中国ドラマ「ハンシュク〜皇帝の女傅〜」第18話 あらすじ

学徒たちが化粧をやめ、班淑が変なことで目立とうとすると気に入らない寇女傅。
そんな中、北郷公主だけが化粧をして内学堂に来る。「甘汞の白粉は毒なのに、まだ化粧をするの?」と聞喜公主が聞くと、北郷公主は「すぐに毒が回るわけじゃない」と言う。班淑はそれぞれの考えでいいと話す。


遊女に内学堂の生徒を教えさせたと知り、寇女傅は激怒する。
寇女傅は阿岑たちを呼ぶと「あなたたちが悪に染まるのを止めたいの」と言いくるめ、あることをさせることに。


北郷公主たちがばくちで遊んでいると「声が大きすぎるわ」と言いながら阿岑たちが来る。「あなたは学友をいじめ、班師匠に反抗してる。なぜ化粧を続けるの?師匠には従いなさいよ」と言う阿岑たち。北郷公主が「班淑は間者なのよ。あなたたちも仲間なの?」と言い返すと、阿岑が「班師匠を悪く言ったわ。みんなで懲らしめましょう」と言い出す。

仲間に北郷公主を押さえつけさせ、化粧を拭き取ってしまう阿岑。北郷公主がばくちをしていた盤で阿岑を殴ろうとしたところに班淑が来る。
阿岑は「班師匠を悪く言うから懲らしめてた」と話す。班淑が「何があっても暴力はダメよ」と北郷公主を叱り、北郷公主は「また私を屈辱する気なの?必ず仕返しするわ。覚えてて」と言うと駆けて行ってしまう。追いかける班淑。その様子を衛英が見ていた。

衛英は阿岑と寇女傅が目配せをしていることに気付く。寇女傅の企みだと気付き、先回りしてわざと北郷公主とぶつかる衛英。その間に班淑や学徒たちが北郷公主に追いつく。
北郷公主が化粧を落とし、醜くなったと言う阿岑。衛英は「醜いものか。北郷公主は素顔のほうが美しい」と言う。そして北郷公主の顔を拭きまぶたに紅まで塗ってあげる。

「化粧をやめさせようとしたのは班助手の厚意からなんだ。ただ、やり方が性急すぎたと思う。班助手はもっと慎重にやるべきだ。さもないと人に付け入られる」と衛英が言う。その意味が分かり「そのとおりだわ」と衛英に頭を下げる班淑。衛英は学徒たちに向かって「みんなも素顔のほうがきれいだ。若い君たちはそのままで美しい」と話すと、その場を後にする。


萱草の世話をしていた衛英に班淑はお礼を言いに行く。「義兄さんの笑顔は素敵よ。でも他の人にではなく、私にだけ向けてほしい」と言う班淑。衛英が「霍恒にもダメか?」と聞くと「霍恒と姚師姐には構わない。阿綾と叔母、佩環までね。その他の人に向けたらイヤよ」と班淑は答える。


馬車に乗っていた北郷公主は、衛英から“化粧をしてない素顔のほうが俺は好きだ”と言われたことを思い返す。ひょっとして彼は私のことが好きなの?と思ってしまう北郷公主。


衛英は町で霍桓と会う。
劉萱しか考えられないと班淑を拒んだことを知った霍桓は「劉萱にこだわる必要はないだろ?いい子が見つかったなら拒むよ」と話す。そして「拒んで申し訳ないから手助けしてるのか」と言う霍桓。「そうだ。悪いと思ってるから、兄として守ってやりたい」と衛英が答え、霍桓は「やめとけ、班淑には実の阿がいる」と言う。「ならば西域記を探してやろう」と言う衛英。


班淑が甘汞の白粉はよくないと言ったことで、街で白粉が売れなくなる。収入の道を断たれたと怒り、班家の屋敷の前へ押し掛けてくる商人たち。
班淑が話そうとするが、商人たちの怒りは収まらない。家を壊してしまえと班淑を突き飛ばし、商人たちは班家へ入って行く。そこに兵を連れた鄧将軍が来る。鄧将軍は人を使って班淑のことを見守らせていた。

鄧将軍は商人たちを1人残らず捕らえる。
話を持ってきたのもどこの誰なのか分からず、黒幕も知らないと言う商人たち。商人たちは黄金500をもらっていた。鄧将軍は商人がもらった黄金500が入っていた袋に目をつけ、秦壊に布を調べさせることにする。
商人たちを死罪にはしないが、無罪放免にもできないと言う鄧将軍。しかし班淑が「許してあげて」と頼み、商人たちは許される。
みんなはそそのかされたことを反省して班淑に謝り、班淑は損失を埋める方法を考えさせてほしいと言う。


袋の布地は“南湖布荘”という店が今年染めた柄だった。その布を威侯の寇家も買っていたと鄧将軍は知る。


鄧将軍は寇家へ行き、寇蘭芝(寇女傅)と会う。何も知らない寇女傅は、鄧将軍が会いに来てくれたと喜ぶ。
鄧将軍は「頼みごとがあって来た」と言う。そして俺は朝廷内に友人が少ない、霍恒の他は数人だけだが戦友の班勇もいる、班家の屋敷で騒いだ者が京兆尹の役所に捕まっていた、班勇に妹のことを頼まれているから気になって何事か聞いてみた、どうやらある女が男たに多額の金を渡し騒ぐよう指示した、そしてその女は寇家の使用人に似ていた、と話す鄧将軍。

寇女傅は平静を装いながら「では私が調べましょう。寇家の者の仕業なら許しません。でも当家に対する中傷の可能性もあります」と言う。侍女の碧玉の様子がおかしいと感じながらも「俺も寇家のためを思い立ち寄ったのだ。班勇は投降したと疑われているが、罪が未確認なうちは漢の大司馬だ。班勇の妹なら俺は自分の妹同様に扱う。蘭芝も内学堂で班淑に優しくしてくれ」と言う鄧将軍。


鄧将軍が帰り、碧玉は「私の失敗でばれたのです。どうか罰してください」とひざまずく。「買収してまで騒げと頼んだ?鄧将軍にまで責められたわ」と寇女傅は叱る。碧玉は許婚より班淑の味方をする鄧将軍があんまりだと言い「都の各所に肖像画を貼って鄧将軍が捜していた女性は班淑?」と話す。あの頃から鄧将軍を誘惑していたと考え「なんてこと。班淑は素知らぬ顔を続けてた」と愕然とする寇女傅。寇女傅は絶対に負けられないと思う。


衛英を何日も観察しているが、どうやって娘たちの気を引いているのか分からない霍桓。霍桓は自分なりにやろうと決め、高貴で幼くて世間知らずの学徒たちがいる内学堂へ忍び込むことにする。1人か2人、気を引くことができればと。

近視の姚女傅は、陰から学徒たちを見ていた霍桓を、お行儀の悪い弟子が暑くて脱いだ服だと勘違いする。その服を取ろうとし、人だと分かる姚女傅。姚女傅が騒ぎ、寇女傅や学徒たちが集まってくる。

霍桓は「俺は霍桓だ」と言うが、聞いてもらえず霍桓は学徒たちに殴られてしまう。名前を聞いてようやく気付いた姚女傅だが、学徒たちを止めようとしても無理だった。そこに班淑が来る。姚女傅に頼まれ、学徒たちを止めた班淑。班淑は機転を利かせ、セミがうるさいから私が退治を霍桓に頼んだと言う。寇女傅は班淑に嫌味を言ってから、学徒たちを連れて行ってしまう。

私に任せて、と班淑が言い、姚女傅もいなくなる。霍桓と2人きりになった班淑は、霍桓が忍び込んだ理由がすぐ分かり「いい相手を求めるのは自然なことなのに、中原には規則が多すぎる」と言う。理解してくれたと思い、霍桓は「手伝ってくれ」と言うが、班淑は「男女が相思相愛になるのはご縁なの。迎合しても幸せにはなれない」と断わる。


衛家の屋敷。「劉灧(北郷公主)は俺がなだめたけど、白粉の件はきっと寇蘭芝がからんでる」と衛英が班淑に話す。班淑は「“美男の計”は本当にすごい。怒っていた劉灧がおとなしくなった。北郷公主の婿に迎えられるかもね」と返す。そんな班淑に「北郷公主とは親子ほど年齢が違うんだぞ」と衛英が言う。「冗談よ、悪かったわ。義兄さん、怒らないでちょうだい」と甘えた声で班淑が謝る。そんな2人の会話を、訪ねて来ていた北郷公主が聞いてしまう。
衛英の言葉が班淑のためだったと分かり、怒った北郷公主は裏口から帰る。


阿蕙が班淑を訪ねてくる。碧玉に指示され、従兄が白粉の商人をたきつけたと話す阿蕙。阿蕙の従兄は鄧将軍に捕まり、牢に入っていた。
寇家から“随分前に追い出した男だから関係ない”と言われ、報復を恐れた従兄は罪をかぶる気でいる、助けてほしいと阿蕙は班淑に頼む。班淑が「従兄を釈放するよう鄧将軍に頼むわ」と言い、阿蕙は北郷公主と一緒になって反抗したことを反省する。


鄧将軍を食事に誘った班淑は、うまくおだてて「分かったよ、釈放しよう」と鄧将軍に言わせる。
そして好色の鄧将軍に、甘汞や辰砂の他に、どんな白粉や紅があるのか聞く班淑。好色と言われたことは気に入らないが、鄧将軍は「俺が知ってるのは、鳳仙花とザクロの花だ。もう1つある。二重の小さな箱に入っていて、赤くていい香りがする。西域の物らしい」と教えてくれる。班淑はそれが紅藍花で作った紅だと気付く。


白粉の商人たちを集めた班淑は、西域に咲く花・紅藍花の花蕊から作った紅を見せ、莫東を紹介する。安くしてもらえると聞き、商人たちは甘汞や辰砂で出た損失をかなり埋められると喜ぶ。そして自分たちのために考えてくれた班淑に感謝をする商人たち。班淑は「感謝するなら莫東おじさんに。厚意で助けてくれる。異民族が全員悪いわけではないと分かってほしいの。見かけは漢人と違うけど、正義感もあるし心根も優しいわ」と言う。


ーつづくー


さっそく霍桓がやらかした(￣▼￣|||)
姚女傅と班淑のおかげで大事にはならなかったけど。
霍恒が帰ってくるまでに、姚女傅に義兄らしいことできるのかな…(o´д`o)=３

鄧将軍もいい感じに班淑に振り回されてる(≧▽≦)
班淑とのやりとりも楽しくて見てて面白くて。
班淑も衛英と全く態度が違うし(*´艸｀*)

北郷公主を怒らせちゃったよね…。
班淑に何かするような気もするけど、衛英のことも心配ヾ(･ω･`;)ﾉ
1番の仲間(?)だと思っている阿蕙との関係もどうなるんだろう?



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
　よろしくお願いします

にほんブログ村

いつもポチッをありがとうございます(*´ー｀*)