台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第49話 あらすじ 

2018年07月18日 20時40分07秒 | 酔麗花(中)

卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
朶霞(たか)/阿紫族公主


木頦沙と夸呂が反目し、阿紫族は分裂していた。「阿紫族が我が手に落ちる日も近いな」と柴項に話す簫続。そんな話をしている最中、元灝の率いる補給部隊がこの地に入ったという報告が。簫続は「急いで兵を向かわせ、部隊を襲撃し元灝を捕らえよ」と柴項に命じる。


敵陣を出た朶霞が、ようやく戻ってくる。
幕舎。「木頦沙は粗暴に見えるけど、実はかなり周到な男よ。それに、この地を熟知している。険しい地形を利用して、各所に強力な兵を配置しているはず」と話す朶霞。目下、私に従うのは2部族、それも絶対ではない、たとえ玄甲軍の実力をもってしても木頦沙と簫続の連合軍に立ち向かうのは容易ではないと。元澈が「前方には簫続、後方には木頦沙が控えている。挟み撃ちだ。洮陽を守り抜くのは難しいぞ」と言う。「奴らとて大量の兵糧を必要とするはず。この変化の激しい状況で長くは持ちこたえられぬ」と言う元凌。


元灝たちは谷で簫続の兵に襲撃される。その場は兵糧を守りぬき、突破する元灝たち。


莫不平は霊力で昔邪を癒す。「蓮妃がかくも残忍な手口で長老を捕らえていたとは。よく養生してください。霊力は使わぬように」と言う莫不平。うなずいた昔邪は「あの者は禁術を習得し、無辜の命をないがしろにして私を封印した。ところで、どうやって蓮池宮を探り当てた?」と聞く。莫不平は「あなたの放った霊蝶を見つけた卿塵が、氷藍晶を使い蓮妃の夢に入り込んで判明したのです」と答える。

「その“卿塵”とは何者だ?蓮妃も私の弟子だと言っていた」と言う昔邪。莫不平は「卿塵は聖巫女で、あなたの弟子です。玲瓏陣を開き、この時空に来た。彼女が現れなければ巫族はとうに滅んでいたはず」と話す。昔邪は「つまり卿塵は違う時空からやって来たと?」と言う。「いかにも。陛下は巫族の殲滅を企むゆえ、卿塵にも危害を加えるやも」と心配する莫不平。そこに卿塵が元溟に捕われたという知らせを巫女が伝えにくる。
卿塵を失うわけにはいかない莫不平は、皇宮へ向かうことに。


牢に入れられた卿塵の元に元溟が来る。「お前は妖術で皇子を惑わし、謀反を企てた。太常寺の莫不平も仲間だな?奴はどこにいる?」と言う元溟。卿塵は立つと「すべて私が1人でやったことよ」と返し、元溟は術で卿塵を飛ばす。「もう容赦はせぬ」と元溟が次の攻撃をしようとした時「やめよ」と言いながら莫不平が現れる。


元安は莫不平を捕らえた元溟に「あっという間に禍根を断ってくれたな。そちは思いのほか、やり手だったようだ」と言う。「父上のお役に立てて何よりです」と言う元溟。元安が「この功績に対し、どんな褒美を与えようか」と話すと、元溟は「己の努めを果たしただけ。褒美など求めません。ただし災いの種は根こそぎにするべきです。あの者は四兄上、七兄上と結託しました。追及せねば取り返しのつかぬ事態に陥るやも。どうかご明察を」と言う。

「災いの種だと?つまりそちは朕に凌と湛の罪を問えと言うのか?」と聞く元安。元溟は「巫族と結託し謀反を企てることは重罪に値します」と答える。元安は「だが、一方は軍の総帥で、一方は九城兵馬司だぞ。どう処分しろと言うのだ?」と言う。「どちらの任も替えが利くのでは?」と元溟が言い、机を叩いた元安は「愚か者め」と激怒する。誰に務まると?そちか?と。元溟は何も言うことができない。

元安は「己の兄弟すら殺める者に?あやつらを選んだのは邪心がないゆえだ」と言うと、孫太監に「朕の勅旨をこやつに読んで聞かせよ」と命じる。孫太監は「“溟王は徳に背く言動を取り、人としての道を踏み外した。庶民に落としたうえ、辺境に追放し、都に入ることを永久に禁ずることにする”」と読み上げる。驚いた元溟は「父上のため巫族の殲滅に力を尽くした私に、何ゆえかような仕打ちを?」と言う。

「力を尽くした?それは朕のためではなく、帝位のためであろう。そちの腹の内などお見通しだ。覚えておけ。朕はこの帝位を誰に渡そうとも、そちにだけは渡さぬ」と元安は告げる。元溟は「やはり父上は実の息子さえ容赦なく切り捨てるのだな。いつの日にか己が孤立した時に後悔しても遅いぞ」と言い返す。「誰か。この不孝者をつまみ出せ」と言う元安。元溟は自分をつかんだ兵を振り払うと、元安を睨みつけ自ら出て行く。


追っ手が迫っているため、元灝たちは廃墟でしばらく身を潜めることにする。しかしすぐに梁軍に気づかれ、凌王に知らせに行かせる元灝。元灝は今はここを死守し、援軍の到着を待つことに。

元灝たちが廃墟にいると勘づいた梁軍は、包囲し、出口を塞ぐ。
その報告を受けた簫続は「数日経ったら、生け捕りにせよ」と命じる。元灝を捕らえておけば必ず役に立つ、玄甲軍が援軍を寄こしたら元凌もろとも一網打尽にしてやる、と。


「洮陽の城門は4つ。私は1万の兵を率い東門へ。西と北は十一弟と羅玄に任せる。その隙に君たちは最も手薄な南門を突破しろ」と図面を見ながら朶霞に言う元凌。朶霞は「ダメよ。簫続と木頦沙の主力部隊の強さは桁違いなのよ。阿紫族だけ逃げるわけにはいかないわ」と言う。元凌は「突破は逃走ではない。城外で他の将兵たちと呼応し、兄君に援軍の要請を。さすれば木頦沙に打撃を与えられる」と話す。君の任務は重大だぞ、勝敗を左右する、と。しかし、だとしても私はここを離れない、あなたと共に残るわ、と言う朶霞。そこに元澈が来る。
「一大事だ。大兄上が道中で簫続の軍に襲われた。今、100里先に足止めされている。そこは荒れ果てた廃墟ゆえ、援軍を送らねばそう長くは持たない」と伝える元澈。


1人悩む元凌に「早く助けねば手遅れになってしまうわ。私がいるせいで決断ができないなら、心配無用よ」と朶霞が言う。「両国の危機だ、万全を期さねば。敵の目を欺き、水面下で事を進める」と言う元凌。


割れた玉の輪に触れながら“あれが最後だと知っていたら、胸の内をすべて打ち明けたのに”と思う卿塵。卿塵は「ダメよ、抜け出さなきゃ」とつぶやくと、術で牢を破ろうとする。しかし跳ね返され、破ることはできない。別の牢に入れられていた莫不平が気づき「やめなさい、結界が張られている。桃殀長老に知らせたゆえ、きっと行動を起こすはず。その時まで待つのだ」と止める。


簫続は元灝を生け捕りにする計画を木頦沙に話す。すでに数百里先の廃墟に足止めしているところだ、元凌は洮陽の奪還で疲弊している、元灝を捕らえ兵糧を奪えば我らに抵抗する力を失うだろう、と。「補給部隊の行軍は機密のはず。簡単に漏らすとは、どうやら溟王は身内を陥れてでも我らと手を組む気だな」と言う木頦沙。簫続は「溟王は悪辣な奴だ。兄弟の情すら顧みぬ。我々も用心せねばな。だが我々にとって魏国が混乱するのは都合がいい。溟王が兄弟を除く手助けをし、その機に乗じ魏国をたたき潰すのだ」と言う。

さらに、それにはまず元凌と玄甲軍からだ、元灝を捕らえ人質にすれば、洮陽を奪還するのに一兵卒も必要とせぬ、城外に伏兵を配しておけば元凌は袋の鼠も同然となる、玄甲軍を殲滅したあと魏国をたたけば、その広大で肥沃な国土は我らのものとなろう、と話す簫続。木頦沙は「意見が一致したな。魏国を手に入れ、阿紫族のすべての部族を私に従わせる」と言う。
簫続が「夜を徹して廃墟に向かう」と言い、2人は凌王に杯を捧げる。


元凌と朶霞が策を練っていると、元澈が「木頦沙たちは夜を徹して行軍し廃墟に向かっている」と伝えに来る。元凌は「敵の裏をかこう。精鋭を率いて奇襲し、大兄上を救出する」と元澈に話す。


元凌が危険を冒す気だと分かった朶霞は“黙って従うわけにはいかない。私が招いた事態は私が自らの手で決着をつけるべきだわ”と思う。


元安は牢へ行くと、卿塵に「1つ尋ねる。“双星現れ 風雲急を告げる”という言い伝えは事実か?」と言う。卿塵は「そうよ」と答える。元安は「そなたが片割れなら、もう片方は誰だ?凌王か?湛王か?」と聞く。卿塵が「秘密よ」と返すと、元安は「言わぬならば2人とも殺すだけのことだ」と言う。「虎でも我が子は食わない。あなたにも親子の情があると思ってた。どうやら私の勘違いだったようね」と言う卿塵。

元安は「朕は多くの者を殺めてきた。朕に仕えていた間に帝王の無情さに気づくべきだったな。情に流されるようでは天下などつかめぬ」と言う。朕の足下には無数の屍が転がっているのだ、と。卿塵は「因果応報よ。いつか天罰が下る。陛下の最期を見届けるわ」と言う。「度胸があるのは認めるが、そなたにはどんな結末も見届けられぬ。なぜなら明日、そなたと莫不平を斬首に処すからだ」と告げる元安。


元湛は咳き込み体調を崩しながらも、各州に宛てた文を書きあげる。それを夜明け前に届けるよう、李麟に命じる元湛。李麟が何の文か尋ねると、元湛は「じきに今年の献上品を納めるべく各州の使者が都入りしてくる。私はそれを阻止し、国庫の収入源を断つ」と答える。「そんなことをすれば凌王殿下への兵糧の供給にも支障が出ます」と言う李麟。

元湛は「影響はないはず。目下、大兄上が兵糧を輸送している。それが届けば、あと半月は持ちこたえられる。そして各州の殷家所有の商家に兵糧を用意させ軍を支援させる。四兄上に知らせ協力を得られれば、ひと月は持つはずだ。そのひと月の間に私は父上と勝敗を決する」と話す。李麟は陛下のお怒りに触れれば、とり返しのつかぬ事になると心配する。しかし元湛は「父上の怒りを買ったところで、戦の最中に私に手出しできぬはず。だとすれば、まだ父上から卿塵を守る手だてはある。卿塵の命と献上品を引き換えにする」と言う。

「そのあとは?陛下は絶対に殿下を放っておかぬでしょう」と言う李麟。元湛は「私に国庫を動かすほどの力があると知れば、父上も配慮なさるはずだ」と言う。李麟は「残念ながら、もう手遅れかと。先ほど知らせがあり、明朝一番に卿塵さんと莫殿は斬首に処されるそうです」と話す。驚いた元湛は「馬車を用意しろ。すぐに参内する」と慌てて出て行く。


鳳衍は「今後、どうなさるおつもりで?」と元溟に聞く。元溟は「父上は相変わらず冷酷だ。私を庶民に落とすことで一件落着とした。このままではおかぬ」と言う。「何か策が?」と言う鳳衍。元溟は「大兄上、四兄上、そして七兄上。この3人に天子の才があると父上は思っている。皆、優秀な皇子だとな。だが人の命には限りがあるのだ。いつか独りになった時、己の無情さを悔いるがいい」と言う。


元湛は謁見を求めるが元安は会おうとしない。元湛は入り口で跪き続ける。


ーつづくー


昔邪は助け出された後、どうなったの?と気になっていたの。
莫不平と話をしていたけど、桃殀とは会えたのかな?
卿塵が昔邪を助けに行かせてから桃殀が登場していないけど…。
でも牢に入れられた莫不平が、桃殀に知らせたって言ってたから元気だよね?

元灝が大変なことにヾ(・ω・`;)ノ
元凌もあっちもこっちもで…。
そして朶霞が一人で何か行動を起こしそう。
何をするつもりなんだろう?

元湛が体調を崩しているのが心配。
つらい体で跪いてて(;△;)



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村

いつもポチッを押してくださる皆様、ありがとうございます(*´ー`*)




1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
意外な元溟の処分 (time)
2018-07-25 00:30:30
久々の登場の昔邪さんも卿塵のことを
やっと理解できてよかったです。

今回はよくわかっていて、
ちゃんと処分するかと思えたのですが、
庶民に落としただけだったのですね。。。
いろいろなことを逆恨みして、暴走しないか
気になります。
戦場も気になりますし、
この状況はどう収拾がつくのでしょうか?
返信する

コメントを投稿