「遥かなる時空へ」
盗聴で会話が聞かれないよう彭澤は嘯天を外へ連れていく。彭澤が何の用で来たか聞き、嘯天は「ボスが兄貴を従わせよと。だが暁東と莫涵さんが捕まり心が痛い。海浜市に来て2人には世話になった。兄貴に救出策を相談したくて来たんだ」と話す。
彭澤は嘯天の脈を診て、霊脂蘭の毒が脾臓に達していると分かる。嘯天は「都統殿は悪党だ」と言い、善悪も分からず彭澤に逆らい、心配をかけたことを謝る。彭澤は「もうよい。兄弟の間柄で謝罪などいらぬ」と言う。
嘯天は大衛と共に暁東たちを救出すると話す。彭澤は彦軍が警察の協力を得たこと、他に民兵も組織し、数日中に敵の本部を攻めることなどを伝える。「その時は内外で協力し合い、奴らを攻め落とそう」と言う彭澤。嘯天はうなずきながら「任せてくれ」と言う。
彦軍は2日後に行動を起こすことを莫涵に伝える。「大衛が君を救出する」と話したあと、ソファーから足が滑り、莫涵の顔に急接近してしまう彦軍。気まづい雰囲気の中、彦軍は「ずっと君に言いたかった。今、伝えておかないと。君が好きだ、ずっと前から」と告白する。
見せかけではなく、本当にキスをする2人。
黒服の1人が大衛に食事を持ってくる。大衛はワザと箸を落とし「拾ってくれ」と頼む。黒服の男が拾っている隙に、ズボンに入っていた携帯を盗む大衛。
想いを募らせながら暁東の椅子に座っていた顕婷。そんな顕婷に“俺を覚えてるか?Dより”というメッセージが携帯に届く。
顕婷は探偵事務所に戻ってきた彦軍に携帯を見せる。彦軍は顕婷を外へ連れ出し「本部にいる大衛からだろう」と言う。
“D303M305 イカれ野郎”と顕婷の代わりに大衛と莫涵の部屋番号を入れ込んで彦軍は返信する。「あとは最後のピースがそろえば攻め込める」と顕婷が言い、彦軍はうなずく。そこに可尚が来る。
龍紋玉佩を可尚の近くへ持っていくと龍紋玉佩が光を放つ。
佑守は仕掛けられていた盗聴器を外し、いかがわしい声を流してみんなの会話が聞こえないようにすると、離れた場所へ持って行く。
彦軍が“黒スーツ”の本部へ行くと、物々しい雰囲気になっていた。「襲撃命令が出た」と彦軍に話す嘯天。何とかして襲撃を食い止めなければと考える嘯天に、彦軍は「心配するな、切り札がある」と言う。
彦軍は“黒スーツ”と会い、襲撃を見合わせるよう頼む。「いつ襲撃しようと私の勝手だろう」と“黒スーツ”が言うと「襲撃して転生儀を奪えたとしても皇族の血は?」と彦軍は聞く。「“朱”性の者すべてを捕らえるよう命じてある」と答える“黒スーツ”。彦軍は「いいことを教えよう。俺なら今日中に皇族の血と転生儀を渡せる」と言う。戦う必要はない、何もせずに望みがかなうと。
彦軍は先祖が誰なのか可尚に聞いていた。可尚は祖父に電話をかけ、自分の先祖が“明”の皇族と何か関係があるか聞く。その時、可尚の祖父は、家系図で我が朱家の先祖の中に朱元璋の名があったと言っていた。
彦軍が皇族の子孫と確信している者がいると知り、“黒スーツ”は襲撃を見合わせることにする。
呉警部の部隊は“黒スーツ”の本部を包囲していた。探偵事務所で「顕婷と可尚は俺と一緒に来てくれ」と言う彦軍。
みんなで探偵事務所を出ようとした時、徐菲が現れる。「私に知らせずに行く気?」と言う徐菲。
大衛は嘯天から受け取った道具で、手にかけられた手錠を外す。見張りの黒服たちを倒し、逃げ出す大衛。
彦軍は転生儀を持った呉警部と顕婷を連れ“黒スーツ”の元へ行く。「なぜ警部が?」と“黒スーツ”が言うと「望みの物を届けに」と呉警部が答える。「勝手なマネをして大変申し訳ないが、あんたの脅迫を受け続けている警部に転生儀を運ぶ役目を任せた」と言う彦軍。
呉警部は転生儀を渡す前に妻と子の安全を確認させてくれと言い、“黒スーツ”は警部の妻子を釈放させる。
電話で妻から釈放されたことを聞いた警部は、転生儀を置いて妻に会いに行く。
転生儀を前に笑う“黒スーツ”。彦軍は縛られた可尚を部屋へ連れてこさせる。
龍紋玉佩を取り出し、可尚に近づける彦軍。龍紋玉佩が光り出すと、彦軍は「見てのとおり、この玉佩は皇族に反応する」と話す。
彦軍は可尚を縛っていたロープを切り、可尚の血を小瓶に採る。
大衛は莫涵の部屋に入ると「監視装置を破壊した。数分間は奴らも気づかない。暁東は市長の救出に向かった」と伝える。
“黒スーツ”が血を垂らすと、転生儀が動き出す。高笑いをし暁東を連れてこいと“黒スーツ”は命じる。
警察と一緒に“黒スーツ”の本部へ彭澤たちが突入してくる。ポニーを守りながら、黒服たちと戦う彭澤。
彦軍が合図をし、可尚が手に持っていた九転夜明珠を転がす。それに気づき、拾うために“黒スーツ”がかがむ。そんな“黒スーツ”を襲う彦軍と可尚。さらに、そこに来た大衛も加勢するが、3人は“黒スーツ”に投げ飛ばされてしまう。
刃向かったみんなに怒り「洪暁東の霊脂蘭の服用を止めてやる」と怒鳴る“黒スーツ”。顕婷は“黒スーツ”に霊脂蘭の解毒薬を見せる。暁東はこれを飲み市長の救出に向かった、海浜市はすぐに正常に戻ると。
あの時、解毒薬を飲んだ龍龍は、脈が正常に戻り、解毒薬で助かっていた。暁東はその解毒薬を国際警察に渡し、配合成分を元に大量製造することに。
「今頃、世界中に解毒薬が届いてるはずよ」と顕婷は“黒スーツ”に告げる。
彭澤や嘯天も来ると、“黒スーツ”は逃げ出す。みんなは追いかけ、落ちていた九転夜明珠を佑守が拾う。
前からは呉警部たち警察が、そして後ろからは彭澤たちから“黒スーツ”は挟まれる。
徐菲と戦う“黒スーツ”を可尚が拳銃で撃つ。しかし弾で“黒スーツ”が傷つくことはなかった。「弱点1つない私を、誰が殺せるものか」と言う“黒スーツ”。彭澤や嘯天、大衛も戦うが、やはりかなわない。そして“黒スーツ”は佑守から九転夜明珠を奪ってしまう。
「500年前に一度、夜明珠を手にした折に、玉を削った粉を服用した私は不死身の体となった。たとえ霊脂蘭の解毒薬があろうと、転生儀と九転夜明珠さえあれば世界は私の意のままだ」と“黒スーツ”は言う。
“黒スーツ”は笑いながら自分の手に持っている九転夜明珠を見る。大衛は九転夜明珠を持っている“黒スーツ”の手を口元へ持って行き、“黒スーツ”の口の中へ九転夜明珠を入れてしまう。彭澤、嘯天、大衛が“黒スーツ”を押さえ込み、“黒スーツ”が光に包まれる。そして九転夜明珠を飲んだ“黒スーツ”は赤ん坊になる。
彦軍は莫涵にキスしたことを謝り「あの時の言葉は本心だが、君の同意なく唇を奪ってしまった」と言う。「実を言うと、ずっと考えてたの。あれは監禁されてたからわざと…」と莫涵が確認する。「違う。君が好きだ」と言う彦軍。莫涵は嬉しそうな顔になり「気づいたの、彦軍さんと一緒にいると幸せだって。できるなら私もあなたと一緒に世界中を冒険して、あなたがくれた日記帳に体験記を書きたい」と言う。そして「ずっと、そばにいたいの。私もあなたが好き」と言う莫涵。
莫涵が彦軍の頬にキスをし、彦軍は莫涵の唇にキスをする。
赤ん坊になった元“黒スーツ”のクロちゃんに「大きな力には大きな責任が伴うわ。世界を救わなきゃ」と話かける顕婷。暁東は「俺たちの愛を持って、今からそれを教えるんだ」と言い、手袋を取ってクロちゃんの心を読む。「こう思ってる。“パパはアイドルでママを愛してる”」と言う暁東。
暁東は露店で見つけたペンダクトを「俺たちを結びつけた夜明珠に似てる」と顕婷につける。
バッグを盗まれそうになった徐菲が、引ったくりを捕まえる。近くを歩いていた可尚は「徐菲?」と驚く。
莫涵にフラれ元気のない可尚を映画に誘う徐菲。乗り気じゃなかった可尚も、徐菲の色仕掛けに心が揺らぎ始める。
暁東宛に荷物が届く。段ボール箱を開けると、中には転生儀が入っていた。
驚く皆の前で転生儀が動き出し、暁東、彭澤、嘯天が引っぱられてしまう。皆で必死に押さえるが、転生儀の力が強く、吸い込まれてしまう暁東たち。そして転生儀ごと消えてしまう。
ーおわりー
え?( ̄▼ ̄|||)
最後のこれは、えーっと…え???(混乱中)
暁東たちは明に戻ったということ?
転生儀は誰が暁東に送ってきたの!?
転生儀に九転夜明珠が付いていたけど、九転夜明珠はクロちゃんのお腹の中じゃ!?
徐菲がまさかの可尚と!?と驚いているところに、もっとドカーンときたぁぁぁぁ。
徐菲には嘯天と結ばれてほしかったな…とか言ってる場合じゃなかった!!!(0д0‖)
これは続きがあるという事なのかな?
だったら嬉しいけど…。
このままだったら暁東と顕婷や彭澤とポニーが気になっちゃう。
続き続きぃぃぃぃぃ(≧∇≦)ノ彡
それにしても…今朝から超級がなくて寂しかった(;_;)
あっと言う間に終わってしまった感じ。
最後まで読んでくださった皆さん、コメントをくれた皆さん、ポチッとしてくれた皆さん、Twitterでリツイートなどをして下さったみなさん、有り難うございました!!
みなさんのおかげで最後まであらすじを書けました。
引き続き、他のあらすじも頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
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赤ん坊のクロちゃんや、徐菲はそっちと!?というのも驚きでしたが、最後の最後にビックリ仰天で。
ともあれ、龍龍が元気だったのと、彦軍と莫涵のラブラブぶりは良かったですね。
思ってたような恋愛ドラマ・タイムスリップドラマとはちょっと違っていたけど、悪にむかって皆で団結していく様子や、最後までどうなる?どうなる?と思えたのは良かったです。
後半展開が早かったし、主役不在とか足りないところもあったとは思うけど、深刻な流れになっても明るさ・軽さが伴っているのが好みでした。
面白いキャラクターも多くて楽しませてもらいました。
うささん、あまりコメントに来れませんでしたが、毎日のあらすじありがとうございました。
少しゆっくりされて、また新たなドラマが始まったら・・・(^_-)-☆
引き続きよろしくお願いします~。
最終回って書いてなかったし、ひょっとして翌日もあるのかと番組表を確かめたほどです。
黒スーツが赤ちゃん(クロちゃん)になったのもびっくりだったけど、カップルも3組できそうで、これでめでたしめでたしだったのに・・・・・衝撃のラストに(◎_◎;)
3人は滅亡前の明に戻ったの?
彭澤と嘯天と洪西東は明から来たのだから戻っても仕方ないとしても、暁東は?
うささん同様、他にもいろんな??でいっぱいです。
これは続きがあるのかな。
うささん、お疲れさまでした。
私もうささんのあらすじで完走できました。
ありがとうございました。
姐姐、本当にあらすじお疲れ様でした。
姐姐のおかげで最後まで完走できました。
引き続きほかのあらすじでもよろしくお願いいたします!
やっぱりみなさん、びっくりですよね 笑
わたしも最初見た時は、あっけにとられました… 笑
で、ファンのみなさんには続編を望まれる声が多いようです。
わたしはタイムスリップものはどうしても矛盾点が出て来るから、後は視聴者任せのところも出て来て仕方ないかな…って思ってます。
ただ、そこに納得できるかどうかは別で、わたしは「1989一念間」は納得できたけど、「皇后的男人」は今の時点でも結構ご都合主義的であまり納得できていません。(あくまでもわたしの考えです)
続きを考えると 小黑 を 顕婷 だけで育てるの??とかもやもやが増えるので…
わたしの場合、「振り出しにもどる」「メビウスの輪」だと考えることにしました。3人はまた1話に戻って同じ輪を繰り返す…まさに輪廻転生だと考えています 笑