「漢族の皇帝のように?」と聞く。大きくうなずく范文程。


1636年。ホンタイジは国号を"清"に改め、自らを"皇帝"と称することに。そして漢族の制度に倣い法規を整え、民の暮らしを重んじ、中原へ入るための基盤を固める。


皇后を立てることになったホンタイジは、哲哲に「そなたの他にふさわしい者などおらぬ」と話す。哲哲はすぐにひざまずき「感謝します。陛下が政務に専念できるよう、しっかりと後宮を治めたいと思います」と言う。哲哲を立たせたホンタイジから、どれだけ妃がいても皇后は1人だと言われ、哲哲はホンタイジの胸の中へ。


ホンタイジが政務をしていると、外から騒がしい声が聞こえてくる。それらの声は福晋の侍女たちだった。外に出たホンタイジは、点心を届けにきた侍女たちが我先にと争っていたことを知る。さらに「海福晋(海蘭珠)が酒肴をご用意しているそうです」と言う烏雅。娜木鐘の侍女は「演舞を一緒に」と言う。そして哲哲の侍女・阿納日は大福晋のお料理はどうです?」と。他の福晋たちの侍女からも誘いを受け、ホンタイジは皆が后妃を冊封する件で魂胆があって来たと分かる。そこに蘇瑪が。

「蘇瑪。なぜ黙っている。主からどんな用事を?」と言うホンタイジ。蘇瑪は「福晋からは何も仰せつかっていません。ただ私が焦って独断でやってきただけです」と答える。ホンタイジはふっと笑い「他の福晋と違って玉福晋(玉児)は優雅なものだな」と言う。そしてみんなに向かい「今夜、どの宮に訪れるかは朕にも分からぬ」と告げる。


阿納日は、皆、躍起なので陛下も不機嫌そうだったと哲哲に報告する。しかし哲哲は虚栄心を持つのは女も男も同じ、女が躍起になるほど男は喜ぶ、陛下も心ではご満悦のはずだと言う。そして勝ち誇ったように「妃争いなんて好きにさせればいい。皇后はこの私一人だけよ」と笑う哲哲。


小玉児はドルゴンの好きな格格酥と軟心糖を作る。一口食べて固まるドルゴン。「おいしくない?」と小玉児に言われ、ドルゴンは「いや。しょっぱい格格酥は初めて食べた」と答える。砂糖と塩と間違えたことに気づく小玉児。ドルゴンはなぜ自分の好物を知っているのか小玉児に聞く。

小玉児は辮髪を切った武勇伝は都中に広まってる、あなたは民にとって英雄、あなたの好物や誕生日、飼っていた鷲の名や屋敷に植わる木まで話題だと話す。大勢の兵士があなたに憧れ、娘たちは点心を差し入れようと屋敷まで来る始末だと。"まずいぞ。民の話が陛下の耳に入っていなければよいが"と思うドルゴン。

ドルゴンは最近、皇宮で動きがないか小玉児に聞く。后妃の件で大福晋は皇后に決まったが、妃がまだだと話す小玉児。従姉上は冷遇されている、娜福晋と海福晋に大きな顔をされると言う小玉児に、ドルゴンは「心配しても仕方がない。陛下の私事だ」と言う。


ホーゲが山中で明に包囲されているが、呉克善が出兵していないとホンタイジに知らせが。呉克善に親書を届けていたホンタイジは「何を考えておる」と言う。


皇后になる哲哲への祝いに、梅の花を描く玉児。それを見た蘇瑪は「ずいぶん悠長なんですね。陛下いわく妃は4名のみ。海福晋と娜福晋は確実ですし、ホーゲの母親もいるので残りは1席です。陛下は冷ややかですし、このままではずっと選ばれないかも」と言う。しかし玉児は愛されなければ皇后の位でさえ意味はない、私が求めているのは真心だと話す。それ以外はどうでもいいと。蘇瑪は後宮では真心など望めない、努力しないと上京されたお母様から怒られますよと言う。玉児はその言葉で初めて母が上京していることを知る。


玉の龍をホンタイジに渡す賽琦雅。わざと曇った顔で「呉克善は不調ゆえ出兵できず心を痛めており、こうして私を謝罪に遣わせたのです」と話す。そして呉克善は溺愛する妹が何者かに陥れられ陛下のご不興を買った、妃に封じられる望みもない、だから憂いた結果、病を煩ったと言う。呉克善は心配しすぎだと言い「玉児を悪いようにはせん。后妃の中では哲哲に続く地位を与えるだろう」と返すホンタイジ。賽琦雅は笑うと「その言葉を聞き安心しました。すぐに書状を出し、呉克善に病を治し、出兵するよう即します」と言う。
娘が妃になるのを見届けたいと、賽琦雅はしばらく滞在することに。


ホンタイジに会っていた賽琦雅を玉児は迎えに行く。賽琦雅は冊封のことを黙っていた玉児を叱り、わずかの差で勝者と敗者に分かれる、一体あなたは何が大切なの?と言う。答えられず俯く玉児に「ドルゴンだとは言わないで」と言う賽琦雅。玉児はハッとする。そこに「大福晋が歓迎の宴に招待を」という連絡が。


宴に向かった賽琦雅は、福晋たちにホルチン部の草原でしか採れない血燕の巣を贈る。燕の巣を採る時、崖から落ちて脚を痛めたと話していた母を思い出し、気分が悪くなる海蘭珠。それを見た賽琦雅は「血燕の巣は妊婦の滋養にも役立つわ。でも不吉な者が食したところで、せっかくの効能を打ち消すだけだわ」と言う。「大丈夫?」と声をかけた娜木鐘に「ええ。子がお腹を蹴るものでね」と海蘭珠が返す。「そんなに元気なら、きっと男の子だわ」と娜木鐘は言う。

「子の性別は生まれてから分かるものよ。思い通りに出産できるかしら」と言う賽琦雅。玉児はその場の雰囲気に母に悪気はないと謝る。「分かっているわよ。お母君に悪気はないわ。あなたは男の子を身ごもるも流産してしまった。あなたを傷つけるような話をお母君がわざとするわけがない」と玉児に話す娜木鐘。さらに海蘭珠もお腹をさすりながら「赤ちゃん、早く会いたいわ。陛下のように威風堂々とした男の人になるのよ。母を守ってちょうだい」と言う。


ホンタイジに肖像画を描いてもらうように言われていた哲哲は、皆と一緒に描いてもらうことにする。

真ん中に座る哲哲の横に海蘭珠と娜木鐘が立つが、玉児は后妃の中ではあなたに次ぐ妃にするそうだと哲哲に話し、娜木鐘が玉児に立ち位置を譲る。
福晋たちとの肖像画が描き終わり、玉児は母と一緒の絵も描いてもらう。


寝宮に戻り、玉児に「海蘭珠はあなたを出し抜き娜木鐘と手を結んだ。哲哲は懐妊するため薬を飲むも、ずっと兆候はないそうね。今のうちに男の子を産んでおくのよ。私と呉克善の後ろ盾があれば皇太子に推せるわ」と話す賽琦雅。しかし叔母上のような苦労は嫌だと言い、玉児は自然に任せると返す。


玉児は賽琦雅を連れ、淳福晋に会いに行く。持ち物や差し入れの包子についた虫を取り除く淳福晋の様子に何かを感じ取る賽琦雅。
帰り。哲哲と話あると玉児を先に帰らせ、賽琦雅は淳福晋の元へ戻る。


賽琦雅は淳福晋が正気だと見破っていた。「バカを装いながら心の中では玉児をあざ笑っていたのでしょう?誰に指示されたの?」と聞く賽琦雅に「いいえ、陥れるためじゃない。生きていくためよ」と淳福晋は涙を流す。淳福晋は後宮では寵愛を争ってばかりで友はいなかった、でも一番つらい時、私を救ったのが友だった、その後、正気も戻り、友を失いたくなくて黙っていたと話す。

賽琦雅は流産させた罪の追及を恐れて、玉児の前で芝居し、同情を買っていたと思っていた。しかし「私はやっていない。哲哲が手を回したのだわ」と淳福晋は訴える。証拠はないが哲哲から届けられる米汁を飲まないようにしたら正気に戻った、哲哲は米汁に薬を入れていたのだと。そして哲哲を信じれば友を失うと思い、その話は玉児にもしていないと言う。
私が正気だと分かれば哲哲は私を始末するはずだと言う淳福晋に「では、私が手出しできないようにすると言ったら?」と言う賽琦雅。


哲哲の元を訪れた賽琦雅は、明日の冊封のための衣装を着ている哲哲に「もし皇后になりたいがあまり卑怯な手で玉児の子を害したのなら、明日、それを着るのはあなたではないわね」と言う。あなたに敬意を表す玉児に、よくも残酷な真似をしたわね、と。「あなたも大福晋になるため、残酷な手を使ったはず」と哲哲は言い返す。そんな哲哲に「よくも無礼な態度を。私と呉克善の後ろ盾がなくてもホンタイジはあなたを皇后に封じる?」と賽琦雅は言う。「だったら阿古拉や海蘭珠を利用するまでよ。代わりはいるわ。私は清の皇后なのよ。言葉を慎んでほしいわ」と言う哲哲。賽琦雅は「皇后の座に就くまではどうなるか分からないわ。見てなさい」と言う。


哲哲が冊封される日。哲哲の衣装がなくなったとホンタイジに知らせが。その頃、哲哲の衣装を着た淳福晋の遺体が発見される。

淳福晋の話を聞き、ホンタイジと哲哲は現場へ向かう。はさみで心臓を刺し、甕に落ちたようだと侍医の診断を聞くホンタイジ。なぜ死んだのか、どうして皇后の衣装を着ているのか分からないホンタイジは「どういうことだ」と哲哲に聞く。「淳福晋は私が皇后に封じられると聞き、自分こそが皇后だとわめいていたそうです」と答える哲哲。儀式の準備で宮女の目が届かぬ隙を狙い、衣装を盗んで自害に及んだのでしょうと。

後からきた玉児は、淳福晋の遺体に駆け寄り「なぜ死んだの」と涙を流す。そんな様子に「冊封の儀に自害など不吉すぎますね」とホンタイジに言う娜木鐘。海蘭珠も「そうですよ。めでたい日なのに」と言う。さらに「天意は計りがたいものだわ」と言う賽琦雅。ホンタイジは哲哲に「冊封の儀は別の吉日に行なおう」と告げる。


庭を歩いていた賽琦雅は阿古拉を見かける。なぜ宮殿に?と思った賽琦雅は追いかけることに。その途中、賽琦雅は同じ方へ向かおうとする娜木鐘と出くわす。慌てた娜木鐘はとっさに「私の猫を見ませんでした?」と言う。賽琦雅はくすりと笑うと「草原にいる私でも知っているわ。玉児が流産してから宮中で猫は飼えないとね」と賽琦雅は返す。私通している猫なら見かけたと。娜木鐘も笑みを浮かべ「だから何?」と言う。

「もう少し身の程をわきまえたらどう?一族が安住の地を得たことに満足するべきよ。だけど…余計な欲を出してしまえば悲惨な末路が待つだけだわ」と話す賽琦雅。「大福晋の忠告は実に奥深いですね。でも、その忠告は愛娘に伝えるべきでは?ドルゴンと玉福晋の件は私も教訓にしますわ」と娜木鐘は言う。そして「海蘭珠が目障りなのでしょう?排除したいのなら協力しましょうか?」 と言う娜木鐘。賽琦雅は「変わり身が早いこと。協力すると言いながら背後で刀を抜きはしない?恐れ多くて厚意は受け取れないわ」と言うとその場を後にする。

賽琦雅が行ってしまい、隠れていた阿古拉が出て来る。「どこまでも侮れない女だ。面倒なことになるぞ」と言う阿古拉。娜木鐘は「友になれぬのなら敵になるしかないわね」と言う。


ーつづくー


淳福晋は正気だったのねー!!(0д0∥)
でも…あっと言う間にお亡くなりに…。
あの衣装に触っていたのは淳福晋だと思うけど、自殺したなんて思えないよぉ。
「自分こそが皇后だとわめいていた」も…ヾ(・ω・`;)ノ
とにかく冊封は先送りに。

ホンタイジもあんなに淳福晋が亡くなって玉児が悲しんでいるのだから、玉児に何か一言くらい声をかけてあげてほしかったー(;△;)
玉児にとってもたった1人の友だったよね。

明日はお休みですねー。寂しい~。
明後日の放送録画、皆様気を付けてねー!!


娘娘(*´ー`*)
これからよく聞く言葉になるのかな?ドキドキ。



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5 コメント

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こんにちは~(*^^*) (naa)
2014-04-29 12:39:48
久しぶりのコメントです(*^^*)
なんとか録画視聴はしています(^^;)

“清朝”の幕開けですね!!
呼称も“ハン”から“皇帝”に。
ドルゴンへの嫉妬か焦りがきっかけ!?って気もしますが呼称とともにホンタイジにはもう少し私の期待に応えて!?器の大きいカッコいい皇帝になって欲しい~(≧∇≦)

そしてこちらでも“皇后”になるはずだったのに哲哲・・・どうなるでしょうね。なれるかな?

うささんと同じく淳福晋、正気だったんだぁと驚いたばかりですぐに亡くなってしまって(;△;)

したたか過ぎるユアルのお母さんの策略かなぁ?

ドルゴンと小ユアルのお菓子を巡っての会話も複雑な想いながらもいい感じだったし、冊封の日のそれぞれの衣装も豪華で素敵だったけど、のんびり浸ってはいられそうにない雰囲気はまだまだ続きそうですね(;;)

気になる秀珍も今回は出てこなかったしなぁ・・・

続きが気になりますね(*^^*)
娘娘、皇帝もあわせて楽しみです♪

うささん、いつもありがとうございます(*^^*)
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はじめまして (マハロ)
2014-04-30 09:54:47
はじめましてマハロといいます。
月曜日惜しくも途中で録画が中断されてしまい えええー???((((;゜Д゜)))))))
って感じでしたが、どうしても内容が知りたくて探していたら、こちらのブログにたどりつきました。
*\(^o^)/*おかげでスッキリです。

でも、淳副晋お亡くなりになったんですね(ー ー;)残念です。
もう少し友として長生きしてほしかった。
今日は無事録画できたので続きを楽しみにしてます。
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こんにちは~ (Apple)
2014-04-30 16:09:32
私も淳福晋が正気だったとは…ビックリ
でも、すぐに亡くなるとは(;_;)
ユアルのお母さんの仕業?

哲哲とユアルのお母さんとの関係が怖いな~
どちらが上手なんだろうか…

ユアルが可哀想だね~自分の母親が!
もう、静かに暮らしたそうなのにってそういうわけにも行かないのかな

海蘭珠もきちんと子供が産めるのかな?
小ユアルも大丈夫かな~
一方通行の恋が多すぎて、心配です!

うささん、ありがとうございます~
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ホンダイジの嫉妬。 (靖子)
2014-05-01 09:53:05
ドルゴンも、感じてます。ね。気を付けないと、

小ユアルは、可愛い(笑)。塩。間違えて(笑)可愛い。
う~。淳福~。亡くなって
ユアルは、友を無くしました。
母は、娘の友をも、利用して、
お気の毒な。淳福~。

哲哲~。バチが、当たりましたね。
返信する
こんばんは。 (time)
2014-05-02 03:36:04
淳福晋、お亡くなりになってしまいましたね。

賽雅が上京して、いろいろなことが。。。
玉兒を妃にすること=部族のためでしょうが、
起こりすぎですよね。。。

玉兒はさまざまなことから距離を置いて
安らかに過ごせるといいですよね。
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